問１　ふりこの長さとは、支点からおもりの重心までである。
　
問２　記号選択と記述問題。おもりをたてに長くつなぐと、重心の位置が変化してしまう。

問３　調べたい条件以外の条件をそろえればよい。

問４　左半分は75㎝のふりこ、右半分は25㎝のふりことなるので、17.3×1/2＋10.1×1/2より、13.7秒となる。
　
問５　周期を短くすればよいので、ふりこの長さを短くする、そのためには、支点とおもりの間隔を短くすればよい。

問６　2人が座っている時には支点から重心までの長さが変わらないが、立っているときには、身長の高い姉の方が、重心までの長さが短くなる。

問７　調べたい条件以外の条件をそろえて考えると、おもりの重さと落下した距離によってきまることがわかる。

ふりこの運動に関する出題。いずれの設問もふりこの運動に関する出題においては典型的なものであり、難問は見られない。

問１　（１）道具の使用から脳の発達があてはまる。手足の発達はその前に見られている。
　　   （２）メダカとホタルは川、タンポポは草原が適している。

問２　（１）Aは植物であるシロツメクサ、Bは草食動物であるウサギ、Dは小型の肉食動物であるキツネ、Cは大型の肉食動物であるワシ。
　　   （２）B（草食動物）が減ることにより、Bに食べられるA（植物）はやや遅れてから増える。

問３　（１）温室効果ガスである二酸化炭素の増加によって、気温の上昇→海面の上昇→ひがたの減少→小型生物の減少、の順に変化が起こる。
　　   （２）冬は植物の多くが葉を落とし、その結果光合成量が減る。
　　   （３）1本の木が1年間で吸収する二酸化炭素が550㎏、放出する二酸化炭素は170＋370より540㎏。550－540より、10㎏の二酸化炭素を減少させることができる。従って、5000÷10より500本。
　　   （４）①里山の保全：在来種減少を改善する、②畑にテントウムシを放つ：アブラムシを捕食してくれるので、農薬による土壌汚染を防げる、③窓辺のグリーンカーテン：気温の上昇を防ぐ。

食物連鎖と環境問題についての出題。計算問題や、やや細かい知識を問う問題も含まれている。

問１　水は中性なので、万能試験紙は緑色に、レモン果汁はpH2～3で酸性なので、万能試験紙の色はオレンジ色になる。

問２　pHが7で中性7より大きくなるにつれてアルカリ性が強くなり、7より小さくなるにつれて酸性が強くなる。

問３　二酸化炭素の水溶液は「炭酸水」。
　　　
問４　（１）赤色リトマス紙が青色に変化するのはアルカリ性。アンモニア水・重そう水、水酸化ナトリウム水溶液が該当する。
　　   （２）アルミニウムを溶かす水溶液として、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液が該当する。
　　   （３）水溶液の加熱に用いる実験器具としてふさわしいのは「蒸発皿」。
　　   （４）鉄は塩酸にとける。残った固体（塩化鉄）は、黄色っぽい。
　　   （５）食塩水はE、アルコール水溶液はH、アンモニア水はA、塩酸はC、重そう水はF、水酸化ナトリウム水溶液はGにあてはまる。従って、BとDにあてはまる物質はない。

問５　（１）2㎥＝2000Lなので、4600÷2000より2.3ｇ。
　　   （２）連比を取ると、排出される二酸化炭素の重さが最も少ないのは液化天然ガスとわかる。
　　　
水溶液の性質に関する出題。正確な知識が求められる問題が中心。計算問題も含まれるが、難問ではない。

問１　シラス台地は「火山灰」が積もって形成された。火山が噴火したとき、地下にあった「マグマ」が噴出する。

問２　火山灰の粒は角ばっている。

問３　土だけは火山の噴出物ではない。

問４　マグマは岩石が熱で溶けた状態である。

問５　広い範囲に広がる火山灰の層は「かぎ層」と言われ、地層ができた時期等を調べる際に使われる。

問６　昭和新山は噴出したマグマが冷えて固まってできた。西之島は海底火山の噴出物によって新島と一体となった。

問７　写真で示されたシェルターは、噴火の際に飛来する石から身を守るためのものである。

問８　（１）日本列島内に火山が多いことから、プレート境界より陸地側に火山が多いと言える。
　　   （２）火山曲線を図に描く問題。図中の火山印（▲）を結ぶと、2本の火山曲線が描ける。

問９　火山の熱で地下水が温められたことにより、温泉ができる。
　　　　　
火山についての出題。知識問題が中心で、図を作成する問題も含まれる。日本の代表的な火山や、最近噴火した事例についてはしっかり学習しておきたい。