K君は6年生からスタート プロ家庭教師だけで志望校合格!
担当教師 | 小池先生 |
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指導開始 | 小6の7月 |
志望中学 | 未定(地元の公立中はNG) |
合格中学 | 日大中・広尾学園中・高輪中 |
スタート時はどのような様子でしたか?
地元の中学には余り行かせたくないということで、6年生になってから中学受験を決め、 栄光ゼミナールに通塾しはじめたK君が家庭教師を始めたきっかけは、塾の先生から、第一志望であった日大(日吉)は無理だということを、それとなくニュアンスで伝えてきたことがきっかけでした。
K君はマジメな子でしたが、やはり遊びたい盛りで中学受験に関しても、全くと言っていい程興味はなく、親に言われてなんとなく受験勉強を開始した状況でしたが、勉強そのものに対して少しは楽しいと言い始めていたので、「中学受験を完全に諦めるのではなく、家庭教師に切り替えて続けてみよう。」とお考えになり7月から指導を開始しました。
指導内容を教えて下さい
指導開始時のK君の状況は首都圏模試(第1回)の偏差値で算数40前後、理科45前後。一方国語は60弱、社会は60以上でしたので、算数中心(+理科)の指導を進めました。
K君は社会がとても好きな生徒で、特に歴史は、物すごくよく知っており、その知識量には驚かされました。逆に理科は全く中学受験勉強をしていない状況と言っても過言ではない厳しい状況でした。
指導内容は主に中学受験の算数として重要な、①「計算(基本)」、②「割合」、③「図形(平面・立体)」、④「速さ」、⑤「数の性質 及び確率」に重点をおき、特に①に関しては、日々課題を10問与え取り組ませました。夏休み以降は、「倍速」と名付け20問/日取り組ませるようにしました。②~⑤に関しては優先順位を明確にし、取り組むテキスト及びスケジュールを提案し実行していきました。
入試の結果を教えて下さい
秋以降の首都圏模試でも国社は、安定して偏差値60前後をキープしていたが、10月の模試では算数と理科も共に50以上となり、特に算数の上記①②に関してはミスをしなくなってきました。11月には4科で偏差値59と順調に伸びていきましたが、過信をさせないよう12月に四谷の合不合を受けさせたところ厳しい結果となりました。しかしそこで落ち込ませず、ミスをしっかりと分析、効果的に弱点補強が出来ました。結果的には、日大(日吉)・広尾学園・高輪に合格出来ました。
今回のケースで、素晴らしかった、言い換えるならば「成功の素」は、リスクがほとんどなかったことでした。ご家庭のサポートも大きく、時間管理が正確であったからと言えます。
また、夜 23:00には就寝、朝6:00起床という点も、受験生によって大敵である睡眠不足にならなかったこともよかったと言えます。
以前K君が図形の問題に対して、頭をかかえて悩んでいたときに、「このように解くとできるんだよ!」と指導したところ、目を丸くして「すごい!なるほど!!」と感動していたことが、とても嬉しく思いました。やはり算数は「純粋に感動することが大切」と言えるでしょう。