青山学院大学 コミニュティ人間科学部
入試対策と勉強法
「青山学院大学 コミニュティ人間科学部」
入試傾向と科目別勉強法
青山学院大学は、「英語の青山」と言われるだけあり、英語の難易度がどの学部も高めです。他教科は学部や科目によりかなりの違いがありますので、志望学部に合わせた対策をして合格を目指しましょう。
すぐに役立つ!科目別対策と勉強法
コミニュティ人間科学部の小論文対策と勉強法
2022年度の「論述」の出題科目(範囲)としては「文章を読み、分析する力、思考・判断する力、並びに文章を論理的に展開・表現する力を総合的に問う論述などを課す」となっています(本大学の試験概要)。
尚、19・20年度の「コミュニティ人間科学部コミュニティ人間科学科」(本学部は19年度創設)の一般入試(個別学部日程)の独自問題にはA方式・B方式・C方式があり、「A方式」は英語・国語・世界史・日本史、「B方式」は小論文、「C方式」は英語・数学・国語・世界史・日本史・政治経済でした。この19・20年度の「B方式」の小論文と21年度以降の新たな「論述」(21年度は「小論文」という科目名)は出題形式・内容にそれぞれ相違点があります(まだ試行錯誤が続いている?)。
以下は基本的に21年度「小論文」の問題に就いての説明です。
大問や小問はなく、ひとつの課題文で問題は「次の文章をよみ、多様性についての筆者の捉え方をまとめた上で、それに対するあなたの考えを述べてください」(900字以上1000字以内)というものでした。課題文は「本当の多様性とは何か?」をテーマにした社会論(出典は伊藤亜紗「あふれる『多様性』を疑う 『まるごとのあなた』を(思考のプリズム)」 朝日新聞2019.10.9夕刊)。
尚、19年度は図1(地域の抱える課題として自治体が認識しているものが示されている)と図2(地域が抱える課題への自治体の取組内容が示されている)からの出題(出典はともに「中小企業白書2014」)。問題は「地域が抱える課題をあなたなりに整理し、自治体の取組内容を参考にして地域活性化に向けた展望や方策についての考えを1200字以内で述べる」でした。20年度はツール・ド・フランスという自転車競技を題材として「スポーツによる日本の地域活性化」をテーマにした課題文からの出題でした(出典は田中義明「山にあるから人が来る――地勢を生かしスポーツ愛好家を誘客」 自治体国際化フォーラム300号)。問題は「記載されている活動は地域の活性化という点でどのような意義を有しているか」と「日本の地域にこのような活動を活用する場合、どのような課題が想定されるかを述べた上での展望」を論じるというものです(900字以上1200字以内)。また、22年度の「出題の意図・ねらい」には「地域社会の多様な状況を的確に把握できるよう、既成の発想にとらわれず、柔軟なものの見方や考え方ができるかを問う」とあります。こうして4年間の問題を概観してみると、本学部の入試傾向は未だ定まっていないとはいえ、今後も地域活性化や多様性といったコミュニティに関する社会的課題が「論述」として問われることは間違いないでしょう。
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