受験テキストにおいて基礎知識として扱われるものや日常生活において経験することを題材としたもの、基本～標準程度の計算問題が多いから確実に得点したい。
月に関する問題が多めに出題された。

問2 体積、重さがそれぞれ３種類書かれているが、それぞれが指し示すものを正確に捉えたい。メスシリンダーの中に水とメダルを入れた図を描いて整理するのも手。

問3 はい芽米を知らない場合でも、推測で得点したい。稲の種子において胚（または胚芽）と呼ばれる部分を考えると良い。

前半は知識、後半は思考力を問うものだった。前半の知識問題は確実に正解したい。問5は悩みすぎてしまう場合は後回しにしてもよい。

問4 母親のヘモグロビンから胎児のヘモグロビンへと酸素が移るための条件を考えると良い。

問5 共通点を見つけられるか否かで差がつく問題。表に書かれている数字だけを見ると共通点が見つかりづらいと思われるが、表に登場する数値から、さらに言えることを探るのがコツだ。
交尾の時期が書かれているので、ふ化または出産の時期も調べようという考えを持つと良い。

受験テキストでは定番の化学物質についての基礎知識が必要である。銅や生石灰など、やや手薄になりがちな物質が選択肢に盛り込まれていたが、これらを知らない人でも消去法で処理したい。
また、ろ液中に含まれる物質と沈殿物をあべこべにしてしまうミスは避けたい。

問1 実験１～４を一通り読み、実験に用いた５つの物質を特定してから答えた方が確実だろう。したがって、この問題は問6まで解き進めた後に解いてもよい。

問7 内容自体は複雑ではないが、単位の変換を正確に行う必要があるため、丁寧に処理したい。

珍しい設定であるが、落ち着いて内容理解することができればオーソドックスなばねの問題である。

問1 ばねの伸びが吊り下げたおもりの重さに比例することを手掛かりに考えると良い。同じ体積の水と液体Ａを入れたときのばねの伸びの比が、同じ体積の水と液体Ａの重さ（密度）の比を表すことを利用すると良い。ばねの伸びが同じ長さになるときの水と液体Ａの体積比と密度の比が逆比になることに注目しても良い。

問2,3 はかりが支える力とばねが支える力の和がおもりの重力に等しいことを利用したい。また、重さと体積の混同はくれぐれも避けたい。

問4,5 ばねを上下に直列に接続した場合、考えようとするばねには、その下にある全てのおもりの重さがかかることに注意したい。また、軽い容器と書かれているので、容器はそれ自体の重さを考えなくて良いことにも注意したい。