学習院大学 法学部
入試対策と勉強法
「学習院大学 法学部」
入試傾向と科目別勉強法
学習院大学は、学習院独特の「偏差値法」による採点に注意が必要です。各教科の得点を「偏差値化」して合否を判定します。入試問題の傾向は学部・学科により微妙に異なりますので、特徴を把握して効果的な対策を行いましょう。
すぐに役立つ!科目別対策と勉強法
法学部の国語対策と勉強法
試験教科・科目は国語総合+古典Bです(漢文は含まない)。2020年度以前も同じです。
近年、「現代文」は1題が基本です(2014年度までは2題でした)。論説文(評論文)が中心ですが、随筆が出題されることもあります。これまでの文章内容は社会論、身体論、哲学論、国際化論、経済論、政治論、宗教論、歴史論、芸術論、民俗論、学問論等と多種多様で、硬質な文章が多くやや読みづらいでしょう。21年度は政治論の森本あんり「異端の時代――正統のかたちを求めて」でした。知識では、19~21年度は漢字の書きとりが大問扱いされています(但し、22年度は小問扱いで、以前も小問の年度がありました)。その他は小問として出題され、四字熟語(頻出)、語句の意味、慣用句、口語文法等の幅広い分野が問われます。21年度は漢字の書きとりと空所補充の語句の意味判別、そして、四字熟語・慣用表現の空所補充記述でした。
「古文」は1題で、主に古代~中世の物語(歴史物語含む)、説話、日記、随筆、歌論といった題材(和歌も含まれます)が多いです。21年度は平安時代末期成立の説話集「今昔物語集」でした。文語文法(特に助動詞の活用記述は頻出)から内容解釈までの総合的読解力、そして、歴史的背景を含めた古典常識も問われます。また、文学史はほぼ必出です。21年度は空所補充の副詞判別も出題されています。
法学部の英語対策と勉強法
読解、文法・語法、会話、英作文と幅広く出題されており、総合的な実力を測る構成です。会話問題は、会話特有の表現というよりは、一般的なイディオム等の出題が多いです。読解総合問題では、内容把握だけでなく、文法・語法等の知識やそれを前提とした小問が多いです。知識問題は、英作文も含めて、基本~標準的レベルの出題です。なお、他の学部と違い、法学部はコア入試(従来の一般入試)のみで、プラス入試は設けられていません。
大学受験を成功に導く過ごし方とは
インタビュー=大学受験、「最後の一年」の賢い過ごし方とは?
リーダーズブレインの合格実績豊富な現役プロ家庭教師が、プロならではの視点でポイントをお話ししています。
高校生活最後の一年の過ごし方は、合否を分ける重要なポイント。志望校合格を勝ち取るためには、どのように一年を過ごせばいいのか…ぜひ参考にしてください。
学習院大学への受験を控えている保護者様へ
学習院大学の受験には学校別の対策が必須になります。プロ教師界でトップの実力を持つリーダーズブレインのプロ家庭教師は、様々な大学受験の合格実績と受験ノウハウを有しています。その中でも、お子様に最適な学習院大学に強いプロ家庭教師をご紹介します。