学習院大学 国際社会科学部
入試対策と勉強法
「学習院大学 国際社会科学部」
入試傾向と科目別勉強法
学習院大学は、学習院独特の「偏差値法」による採点に注意が必要です。各教科の得点を「偏差値化」して合否を判定します。入試問題の傾向は学部・学科により微妙に異なりますので、特徴を把握して効果的な対策を行いましょう。
すぐに役立つ!科目別対策と勉強法
国際社会科学部の国語対策と勉強法
試験教科・科目は国語総合です(漢文は含まない)。2020年度以前も同じです。
「現代文」は1題が基本です(本学部創設の2016年度以降同じです)。これまでは論説文(評論文)のみで、文章内容はアメリカ政治論、社会論、文化論、文明論、文化論、都市論、民主主義論です。さほど硬質な文章はなく比較的読みやすいでしょう。21年度は都市論で隈研吾「コロナの後の都市と建築」(村上陽一郎編「コロナ後の世界を生きる――私たちの提言」所収)でした。
知識では、漢字の読み・書きが16年度以降、大問として出題されています(21年度も同じです。但し、18・22年度は小問扱いでした。尚、書きとりだけの年度もあります)。その他は小問として扱われ、四字熟語、語句の意味、慣用句・慣用表現、ことわざなどがこれまで出題されています。21年度は漢字の書きとり(2問)・読み(3問)と空所補充の語句の意味判別、そして、慣用表現の空所補充記述でした。
「古文」は1題で、これまで古代~近世の物語・説話・浮世草子といった題材から出題されています。21年度も鎌倉時代前期成立の説話物語集である「宇治拾遺物語」でした。文語文法から内容解釈までの総合的読解力、そして、歴史的背景を含めた古典常識も問われています。語句の意味も頻出で、文学史は必出です。21年度は助動詞の活用形記述や古文単語の漢字書きとりも出題されています。
国際社会科学部の英語対策と勉強法
2020年度と同様、出題傾向に大きな変化はありません。国際社会科学部は大問6題の出題となっています。全問英問英答問題で、Iが長文総合問題、IIが図表の読み取り問題、IIIが文法・語法問題、IVが正誤問題、Vが会話文空欄補充問題、VIが一部の文字を与えたうえでの単語完成問題(記述式)となっています。
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