日本大学 医学部 合格
体験の時点から僕自身の課題点を意識して指導してくださいました。
- 出身校 暁星高校 卒
- 担当教員 鈴木先生/小池先生
- 受講科目 英語/数学・物理・化学
合格校
日本大学医学部
合格者インタビュー
Q.家庭教師を開始するまでの状況
家庭教師を開始するまでは、医学部専門の塾に通っていました。
朝の9時から夜の9時まで1日中勉強するような環境であり、勉強時間の確保はできていましたが、自分のペースを掴むことができず、知識が整理できないままひたすら勉強に追われる…という状況に悩んでいました。
Q.家庭教師を依頼した理由
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自分自身の課題を把握しつつ、学習のペースを確立しながら進めていきたいという考えから、1:1の家庭教師を検討するようになりました。
家庭教師を依頼すること自体は中学生のころから経験していたため、身近な存在だったことも検討した理由の一つでした。
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Q.家庭教師の先生に対する感想
英語の先生と理系科目担当の先生と、両方の体験授業を受けましたが、どちらの先生も体験の時点から僕自身の課題点を意識して指導を行ってくださったため、今後どのように勉強していくかの展望が見えてきました。
どちらの先生も知識が豊富で接しやすかったため、未習分野や不明点の解説をしてもらうだけでなく、日々の学習内容や目標立てなどについても全般的に相談していました。
Q.家庭教師の授業に対する感想
英語の先生は、得意な英語をより磨き上げるための学習法を的確に指導してくださいました。
先生と長文の問題集を1冊仕上げてからは、かなり早い段階から過去問に取り組むことができ、苦手な理系科目の勉強に注力する時間を作る事ができました。英語長文の正しい思考パターンを身につけてから、時間内に問題を読み解く力を養うという流れで授業が進んでいきましたが、その都度受けるアドバイスは納得がいくものばかりで、とてもためになりました。
理系科目の先生は、数学、物理、化学の3科目をすべて担当してくださっていました。
僕は英語に比べて理系科目への苦手意識が強かったので、先生も最後まで心配だったと思います(笑)
とにかくやることが山積みでしたが、先生が毎回の授業の度に科目や単元ごとにすべきことを整理し、細かく指示出しをしてくださったので、「来週までにこれをやる」という目標が常にでき、着実に知識を着けることができました。
Q.家庭教師の授業を開始して変わったこと
まず、英語に関しては、なんとなく雰囲気で読んでしまう傾向がありました。しかし、明確な理由もなく単語の意味をくっつけて読むのでは、だんだんと限界がきてしまい…。そこで、先生からは徹底的に「精読」を指導されました。(高1の最初で習う)構文を意識した読み方をすることで、文章の流れが正しく理解できるようになりました。また、使用していたNextStageに載っている英文法、熟語について、長文で出てくる際にどう使われるかという添え書きをびっしりとしてもらったため、より意味を正確にとらえられるように。
長文をなんとなく読んでいた当初と違い、明確な根拠をもった精読が可能になった結果、英語を確実な得点源にすることができるようになりました。
次に、理系科目については、もともと得意ではない上に未習分野もあったため、何から手を付けていき、どの教材を使うかといった、状況整理から始まりました。
数学は、苦手な単元を割り出してから、教科書レベルの基礎的な問題を2周することからスタート。整数や複素数平面への苦手意識が強いことを確認したため、特に入念に演習を重ねました。
物理は、現役時代に学校から配られたリードαを一周しました。数学と同じく、こちらも基礎的な問題が載っている教材ですが、苦手分野である原子を中心に基礎を固める必要があったため、コツコツと取り組みました。
化学は、そもそも未習だった無機、有機の内容について、教科書を使用した解説を受けつつ、夏ごろからは暗記項目の詰めも開始しました。とにかく量が膨大だったので、冬頃までずっと暗記を続けることになりましたが、その分得た知識の量が受験に生きたと思います。
数物化すべてに共通しているのは、基礎的な問題に継続して取り組んでいたということです。その週に扱った内容は次にも持ち越せるよう、先生から出された課題は残さずこなしていました。
12月に過去問演習に入ってからも「ここまでは得点すべき問題、ここからは飛ばしていい問題」という振り分けを先生に行ってもらいつつ、基礎を必ず得点するという意識を持って取り組み続けました。
その結果、苦手意識が強かった理系科目を、一定以上の得点が見込めるまでに成長させることができました。
特に、未習分野が沢山あった化学については、日大の受験当日に確かな手ごたえを感じられるようになるまで成長できたため、最も変化を実感する科目になりました。
Q.家庭教師との思い出、エピソードなど(勉強以外も可)
理系科目は、やることが山積みで受験直前まで予断を許さない状況だったので、先生とも雑談などはあまりせず、とにかく学習に集中するようにしてしました。一方で、英語はかなり早い段階で問題集を仕上げ、過去問にも取り組めていた分、先生と趣味の文房具や車の話をしながら適度に力を抜く時間を作っていました。
このバランスが本当に良かったと振り返っています。先生二人ともが緊張した雰囲気だったら、どこかで心が折れてしまったかもしれませんし、二人ともがリラックスした雰囲気だったら、甘えがでてしまったかもしれません。
それぞれの先生が違うスタンスで接してくれたからこそ、メンタルを安定させたまま受験に臨むことができました。
Q.進学先(大学)で何を学びたいか
医者になりたいという気持ちは小学生のころから抱いていて、『将来の夢』というテーマの作文でも、医者になるという夢を語っていました。
今回の受験を経て、長年の夢を叶える一歩を踏み出せたので、大学に入ってからも引き続き目標に向け、沢山経験を積んでいきたいと思います。
Q.これから受験する後輩たちへアドバイス
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医学部受験というと、難度が高いイメージから、応用問題や難問奇問を解けるようにならなければ…という考えに囚われがちですが、実際は基礎的なことを確実に抑えていくことが大切だったと振り返ります。
僕自身も、特に苦手な理系科目について、色々と医学部用の参考書を用意したほうがいいのかな?と考えていましたが、先生と使用教材を整理した結果、教科書やセミナーといった学校で配られる教材をやり込むことになりました。
最終的に、解ける問題を確実に取りに行けたことが合格に繋がり、この基礎学習が功を奏したのだと実感しました。