サッカー少年のU君は塾からプロ家庭教師に切り替えて志望校合格!
担当教師 | 手塚先生 |
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指導開始 | 新小6の2月(日能研から家庭教師へ切り替え) |
志望中学 | 難関校でサッカーをしたい |
合格中学 | 本郷中 |
スタート時はどのような様子でしたか?
U君は地域のサッカークラブに所属しているサッカー少年で、難関私立中学校に入ってサッカーをしたいという本人の希望により小4から日能研に通っていましたが、家での復習が塾のペースに追いつかず、消化不良のままになっていたためにクラスは下から2番目でした。そこで新6年になる2月から、本人が一番勉強しやすく、かつ成績の上がる方法をご家庭内で検討した結果、集団授業から家庭教師への切り替えをということになり、6年生の2月から指導を開始しました。
指導内容を教えて下さい
指導開始時のU君は基本的な内容は何とか理解、記憶しているが応用されると手が出ない、という状況でした。その原因はサッカーに力を入れすぎていて、家庭学習が後回しになってしまっていることでした。U君自身はとても元気で、私との授業中はこちらの説明を真剣に聞いて理解しようとする真面目な性格の子でした。ですがサッカーの練習等の疲れで、私との勉強の最中にもよく居眠りをしていました。眠くなると自分からよく顔を洗いに行くほど気合は十分なのですが、なかなかはかどらない・・・という状況が続きました。
このままでは成績アップは難しいので、6月末に勉強とサッカーの両立は難しいから、サッカーの時間を減らそうという事に決めました。即ち、私が出す(多めの)宿題を確実に終わらせる、その日にやるべきことを確実に終わらせる、といった事を約束し、そのための学習計画を立て直しました。国語・社会についてはお母さんに宿題の丸付けをお願いし、国語の読解問題は「長くても音読する」これをほぼ毎日してもらいました。
算数は本人が好きな科目だったので、私の出す宿題はしっかりと取り組んでくれました。
入試の結果を教えて下さい
9月の首都圏模試偏差値56、合不合1回目 偏差値54、とあまり芳しいものではありませんでしたが、それでも今までの中ではかなり良い結果だったのでしっかりと励まし、モチベーションを下げないようにしました。難関校の過去問については10月中ごろから過去問を解かせ始めました。
11月には、首都圏模試で偏差値59、合不合で偏差値57になり、本人も勉強に専念している状況もあって、とてもいい雰囲気になってきました。
そして12月の模試では、四谷偏差値で61まで取れるようになりました。
そこで1月に入ってから志望校を再検討した所、「本郷を第一希望に・・・」というお話が上がりました。それまでに取り組んでいた本郷の過去問は相性が良く、1回目で7割近く(算理は7割を超していた)を得点できており、国語の記述もうまく書けていたので、これは大丈夫ではないかと、私は内心思っていました。そして見事、U君は本郷の合格を勝ち取ることができました。