東邦大学付属東邦中学校の傾向と対策
本年度:2023年度 前期
本年度 | 一昨年度 | 一昨年比 | |
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サピックス | 男子54 女子54 | 男子55 女子55 |
男子-1 女子-1 |
日能研 | 男子62 女子63 | 男子61 女子61 | 男子+1 女子+2 |
四谷大塚 | 男子61 女子64 | 男子62 女子64 | 男子-1 女子±0 |
首都圏模試 | 男子72 女子72 |
男子73 女子74 |
男子-1 女子-2 |
※サピックス偏差値・日能研偏差値・四谷大塚偏差値・首都圏模試偏差値は各社公表の数値から合格可能性80%を記載。あくまでも比較検討の目安としてお役立てください。
東邦大学付属東邦中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、前期
受験の攻略ポイント
千葉の共学難関校。どの科目も、標準的な問題を難なく解けるようになるとともに、各科目それぞれ、東邦大学付属東邦の傾向に合わせた対策を十分にしておこう。
算数 | 標準~やや難レベルの問題をすばやく解いていく「処理能力」が求められる。 |
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国語 | 「出題傾向」は一定だが、「難易度」は年度によってバラバラなため、「万全の準備」が必要。 |
社会 | 「見慣れない統計資料の読み取り」や「意表を突く問題の対処」、「混在する解答形式への対応」がポイント。 |
理科 | 物理・化学分野の計算問題は十分な練習が必要。「科学的内容に関する時事問題」への対策も必須。 |
算数の攻略ポイント
速さ、図形、割合に関する問題は、以前からよく出題されている。近年では、場合の数、や数の性質など、幅広い分野から出題されており、特定の分野に限定した学習は好ましくない。
いずれの分野も、少なくとも標準的な問題には対応できるようにしておく必要がある。
2024年度 前期
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
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【大問1】計算問題 | 易 | 6分 | ★ |
【大問2】小問集合 | 標準 | 12分 | |
【大問3】仕事算 | 易 | 2分 | ★ |
【大問4】場合の数 | 標準 | 2分 | ★ |
【大問5】立体図形 | 標準 | 7分 | ★ |
【大問6】平面図形 | 標準 | 8分 |
算数(帰国生入試)の攻略ポイント
平面図形、立体図形、速さ、割合に関する問題は出題されやすい。他にも、場合の数や数の性質など、幅広い分野から出題されており、特定の分野に限定した学習は好ましくない。いずれの分野も、少なくとも標準的な問題には対応できるようにしておく必要がある。
2024年度 前期
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】計算問題 | 易 | 5分 | ★ |
【大問2】小問集合 | 標準 | 11分 | ★ |
【大問3】約束記号 | 易 | 3分 | ★ |
【大問4】平面図形 | 標準 | 5分 | |
【大問5】売買算 | 易 | 7分 | ★ |
【大問6】立体図形 | 標準 | 10分 |
国語の攻略ポイント
説明的文章と文学的文章の大問2題という出題形式。漢字問題や総合的知識問題は小問扱い。総文字数は5000~7000字前後。解答数は25問程度。
設問形式は、抜き出し・空所補充・本文合致などの出題が見られるが、最新年度ではほぼ選択肢問題だけになっている。出題傾向は一定だが、難易度は年度により多少のばらつきがある。試験時間は45分なので、この時間に慣れておくこと。
2024年度 前期
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
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【大問一】論説的随筆文の読解 | 標準 | 23分 | ★ |
【大問二】小説の読解 | やや難 | 22分 |
国語(帰国生入試)の攻略ポイント
※本校では2024年度、「推薦」・「帰国生」・「前期」・「後期」の4回の入学試験が実施されているが、以下は全て「帰国生」についての説明。
2024年度は「随筆」と「小説」の「読解問題」が各1題という大問2題。「解答数」は19。文章量は約5200字。設問形式は、「選択肢」(「空所補充」、「内容合致」、「総合的知識問題」、「漢字問題」あり)、「抜き出し」(1問)、「語句記述」。こうした設問の中で厄介なのは「選択肢設問」だ。各説明が長いものもあり、判別が意外と難しい。しっかりと「解法」を習得して、練習しておく必要がある。100点満点。試験時間は45分。
2024年度 帰国生入試
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
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【大問一】「随筆の読解」(「「抜き出し」1問あり) | 標準 | 22分 | ★ |
【大問二】「小説の読解」(「語句記述」1問あり) | 標準 | 23分 |
理科の攻略ポイント
物理・化学・地学・生物の4分野から出題された。今年度は、化学分野では「ものの溶け方」および「化学変化と気体の発生」、物理分野では「ばねの伸び」および「力のつり合い」、地学分野では「気象災害」、生物分野では「花のつくり」および「外来種」に関して出題された。
例年2単元から出題されている分野もあることから、苦手単元を作ることなくずべての単元の基本を固めておくことが大切になってくる。
2024年度 前期
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
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【大問1】地学 気象災害 | 易 | 5分 | ★ |
【大問2】化学 ものの溶け方 | 標準 | 8分 | ★ |
【大問3】生物 花のつくり | 標準 | 4分 | ★ |
【大問4】物理 ばねののび | 標準 | 7分 | |
【大問5】生物 外来種 | やや難 | 5分 | |
【大問6】物理 力のつり合い | やや難 | 8分 | |
【大問7】化学 化学変化と気体の発生 | やや難 | 8分 |
社会の攻略ポイント
地理・歴史・政治経済と幅広く出題される。おおむね大問3題に各分野が割り当てられている。配点も各分野で均等で差はない。
総解答数は1問4点の計25問とシンプルな構成である。
リード文やあるテーマに対して、説明文や各種資料を読んで小問に答えていく形式で、記号選択問題が大半を占める。地理分野で統計や地図を用いた特徴的な問題が多く、難しい。
2024年度 前期
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
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【大問1】地理分野 | やや難 | 15分 | ★ |
【大問2】歴史分野 | やや難 | 15分 | ★ |
【大問3】政治経済分野 | 標準 | 15分 |
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学校 | 東邦大学付属東邦中学校 |
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偏差値 | 2023予測偏差値 前期 男61/女64(四谷大塚80%)前期 男54/女54(サピックス80%) |
併願校 |
1月入試では、県立千葉中・栄東中、2月入試では渋谷教育学園幕張中・市川中・駒場東邦中・海城中・女子学院中・豊島岡女子中・渋谷教育学園渋谷中が多くみられる。 *入試日程の変更にご注意ください |
合格者 | 合格最低点を見ると、事前の過去問対策では前期で最低65%、後期で75%はクリアしよう。出身塾別で見ると、サピックスが多く、四谷大塚・日能研・早稲田アカデミーが続いている。リーダーズブレインの生徒も同様の塾生が多い。 |
進学実績 | 千葉大・筑波大・東工大を始めとした国立大に2割、早稲田大・慶應義塾大・上智大に4割、MARCHに7割弱が合格している。生徒の約70%が理系志望で、東京理科大の合格者も多い。 |
その他 | 千葉県内屈指の進学校。高校2年の3学期には主要5教科の全範囲を終える。約7割の生徒が理系志望となっている。 |
基本情報 |
所在地 〒275-8511 千葉県習志野市泉町2-1-37 最寄駅 京成本線「京成大久保」徒歩10分・JR「津田沼」よりバス「東邦大付属東邦中学・高校前」徒歩2分 連絡先 ℡:047-472-8191 沿革 昭和36年開校。 |