大学受験プロ家庭教師 青山学院大学 法学部 A方式の総合問題
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青山学院大学 法学部 A方式の総合問題
入試対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

青山学院大学 法学部 A方式の総合問題

ここでは、青山学院大学の法学部を目指す方に対して、総合問題の試験の出題傾向や試験合格のための勉強法、さらに、おすすめのテキストをご紹介いたします。なにから始めればいいのかわからない、効率的に勉強したい受験生は、ぜひ参考にしてください。

 

青山学院大学法学部 総合問題(A方式)試験の出題傾向とは

・出題範囲(分野)

本大学の入試科目「総合問題」は、国語、世界史、日本史、政治・経済の四科目にわたって広範囲に出題されます。(ただし、世界史、日本史は17世紀以降の近現代史に限定される)国語は哲学に関するテーマに関する文章についての読解力を評価する問題が出題され、また世界史、日本史は政治思想史・政治制度史を中心にして出題される点に特徴があります

・出題量と時間配分

試験時間は90分です。問題数は、全36問です。ほとんどが選択問題ですが、大問1に100字程度で文中の語句を用いて説明する問題と5文字で文章の言い換えを行う問題があります。選択問題には1問あたり2分程度を費やして解答し、70分程度で解答しましょう。記述問題はメモ・下書きを作成する時間も含めて15分で解答し、残り5分を見直しに当てるのが理想的でしょう。

・出題形式の特徴

出題形式は、大問3つに分けて出題されます。大問1が国語に、大問2が政治経済に、大問3が世界史と日本史に対応しています。大問のそれぞれに選択問題が10問程度出題されます。ただし、大問1には文中の語句を用いて説明する問題と文章の言い換えが1問ずつ出題されています

青山学院大学法学部 総合問題(A方式)試験を攻略するための勉強法

最初に、政治・経済から学習し、次に世界史、日本史の学習を進めていきましょう。国語は学習時間が相応に必要なため、早期から対策を行うことが重要です。

社会科目(政治・経済、世界史、日本史)は社会科全体に触れる意識で取り組みましょう。そのため、日本史のみ、世界史のみなど、科目によって学習に緩急をつけるのではなく、社会科全体、横断的な学習をすることが望ましいでしょう。また、世界史、日本史の知識が不足して学習に手が付かない場合は、歴史総合から学習を進めても良いでしょう。

政治・経済は特に政治分野に重点を置いて学習しましょう。教科書と参考書から基本知識を習得し、資料集なども活用しながら学習を進めましょう。用語の暗記は重要ですが、事項の理解に重点をおきましょう。また、必要に応じて、日頃からニュースを閲覧するなど現代の政治に触れることで政治を身近なものにするのも良いでしょう

世界史、日本史は17世紀以降の近現代史に重点をおいて学習しましょう。特に、政治思想、政治制度の歴史に重点をおいて取り組みましょう。政治思想史、政治制度史をまとめたノートを1冊作成することも有効な学習方法です。

国語は合格水準に達するまでに、相応の語彙力、理解力、読解力、知識が求められ、学習時間の最大限の確保が必要です。特に、法に関する知識理解があると非常に有利に試験が進められるため、出題テーマに関連する書籍を多読することを推奨します。繰り返し読むことも有効でしょう。推薦図書は以下にてご紹介いたします。また、並行して政治・経済、世界史、日本史の用語が出た場合は、都度参考書やノート等でご確認しましょう。また、読んだ本を要約することで記述問題の対策ができる他、知識の定着も可能でしょう。

推奨テキスト

ここからは、勉強に役立つテキストをご紹介します。テキストには相性がありますので、できるかぎり書店で手にとって確かめることをおすすめします。

(1)『理解しやすい政治経済』(文英堂)

(2)『蔭山の共通テスト政治・経済』 (大学受験Nシリーズ) 

政治経済の勉強は、この二つをメインテキストにしてノートに内容をまとめましょう。全体的な流れを掴むことに意識をおきましょう。

(3)『「なぜ?」がわかる 政治・経済』(学研プラス)

上記のメインテキストに合わせて読んでおくと理解が一層深まるでしょう。

(4)『政治・経済用語集』(山川出版社)

確認したい事項・用語は必ず用語集で調べる習慣をつけましょう。

(5)『これならわかる! ナビゲーター 世界史B (3)』(山川出版社)

(6)『これならわかる! ナビゲーター 世界史B (4)』(山川出版社)

(7)『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 [近現代史]』(東進ブックス)

(8)『日本の歴史 TRY AGAIN!(下)近世〜近現代』(語学春秋社)

いずれも、近現代史をわかりやすく解説してくれるテキストです。まずは、これらのテキストを熟読して、近現代史の流れをきちんと把握しましょう。

(9)『詳説 世界史研究』(山川出版社)

(10)『詳説 日本史研究』(山川出版社)

政治制度史・政治思想史の部分だけを抜き出してノートにまとめるのがよいでしょう。

(11)『明解 世界史図説 エスカリエ』(帝国書院)

(12)『図説 日本史通覧』(帝国書院)

世界史や日本史ではヴィジュアル的なイメージが湧かないことが理解の妨げになることも多いでしょう。そういう場合には、図説の該当ページを眺めるのも有効です。

出題テーマに関する推薦図書としては、以下のような書籍が挙げられる。

(1)糠塚康江『議会制民主主義の活かし方』(岩波ジュニア新書)

(2)鵜飼健史『政治責任-民主主義とのつき合い方』(岩波新書)

(3)田中拓道『リベラルとは何か』(中公新書)

(4)宇野重規『民主主義とは何か』(講談社現代新書)

(5)イェーリング『権利のための闘争』(岩波文庫)

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