法政大学 共通問題
入試対策と勉強法
「法政大学 共通問題」
入試傾向と科目別勉強法
法政の入試問題は、どの科目もオーソドックスな問題が中心です。
基礎を完璧に固めておき、各科目の出題傾向に焦点をあてた受験勉強をし合格をめざしましょう。
すぐに役立つ!科目別対策と勉強法
共通問題の国語共通問題①対策と勉強法
試験教科・科目は「現代の国語」、「言語文化」です(「古文」を出題範囲に含み、「漢文」の独立問題は出題しない)。
「現代文」2題が基本で「論説文(評論文)」がほとんどです(ただし稀に「随筆」も出題されます)。文章内容は経済論、社会論、文学論、教育論、芸術論、政治論、哲学論、文化論、歴史論等と多種多様ですが、さほど硬質な文章はなく比較的読みやすいです(24年度は文化論の五十嵐太郎「誰のための排除アート?」と社会論の宮下洋一「『多死社会だから安楽死』が日本人に不向きな理由」)。
「知識」は小問として扱われ(ただし、2010~13年度は独立した大問となっていた)、漢字(読み・書き)、語句の意味、四字熟語、慣用句等から出題されます。
「古文」は1題で、主に古代~中世の歌物語(直近5年間で3回も出題)、説話、随筆といった題材(無論、和歌も含まれる)が多いようです(24年度は説話集の「今物語」)。文語文法から内容解釈までの総合的読解力、そして、歴史的背景を含めた古典常識も問われています。文学史は必出です。
共通問題の国語共通問題②対策と勉強法
試験教科・科目は、「現代の国語」「言語文化」です(「古文」「漢文」を出題する)。
「現代文」は「論説文(評論文)」1題が近年(2011年度以降)の基本です。文章内容は生命論、学問論、文学論、自然論、映像論、コミュニケーション論、建築論、生物論、教育論などと多種多様ですが、さほど硬質な文章はなく比較的読みやすくなっています(24年度は社会論の大屋雄裕「プロファイリング・理由・人格」)。
「知識」は小問として出題され、「漢字(読み・書き)」「語句の意味・用法」「四字熟語」「慣用句」、「文学史」(頻出)、「口語文法」等幅広い分野から問われます。
「古文」は1題で、主に古代~中世の「物語」(「軍記物語」「歴史物語」等含む)、「説話」「歌集」、「随筆」「日記」といった題材(「和歌」も含まれる)から出題されます(24年度は「教訓説話集」の「十訓抄」)。「文語文法」から「内容解釈」までの総合的読解力、そして、「歴史的背景」を含めた「古典常識」も問われます。「文学史」も頻出です。
「漢文」も1題です。題材は「思想」「逸話集」「史伝」などが多く(「漢詩」が含まれる年度もあります。24年度は「歴史書」の「三国志」)、「基本的句法」「書き下し」「返り点」「語句の読み・意味」、「現代語訳」等が問われています。
共通問題の国語共通問題③対策と勉強法
試験教科・科目は「現代の国語」「言語文化」です(「古文」を出題範囲に含み、「漢文」の独立問題は出題しない)。
「現代文」は「論説文(評論文)」2題が基本です。文章内容は政治論、社会論、美術論、教育論、農業論、宗教論、医学論、環境論、情報論、歴史論、言語論等と多種多様で、硬質の文章もあり、やや読みづらいものが多いです(24年度は都市論の佐藤光「よみがる田園都市国家――大平正芳、E・ハワード、柳田国男の構想」とその解説である新谷尚紀「柳田国男全集『解説』」)。
「知識」は小問扱いが基本です(ただし、2014年度までは独立した大問として出題されることがあった)。「漢字の書きとり」「語句の意味」「四字熟語」「慣用句」「文学史」「国語常識」等幅広い分野から出題されます。
「古文」は1題で、主に古代~中世の「物語」(「歴史物語」「軍記物語」など含む)、「説話」「随筆」といった題材(「和歌」も含まれる)から出題されます(24年度は「教訓説話集」の「十訓抄」)。「文語文法」から「内容解釈」までの総合的読解力、そして、「歴史的背景」を含めた「古典常識」も問われます。「文学史」も頻出です。
共通問題の国語共通問題④対策と勉強法
試験教科・科目は「現代の国語」「言語文化」です(「古文」を出題範囲に含み、「漢文」の独立問題は出題しない)。
「現代文」のみ3題が基本です。「論説文(評論文)」が多いですが、「随筆」や「小説」といった「文学的文章」が出題されることもあります(特に近年は「随筆」が頻出。24年度は「論説文(評論文)」のみ3題)。また、題材として「短歌」「俳句」等の「韻文」が扱われ、それに就いて問われることもあります。
「論説文(評論文)」の内容は本大学の中で最も多種多様です。教育論、貨幣論、宗教論、美術論、政治論、心理学論、社会学論、文学論、生物論、美術論、哲学論、経済論、言語論、コミュニケーション論……などとその題材は多岐に亘りますが、硬質な文章は少なく比較的読みやすい内容です(24年度は科学論の野家啓一「科学哲学への招待」、コミュニケーション論で土井隆義「キャラ化する/される子どもたち」、美学論の佐々木健一「美学への招待」)。
「知識」は小問として扱われ、「漢字の読み書き」(「同音異字」「同訓異字」の判別など)、「語句の意味」「四字熟語」「慣用句」「対義語」「文学史」「国語常識」等、幅広いジャンルから出題されます。
共通問題の国語共通問題⑤対策と勉強法
試験教科・科目は「現代の国語」「言語文化」です(「古文」を出題範囲に含み、「漢文」の独立問題は出題しない)。
「現代文」のみ3題が基本です。「論説文(評論文)」が多いですが、「随筆」や「小説」といった「文学的文章」が出題されることもあります(24年度は「論説文(評論文)」のみ3題)。また、題材として短歌、俳句等の韻文が扱われ、それに就いて問われることもあります。
「論説文(評論文)」の内容は実に多種多様です。教育論、貨幣論、宗教論、美術論、政治論、心理学論、社会学論、文学論、生物論、美術論、哲学論、経済論、言語論、コミュニケーション論……などとその題材は多岐に亘りますが、硬質な文章は少なく比較的読みやすい内容です(24年度は思想論の管啓次郎「オムニフォン――<世界の響き>の詩学」、人生論で三島由紀夫「葉隠入門」、文化論の浜本隆志「指輪の文化史」)。
「知識」は小問として扱われ、「漢字の読み書き」(同音異字、同訓異字の判別など)、「語句の意味」「四字熟語」「慣用句」「対義語」「文学史」「国語常識」等、幅広いジャンルから出題されます。
共通問題の国語共通問題⑥対策と勉強法
試験教科・科目は「現代の国語」「言語文化」です(「古文」を出題範囲に含み、「漢文」の独立問題は出題しない)。
「現代文」は2題が基本で「論説文(評論文)」がほとんどです(ただし稀に「随筆」も出題されます)。文章内容は経済論、社会論、文学論、教育論、芸術論、政治論、哲学論、文化論、歴史論等と多種多様ですが、さほど硬質な文章はなく比較的読みやすいものです(24年度は歴史論の小俣ラポー日登美「キャンセル・カルチャーの標的となる歴史概念」と社会学論の飯野由里子「『思いやり』から権利保障へ――ディスアビリティをめぐる『正しい』見方」)。
「知識」は小問として扱われ(ただし、2010~13年度は独立した大問となっていた)、「漢字(読み・書き)」「語句の意味」「四字熟語」「慣用句」等が出題されます。
「古文」は1題で、主に古代~中世の歌物語(直近5年間で3回も出題)、説話、随筆といった題材(無論、和歌も含まれる)が多いようです(24年度は随筆の兼好法師「徒然草」)。文語文法から内容解釈までの総合的読解力、そして、歴史的背景を含めた古典常識も問われています。文学史も頻出です。
共通問題の英語共通問題①対策と勉強法
大問4問で、全て長文形式です。独立した文法・語彙の大問はありません。ただし長文問題の中で、空欄補充、並べかえ問題等の文法・構文・単語・イディオム(熟語)の知識が問われています。読解力だけでなく、文法力、単語・熟語力も必要です。
共通問題の英語共通問題②対策と勉強法
様々な分野に関する長文読解の問題が、文学部は3題(大問1−3)、人間環境学部と経営学部は4題(大問1−4)出題されます。大問1-3は共通問題です。設問は長文の中での語彙、文法・構文を問うと共に、内容理解を問う問題です。
共通問題の英語共通問題③対策と勉強法
2024年度は大問4題の出題で、4題とも長文読解問題でした。長文の長さはほぼ同じで、各大問の設問で、単語力や熟語力等の語彙を問う問題、基本的な文法事項を問う問題、英文の内容を問う空欄補充問題、内容の正誤を問う問題が含まれています。2023年度、2022年度もほぼ同じ特徴です。
共通問題の英語共通問題④対策と勉強法
2022~2024年度はすべて大問4問で大問構成も同じでした。大問1は文法・語彙に関するもの、大問2は長文読解問題、大問3は長文読解問題、大問4は会話読解問題で聞き手がゲストにインタビューする内容です。
共通問題の英語共通問題⑤対策と勉強法
2024年度は、大問数が4問でした。大問1は文法・語彙問題、大問2は会話文読解問題(ジェンダーの平等をめぐる2人の大学生の会話)、大問3は長文読解問題(ソーシャルメディアが原因で解雇されないためのアドバイス)、大問4は長文読解問題(ハチにも観察される遊び行動)という構成でした。2022年と2023年の大問2は、300~400語の英文に29問の単語と熟語を選択する文法・語彙問題でした。
2025年度に向けては、2024年の会話文対策と2023年までの知識問題対策を行う必要があります。
共通問題の英語共通問題⑥対策と勉強法
2024年度は、大問1文法・語彙問題は空所に適語を選択する形式で、大問2の会話問題は、空所に英文を挿入して会話を完成する形式です。大問3は短い英文の下線部分で不要な英文を削除する問題と、空欄に英文を挿入して英文を完成する問題となっています。大問4は、表とグラフを参考にしながら英文を読んで内容に関する設問に答える問題です。大問5は、波の作り方に関する英文と図を参照して設問に答える問題です。大問6は、大学教授の改装に関する長文読解で、大問7は、表を利用した英文を読んで設問に答える問題です。
共通問題の英語共通問題⑦対策と勉強法
2021年度は大問5問構成で、大問1は発音アクセント+文法・語彙+会話文問題(計算問題を含む)、大問2は読解問題(問1 メスのアフリカライオンが持つ敵の群れの識別能力、問2 コーヒー用浄水器の使用法)、大問3は読解問題(インターネット普及の歴史/表とグラフあり)、大問4は読解問題(カエルの幹細胞から作成されたロボット)、大問5は読解問題(人はデータに騙されやすい)でした。
共通問題の数学共通問題①対策と勉強法
出題範囲に数学Ⅲを含む学科と含まない学科があり、一部は共通問題(範囲はⅠAⅡBC)となっています。この他に、数学Ⅲを含む学科と含まない学科で、それぞれ専用の問題があります。
数学Ⅲを含む・含まないに関わらず、微分積分は毎年出題されています。ベクトル、場合の数・確率、数列も出題頻度が高いです。
共通問題の数学共通問題②対策と勉強法
数学Ⅲの微分積分は毎年出題されています。この傾向は今後も変わらないと思われます。微分積分以外の分野では、ベクトル、場合の数・確率、数列も出題頻度が高いです。出題される分野は多いものの、頻出分野ははっきりしています。
共通問題の数学共通問題③対策と勉強法
出題範囲に数学Ⅲを含む学科と含まない学科があり、一部は共通問題(範囲はⅠAⅡBC)となっています。この他に、数学Ⅲを含む学科と含まない学科で、それぞれ専用の問題があります。
数学Ⅲを含む・含まないに関わらず、微分積分は毎年出題されています。ベクトル、場合の数・確率、数列も出題頻度が高いです。
共通問題の数学共通問題④対策と勉強法
数学Ⅲの微分積分は毎年出題されています。この傾向は今後も変わらないと思われます。微分積分以外の分野では、ベクトル、場合の数・確率、数列も出題頻度が高いです。出題される分野は多いものの、頻出分野ははっきりしています。
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