（１）川と海を行き来する魚は、アユ、サケ、ウナギ。

（２）満月は日の入りの頃東からのぼり、日の出の頃西に沈む。

（３）食塩水の凝固点は０℃より低い。

（４）食塩水の濃さが濃いほど密度が大きくなる。物体が液体につかった時に働く浮力は、液体の密度が大きくなるほど大きくなる。

（５）時事問題。患者のiPS細胞から作った血小板を輸血する治療法に関する出題。

各分野からの小問集合。時事問題も含まれる。今後も時事問題が出題される可能性が高く、対策が必要である。

• （１）気温は風通しのよい場所で測る。

  （２）雲量９～１０が曇り、２～８が晴れ、０～１が快晴。

  （３）観測した気温のデータから、この日は３月頃と考えられる。

  （４）天気、風向、風力を図で示す問題。風向を示す矢は風が吹いてくる向きに向けて描くことに注意。

  （５）日本付近上空に吹く偏西風の影響で、天気は西から東へと移り変わっていく。

  気象に関する知識問題、いずれも基本的なもの。ここで得点できなかった場合は、テキストに戻って知識の整理をしっかり行うこと。

• （１）カイコは昆虫なので、頭・胸・腹の３つに分かれている。

  （２）中の見えない紙の箱でもオスが反応を示したことから、目で見てオスの存在を知るのではないといえる。

  （３）ふたをした透明はガラスの箱の中のおすに反応が無かったことから、目で見てメスの存在を知るのではないことがわかる。

  （４）空気の振動はふたのない紙の箱の中、金網の中には伝わるが、ガラスの箱の中には伝わらない。よって、実験の結果通りになる。

  （５）音ではなくフェロモンによるものであることを確かめるためには、オスの側からメスの側に風を送った時と、メスの側からオスの側に風を送った時の差を確かめればよい。

  （１）は知識問題だが、（２）以降は実験の結果を考察する問題。実験結果だけから何が言えるかを考えること。

（１）（２）フェノールフタレイン液がアルカリ性で赤、その他では無色。BTB液は酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色を示す。

（３）実験２より、X液３０㎤とY液４０㎤を混ぜた時に中和していることから、中性になる時の体積比は３：４。

（４）実験３と中和するときの体積比より、X液７５㎤とY液１００㎤で中和すると、３．０ｇの食塩ができることがわかる。
X液２００㎤とY液１５０㎤を混ぜると、X液１１２．５㎤とY液１５０㎤で中和し、３．０×１．５より、食塩が４．５ｇ残る。

中和反応に関する計算問題と指示薬の色の変化に関する出題。中和反応の計算は標準的なもので難問ではない。
ここで得点できなかった場合は、指示薬に関する知識をもう一度整理するとともに、中和の計算問題の練習に時間をかけたい。

• （１）重さの比が３：２であることから、中心Oとの距離を２：３になる点に１５０ｇのおもりをつるせばよい。

  （２）（３）１２０ｇのおもりと６０ｇのおもりの間を１：２に分ける点を１８０ｇの力で上向きに引けばよい。

（４）２つの１００ｇのおもりの真ん中の点に２００ｇのおもりがあると考える。この２００ｇと３００ｇのおもりが中心０に対して３：２の位置になるように３００ｇのおもりをつるせばよい。

（５）まず、３００ｇと１００ｇのおもりをおもりの間を１：３に分ける点に４００ｇのおもりがあると考える。
次に、この４００ｇのおもりと実際につり下がっている４００ｇのおもりの真ん中に８００ｇのおもりがあると考える。
最後に、この８００ｇのおもりと中心Oに対して１：４の位置になるように２００ｇのおもりの位置を決めればよい。

針金で作った「正方形のわく」におけるてこのつり合いに関する出題。考え方は棒のつり合いの応用。
このタイプの問題練習の経験が無いと厳しい出題かも知れない。
今後も同タイプの出題がある可能性もあるので、この機会に同様の問題の練習を行って欲しい。