中学受験プロ家庭教師 弱点克服・志望校入試傾向対策
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桐光学園中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2015年度「桐光学園中学校の理科」
攻略のための学習方法

①基本問題と繰り返した典型問題
基本問題と今まで繰り返してきた典型問題で、合格者平均点まであまりあるものとなっている。よって、対策は基本テキストの徹底ということになる。難しいテキスト・カリキュラムは厳禁である。失敗のもとだ。逆に使用するテキストの選択が難しくなる。塾のものであれば、9月以降のテキストの繰り返し。もしくはもっと割り切ってしまって、まとまっている夏のテキストを何度も繰り返すことで十分だと思われる。市販のテキストなら、基本的な何度も繰り返せるテキスト1冊と一問一答的なテキスト1冊の合計2冊で十分であろう。9月以降となると、難しい問題に手を出してみたり、数をこなしてみたりとやってしまいがちであるが、それよりも大切なのは基礎の徹底である。成績上位の生徒であっても一問一答の基本的な問題もまだまだもれがある。基本は100%といっていいほど仕上げてほしい。できなければ偏差値的に大きな差がつく。また、小学生の勉強は大人から見ると、時間がたつとびっくりするくらい良く忘れていく。これは小学生の特徴だ。よって、何よりも繰り返しが大切になる。問題の数をこなすよりも何度も何度も同じテキストの繰り返しだ。そのためにはテキストはなるべく少ないほうがいい。

②知識
また、もう一つは一問一答の問題集だ。結局は知識で大きな差がつく。それは合否には決定的なものとなる。しかし、この一問一答式の問題集は小学生が使うには一つ大きな問題がある。一人で暗記させていると、本当に丸暗記になってしまうときがあるのだ。意味もよくわからずに言葉のみをどんどん覚えていくという。大人には信じられないが、子供はそのほうがかえって得意だったりする。しかしそれでは入試には当然使えない。暗記モノだから一人でできるだろうというのは小学生には通用しない。あやしいところは逆にその言葉を説明させてほしいのである。全てをそうやるのは無理ではあるが、出来るところまでは理解しながら進めているかきちんとチェックしていかないといけない。

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2015年度「桐光学園中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

大問が3つで40分であるので、時間は十分である。
また、時間がかかるのは計算の多いであるから、から順番に進めていけばよい。典型問題で占められているので、準備はしやすいはずである。
理科は出題形式にさほどバリエーションがないのが特徴である。しっかりできるように準備して本番を迎えたい。

【大問1】生物

  • 時間配分:10分

基本的な問題が並んでいる。基本的な問題集で対応はできる。繰り返し説いてほしいのだが、丸暗記ではなく、説明できるように理解しながら進めてほしい。

〔1〕基本問題。5つ何の種子かを言えないといけない。
〔2〕典型問題。何度も解いた問題のはずである。できないといけない。
〔3〕基本問題。
〔4〕基本問題。絶対にできないといけないレベル。
〔5〕典型問題。
〔6〕レタスが光発芽種子だということは一度は聞いておいた方がいい。

一応、本文を読んで考えさせる形にはなっているが、聞いたことのある状況で入試に臨みたい。そのような環境づくりが合格のポイントである。

【大問2】化学

  • 時間配分:15分

計算問題である。難しそうに見えるかもしれないが、全て典型問題である。
理科の計算問題というのは算数のように思考力を問うようなものは一般的には出題されない。よって、これまでのカリキュラムで解いた問題ができるようにしておけばよいのであるが、過去問は全てできるまでではなく、ここまでは理解できるというところまで見極めて、説明できるレベルまで準備しておきたい。

〔1〕基本問題。おとしてはいけない知識問題である。もしできていないものがあったなら、もう一度知識を確認し直さないといけない。
〔2〕基本問題。おなじくできないといけない。
〔3〕知っておいてほしい問題である。
〔4〕理科の計算問題特有の典型問題である。
〔5〕おなじくできないといけない。
〔6〕典型問題。当然のごとくできないといけない。
〔7〕基本問題。
〔8〕典型問題なのであるが、合格まで考えるとできなくともよいであろう。
〔9〕おなじくできなくともよいであろう。

【大問3】物理

  • 時間配分:15分

の化学と同じく、理科の計算問題は典型問題で占められている。対策は難しくない。今まで解いた問題を繰り返してマスターしておいてほしい。ただ、注意しないといけないのは、繰り返して同じ答えが出るようにしても意味はないのである。なぜ、その答えになるか、しっかり説明できるようになって、初めて今年の入試にも耐える力となるのだ。そこは大人がしっかりチェックしないといけない。

〔1〕表の読み取りである。できなかったら、繰り返しておいてほしい。
〔2〕〔1〕とおなじく、表の読み取り。
〔3〕グラフの読み取りである。
〔4〕基本問題。
〔5〕慣れていないと難しいかもしれない。
〔6〕基本問題。
〔7〕典型問題。〔6〕と比べると難易度は上がっているが、是非説明できるようにしてから受験に迎えたい。

攻略ポイント

大きく分けて知識問題と計算問題である。

①知識問題
 計算問題よりも基本問題といえる。スタンダードな一問一答形式の問題集を仕上げることで十分である。しかし、知識問題だから、子供一人で進めさせていいものではない。本当の意味での丸暗記となってしまう可能性が大きい。例えば、今年の問題でも、なぜこの実験とこの実験を比べると発芽の条件がわかるのかを、子供に説明させてほしいのだ。

②計算問題
 理科の計算問題はほとんど全てが典型問題である。使っているテキストと比べてみてもほとんど同じ問題が出題されているはずである。ここは狙って取ってほしい。ここも進める上で注意してほしいのは、正答が出たらいいというのではなく、なぜそうなるのか、説明できるレベルまでもっていかないといけない。

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