（１）水が氷になると、重さは変わらないが体積は増える。

（２）ホウセンカは双子葉類。形成層に沿って維管束が並び、維管束の内側の道管が赤く染まる。

（３）左右のおもりの重心の位置が低いものが、最も倒れにくい。

（４）高気圧から時計回りに風が吹き出す。

（５）ガソリンを使わない電気自動車の実用化が進んでいる。

（６）水素と酸素の反応で電気エネルギーを取り出す装置は「燃料電池」である。

（７）生物の食べる-食べられるの関係を「食物連鎖」という。

（８）マッチに火をつける、自転車のブレーキなどに共通する力は摩擦力である。

（９）夏至の日、北極は白夜になる。太陽は沈むことなく、地平線と平行に回転する。

（10）「南海トラフ」を震源とする大地震の発生が心配されている。

各分野の基本知識の小問集合。テキスト等で学習していれば容易に解答できるものが中　心だが、時事的な内容や、やや細かい知識を含んだものもあり、日頃から自然や科学に　興味を持っているかが問われている。

（１）（２）大きな力で停止しているタイヤを動かすには、エンジン側のベルトは外側に、タイヤ側のベルトは内側にかければよい。

（３）自動車の部品の中で「てこの原理」が使われているものを考える問題。
座席やヘッドライトはてこの原理とは無関係。

（４）プーリー中心の位置に注意。半径３０ｃｍ中心角２７０度のおおぎ形の弧の長さ＋半径５ｃｍ中心角９０度のおおぎ形の弧の長さ＋２５ｃｍ×２　となる。

てこの原理に関する問題であるが、自動車のエンジンをテーマにしている部分でやや難しい出題になっている。

（１） 表をもとにグラフを作成する問題。

（２） グラフの折れ曲がる部分、水酸化ナトリウム水溶液を２０ｍL加えた時に中和している。

（３） 濃さの計算。２５×０．０３　より０．７５ｇ

（４） １ｇの塩化水素と中和する水酸化ナトリウムは１．１ｇなので、０．７５×１．１　より０．８２５ｇ

（５） ２０ｍLの水酸化ナトリウム水溶液に０．８２５ｇの水酸化ナトリウムが溶けているので、０．８２５÷２０×１００　の結果を四捨五入して４．１％。

中和に関するグラフの作成と計算問題。ここで得点できなかった場合は、テキストや問題集を使って中和や濃さの計算問題の練習をしっかり積み重ねて欲しい。

（１）体の各組織で枝分かれしている細い血管を毛細血管とよぶ。

（２）ヒトの心臓の位置を答える問題。

（３）ヒトやイルカなどほ乳類の心臓のつくりは２心房２心室である。

（４）ヒトの血液循環に関する問題。

（５）静脈の弁は血液の逆流を防ぐ役割をしている。

ヒトの心臓と血液循環に関する知識問題。確実に正答したい。ここで得点できなかった場合は、ヒトの心臓のつくり、血液循環、セキツイ動物の心臓のつくりなどの復習をしっかり行いたい。合わせて、消化の働きなどヒトのからだの働き全般の見直しをして頂きたい。

（１） さそり座などの星座をつくる星は自ら光を出している「恒星」である。太陽も恒星である。

（２） 恒星・惑星・月、いずれも地球の自転により東から西へ動いて見える。

（３） 月は公転しているため、翌日の同じ時間には約１２度東の位置に見える。

（４）（５）記述問題。時事的な内容も含まれている。火星の位置によって大接近して見えた。

天体に関する知識問題。確実に正答したい。