中学受験プロ家庭教師 専修大学松戸中学校の傾向と対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

専修大学松戸中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

専修大学松戸中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、第1回

受験の攻略ポイント

千葉の共学難関校。どの科目も、標準的な問題が多い。基本事項の習得から、ある程度のレベルの内容まで、地道に努力を重ねてきたのかを問われる。

算数 標準レベルの問題が各分野から幅広く出題されるため、全ての単元の基本を固めることが大切。
国語 書き抜き問題・記述問題が大きなポイントになるため、しっかり練習をしておく必要あり。
社会 内容に偏りは無く、基本事項が多いので、テキストを全体に渡って丁寧に学習しておくことが大切。
理科 例年各分野から幅広く出題されるため、満遍なく基本的な知識を確実に身につけることが必要。

理科の攻略ポイント

最新年度
試験時間:
30分
満点:
50点

大問1は小問集合、大問2~5では物理・化学・生物・地学の4分野から出題された。ここ何年かの出題を見ても、同様の問題構成になっている。

今年度の大問は、地学分野では「星座早見」、生物分野では「心臓のつくりと血液循環」、化学分野では「気体の性質」、物理分野では「ばねの伸び」がテーマであった。例年各分野からまんべんなく出題されており、特定の分野だけにこだわることなく、すべての単元の基本をしっかり身につけることが大切である。

2024年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】小問集合 6分
【大問2】地学 星座早見 標準 6分
【大問3】生物 心臓のつくりと血液循環 6分
【大問4】化学 気体の性質 6分
【大問5】物理 ばねの伸び 標準 6分

社会の攻略ポイント

最新年度
試験時間:
30分
満点:
50点

地理・歴史・政治経済がおよそ2:2:1の比率で出題されており、地理・歴史に重点が置かれている。内容に偏りは無く、基本事項が多いので、テキストを全体に渡って丁寧に学習しておこう。

記述問題は1~2行程度の文量で、年度により1~3問ほど出題される。

2024年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】地理分野 標準 【大問1】【大問2】合わせて12分
【大問2】地理分野 標準 【大問1】【大問2】合わせて12分
【大問3】歴史分野 やや難 【大問3】【大問4】合わせて12分
【大問4】歴史分野 やや難 【大問3】【大問4】合わせて12分
【大問5】現代社会分野 標準 6分

算数の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
100点

整数・小数・分数の四則演算が4題、特殊算・図形等の独立小問が5題、大問が5題の構成で昨年と同様の問題構成であった。出題内容は、仕事算、平面図形と比、水の深さと体積、速さに関する問題など幅広く各分野から出題された。

小問は基本~標準レベルの問題が中心だが、大問の中にはややレベルの高い問題も含まれている。
本校受験者はまずすべての単元の基本を固めて欲しい。その上で、応用問題の練習にも時間をかけたい。特に、速さ・平面図形と比など本校入試頻出の単元には力を入れて欲しい。

2023年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算問題 標準 6分
【大問2】小問集合 標準 12分
【大問3】仕事算 標準 6分
【大問4】年齢の計算 標準 6分
【大問5】平面図形と比 標準 6分
【大問6】図形の移動・影に関する問題(相似の利用) やや難 8分
【大問7】水の深さと体積 標準 6分

国語の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
100点

文学的文章・説明的文章が各1題ずつ出題されている。文量は計10000字ほど。苦手な分野は特に重点的に練習しておこう。文章は受験生の年齢を考慮した内容になっているので、無理に難しい文章で練習しなくてよい。


書き抜き問題・記述問題が計6~7問あり、ことばで書く分量が多くなっているので、似たような傾向の試験問題で慣れておこう。

2023年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】漢字の読み書き 標準 3分
【大問二】小説の読解 標準 25分
【大問三】論説文の読解 やや難 22分

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伸びる受験生はどうしているのか?家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か?勉強のサポートの仕方から親子の関係性など・・・ぜひ参考にしてください。

学校 専修大学松戸中学校
偏差値 2023予測偏差値 ①男52/女54(四谷大塚80%)①男43/43(サピックス80%
併願校 1月入試では江戸川取手中・大宮開成中・麗澤中、2月は昭和秀英中青山学院中芝浦工大柏が多く見られる。
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低62%はクリアしよう。出身塾別で見ると、四谷大塚が多く、日能研・早稲田アカデミーが続いている。
進学実績 専修大学への内部推薦制度があり、校内選考試験などで17年度は33名が進学している。早稲田慶應上智などへの指定校推薦もあり。17年度卒業444名のうち、4年制大学への進学が79.1%、進学準備等が19.3%となっている。
その他 ハイレベルな「国際教育」と「理数教育」で、中高一貫プログラムのメリットを最大限に活用し、知・徳・体のバランスの取れた指導の実践。中3では13日間のアメリカへの修学旅行がある。高入生との合流はない。
基本情報 所在地 〒271-8585 千葉県松戸市上本郷2-3621
最寄駅 常磐線(千代田線) 北松戸駅下車の場合:徒歩約10分
新京成線 松戸新田駅下車の場合:徒歩約15分
連絡先 ℡:047-362-9102
沿革 2000年開校。
専修大学松戸中学校

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