医大・医学部受験プロ家庭教師 久留米大学 数学の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

久留米大学 数学
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)

出題範囲は数学ⅠAⅡBⅢCです。よく出題される分野としては、微分積分、場合の数・確率、図形と式などが挙げられます。しかし、多くの分野から出題されているため、特定の分野に偏った学習をすることよりも、弱点分野を作らない学習を心がけた方がよいでしょう。

出題量と時間配分

大問は6問程度出題されており、試験時間は90分となっています。設問数を考えると、ある程度のスピードは要求されます。易しい問題に関しては短時間で終わらせて、時間をかけるべきところに時間をかけられるようにすることが重要です。

出題形式

小問集合のような問題はなく、すべて大問形式で出題されています。いずれの大問も、いくつかの小設問に分かれており、出題者の誘導に従って解き進めていくことになります。易しい設問からスタートして、少しずつレベルが上がっていくタイプが多く見られます。

解答形式

すべてマーク方式の問題です。もちろん部分点は存在しないので、〇か×しかありません。高得点が要求されますので、素早さと正確さが何よりも重要といえます。答えを求めるだけなので、途中式を丁寧に書く必要はありませんが、つまらないミスをしないよう注意しましょう。

攻略のポイント

久留米大医学部では、標準レベルの問題を中心とした出題ではありますが、一部にやや解きにくい問題も見受けられます。まずは標準レベルの問題をきちんと得点できるようにすることが重要です。毎年、多くの分野から出題されていますので、苦手分野を残さないようにしましょう。

やや解きにくい問題は、難しいというよりは時間がかかる問題といえます。まずは、標準レベルの問題を確実に正解できるようにすることが重要です。そのためには、各分野の土台を固めて演習を繰り返すだけでなく、問題の難易度や処理量を見極める力も必要です。

初めのうちは、標準レベルの問題を解くのに時間をかけて構いません。しかし、徐々にスピードアップもしていくことが強く望まれます。医学部を目指すうえでは、標準レベルだけの対策では不安が残りますので、やや解きにくい問題にもある程度は手をつけられるようにしておきたいところです。入試本番では、解きやすい問題を短時間で解き、時間をかけるべきところに時間をかけられるようにしなければなりません。

微分積分について
ほぼ確実に出題される分野であることはいうまでもありません。習得に時間がかかりますので、なるべく早めに微分積分の学習に入れるよう、計画的に学習を進めておきましょう。
また、微分積分は、計算力が解法時間の差に現れやすい分野でもあります。計算トレーニングは日々しっかり行うようにしましょう。ラジオ体操のような感覚で、毎朝定期的に取り組むといったやり方をお勧めします。
 
場合の数、確率について
理解度の深さがポイントになる分野です。勘違いを起こしやすい分野ですので、多くの問題に触れて、きちんと理解したうえで正解できているかを確認しておくとよいでしょう。いわゆる難問まで演習する必要はありませんが、様々なタイプの問題に触れておくことで、自信をもって解答できるようにしたいものです。
推奨テキスト

(1)『青チャート』(数研出版)
(2)『黄チャート』(数研出版)
いわゆる網羅系参考書です。問題量が非常に多いので、すべての問題を解く必要性はありません。通常であれば青チャートをお勧めしますが、数学に苦手意識がある場合は黄チャートでスタートしても問題ありません。黄チャートで、各分野を一通り学ぶのにかける時間を短縮する作戦も有効です。どちらを使うにせよ、解法をきちんと使いこなせるようにすることが重要です。

(3)『教科書傍用問題集』(各社)
教科書傍用問題集とは、教科書に準拠した問題集のことで各社から出版されています。書店で購入するよりも、学校で配られる場合が多いでしょう。
基本事項や定石の定着に向いている問題集です。確実な処理能力が重視されているので、このような問題集で反復演習を重ねることは、大変有意義です。ただし、解説が不親切な場合もありますので、指導者に相談して取り組むとよいでしょう。

(4)『合格る計算 数学Ⅲ・C』(文英堂)
「合格る」と書いて「うかる」と読みます。このテキストは、計算力強化にとても役に立ちます。計算方法のコツが丁寧に説明されており、計算の上手・下手にまで触れている希少なテキストです。自分の計算方法を改善するきっかけにもなるでしょう。

(5)『Z会数学基礎問題集 チェック&リピート』(Z会出版)
学んだ内容の定着度を確認するのによいでしょう。また、苦手分野の確認・復習にも向いています。この問題集は、スラスラ解けるかどうか確認することを主な目的としています。問題にもよりますが、スラスラ解けるようになるまでしっかり練習しておきましょう。隙のない学習が問われますので、入試直前期までくりかえし取り組むことをお勧めします。

(6)『チョイス新標準問題集』(河合出版)
標準的で良質な問題が並んでいます。また、問題の難易度も適切です。まずは、分野を問わず、このレベルをクリアすることを大事にしましょう。問題量は多すぎない程度なので、くりかえし取り組むにもよいでしょう。

(7)『大学への数学 1対1対応の演習』(東京出版)
適度な難易度の問題が並んでおり、得られるものも多い問題集です。網羅系参考書を黄チャートなどで取り組んだ受験生には、ぜひとも取り組んでいただきたいところです。

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

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