愛知県とその周辺の地理・気候・産業など。

問一　①木曽三川は東から、木曽川・長良川・揖斐川と覚えよう。
　　　②知多半島・渥美半島を逆に覚えないように。
　　　③木曽三川の下流に形成された濃尾平野。

問二　(１)アは気温の低さから北海道地方・イは冬の降雨量(降雪量)の多さから日本海側・エは気温の高さから沖縄県とわかる。
　　　(２)アの三重県は近畿地方に属する。

問三　イ.和歌山・四国・九州で生産が多いのはみかん。蒲郡みかんというブランドとして販売されている。
　　　ウ.自分たちの食用に栽培する自給的農家に対して、収入を得る目的なので販売農家という。

問四　Ｙ.愛知県を代表する企業・トヨタ自動車は、もともとは自動織機の製作から起こった会社である。

問五　輸入品目としては、中京工業地帯なので工業・エネルギー資源の輸入が多いことが考えられる。船と航空機の積荷の違いにも注意。

問七　新幹線と別で奈良市に近いルートということなので、三重→奈良を通るルートが良い。なるべく直線で距離も短くしたい。

遊びを話題として各時代の人物や出来事について訊かれている。

問一　後の天智天皇→中大兄皇子・枕草子の作者→清少納言・室町幕府３代将軍→足利義満と、いずれも基本事項である。ここでミスするようなら全力で復習を。

問二　世界最古の木造建築は法隆寺。不正解だったら上に同じ。

問三　書院造は室町時代の銀閣にみられる建築様式。平安時代なら寝殿造り・鎌倉時代なら武家作りなど、時代を見分ける目安にもなるのでしっかり覚える。

問四　(１)承久の乱のとき、北条政子が夫・源頼朝の御恩の大きさを御家人の間で訴えた演説。

　　　(２)鎌倉時代末期といえば、元寇のあった時代である。戦争をしているくらいなので正式な国交は無かったはずだが、貿易は行っていたことになる。

問五　Ｘ.将軍を補佐する役職は、鎌倉時代が執権・室町時代が管領・江戸時代が老中となる。
　　　Ｙ.この内容は鎌倉時代の話。農器具や農業技術も時代の目印になるので、各時代で整理して覚えておこう。

問七　いずれも江戸時代の文化を担った人物だが、江戸前期と後期で元禄文化・化政文化と分かれる。ア・ウ・エは化政文化の時代に活躍した人物。

問八　貿易の品目を訊かれる問題は多い。しっかり覚えておかないと迷いやすいので注意。

問十一　ア.老中水野忠邦による天保の改革。
　　　　イ.３代将軍徳川家光。
　　　　ウ.５代将軍徳川綱吉。
　　　　エ.８代将軍徳川吉宗の享保の改革。
で、イ→ウ→エ→アとなる。江戸時代の改革も多くの試験で出されているので、年代・人物・主な内容をまとめて覚えてしまおう。

選挙や憲法について。

問一　(い)一票の格差の問題で、有権者数の少ない２区を１区にまとめる「合区」という施策が行われた。鳥取県・島根県、徳島県・高知県がそれぞれ合わさって１区とされた。2017年度は衆議院の解散・選挙があったので、よく調べておこう。
　　　(う)国会議員は選挙を通じて国民から権力を委託されているだけである。主権はあくまで国民に存するのである。

問三　(１)国会は行政府に対して、政治が正しく行われているかを調査する権限を有する。国政調査権という。
　　　(２)通常国会が召集されるのは１月である。国務大臣は内閣総理大臣が任命し、国会議員でなくても国務大臣になれる。また、参議院では内閣不信任は議決できない。
　　　(３)国民は世論の高まりなどで衆議院を解散に追い込む事が出来る。解散があることで民意を反映させやすいと言える。

問四　グラフ２で考えるとわかりやすい。時代が進むにつれて少子高齢化が進み、社会保障関係費が増えている。また、公債金の増加も目安になる。戦前は防衛関係費(軍事費)が多いのも目立つ点である。

問五　(１)Ｘ.憲法改正の発議については両議院のすべての議員の三分の二の賛成という厳しい条件が課せられている。