第1回 東大合格への ”方程式” はこれだ!
当会のプロ家庭教師 MEX Suzuki は独自の数学指導メソッドを用いて、多くの受験生たち を東京大学合格へと導いてきました。担当生徒数は50名以上、うち合格率は7割超という驚異的な実績を誇ります。まさに「東大合格必勝法」といえるそのノ ウハウを、今回、会員の皆様に一部公開致します。赤門を目指す方はぜひ、ご参考として頂ければ幸いです(教務部)
1-1. 東大(理Ⅰ・理Ⅱ)合格のための参考書・問題集の選び方
個人差や様々な考え方はありますが、東大合格をもっともスムーズに勝ち取るための『最大公約数』的な教材を示すこととします。
(1)入試の基礎力作成および、問題解法の基礎解法取得に最適な本
①数学青チャート『数学ⅠA』、『数学ⅡB』、『数学ⅢC』(数研出版)の3冊。
☆時間のない人は、『理系のチャート168』(数研出版)を1冊で補完するのも可です。
②『一対一対応の演習』(東京出版)シリーズ
③欲をいえば、②は、微積分と確率がやや甘いので、『微積分基礎の極意』(東京出版)と『ハッとめざめる確率』(東京出版)を実行すれば万全です。
(2)入試の応用力作成に最適な本
①『やさしい理系数学』(河合出版)
②『解説がスバラシク親切な頻出レベル理系数学』シリーズ(マセマ出版社)
(3)総仕上げ
東大『赤本』にて過去問を最低10年分は完答!
志望校への最短距離を
プロ家庭教師相談
1-2. 東大(理Ⅲ)合格のための参考書・問題集の選び方
理Ⅰレべルから理Ⅲレベルまでアップさせるためには、上記(1)~(3)にさらに追加して
『ハイレベル理系数学』(河合出版)、『赤本』20年分。『模試』合わせて30回分(河合、駿台、代ゼミ、模試過去問含む)つまり、東大型問題50回分×6題=300題を完成することです。
2. 具体的な学習方法
-
ここでお話をすることは、受験の期間内で数学の合格答案を書けるまでに完成させる方法という枕詞をつけての方法です。決して、理想的な学習法ではないかもしれませんが、ベターな方法です。
数学を条件期間内で合格答案を書けるまでに実力を伸ばすには、解答のパターンをなるべく多く理解すること。
≪多くの高校生の現状≫
※『問題を読む』⇒『一定時間をかけて考える』⇒『分からない』⇒『答えは見るが、完全に理解し、解法を身につけない状態で先に進んでしまう』 ここが1番の問題です。
≪私の推奨する学習法≫
☆上記の一定時間が長すぎるケースが多いので、これを長くても10分以内にし、時間短縮を図る。さらに、『分からない』⇒『答えをじっくり読む』⇒『答えを完全に理解する』⇒『解答を紙に再現してみる』⇒『また、数時間後に解きなおす』
3. 2の学習方法を推奨する理由
-
上記※の≪多くの高校生の現状≫は、過去数千人の教え子の学習方法のデータを分析した結果に基づいています。また、推奨する理由は、私の指導経験実績の成功例が圧倒的に多いことから推奨しています。
大学受験で合格する人はどのような人か冷静に考えてみると、「ノーベル賞を受賞するような独創性にあふれた答案を作成する生徒」でしょうか?「数学オリンピックでメダルを受賞するような超難問を解ける生徒」でしょうか?
確かに、結果として、上記のような生徒は合格するかもしれません。しかし、そのような生徒しか合格しないでしょうか?私は違うと思います。
合格できる生徒は、「制限時間内に、解答欄に多くの正解を記入できる生徒」です。
言葉は相応しくないかもしれませんが、要領よく、受験準備を完成し、結果を出せた生徒です。試験範囲は決まっています。要は、解法の基本パターンを確実に理解暗記し、その基本事項を組み合わせて、入試問題が解ければ良いのです。それを、受験日までに間に合わせるためには、私が推奨している方法がベターな方法だと考えます。