立教大学 文学部
入試対策と勉強法
「立教大学 文学部」
入試傾向と科目別勉強法
立教大学は、合格最低点がかなり高くなっており、基礎学力が問われる入試と言えます。志望学部の過去問分析を行い、正答率の高い問題を取りこぼさないよう、対策をしっかりと立てましょう。
すぐに役立つ!科目別対策と勉強法
文学部の国語(全学部試験 2月6日)対策と勉強法
出題科目は、「現代の国語」、「言語文化(漢文を除く)」、「論理国語」、「文学国語」、「古典探求(漢文を除く)」です。
「現代文」は2題で論説文(評論文)がほとんどですが、小説や随筆、ノンフィクションなどが出題されることもあります。文章内容は哲学論、脳科学論、演劇論、社会論、文明論、精神論、文学論等と多種多様で、中には妖怪論(2020年度)、歌謡曲論(19年度)やペット論(20年度)といった入試ではあまりお目にかからない題材もありますが、硬質な文章は少なく比較的読みやすいです(24年度はAI論とコミュニケーション論)。
「知識」は小問として扱われ、漢字(読み・書き)、語句の意味、四字熟語、慣用句等の幅広い分野から出題されます。
「古文」は1題で、主に古代~近世の物語、随筆、日記といった題材(和歌も含まれる)が多いが、江戸時代の歌学書、俳文集といった出題もあります(24年度は近世の随筆)。文語文法から現代語訳、内容解釈までの総合的読解力、そして、歴史的背景を含めた古典常識も問われます。語句の意味も頻出です。
文学部の国語(2月11日)対策と勉強法
出題科目は、「現代の国語」、「言語文化」、「論理国語」、「文学国語」、「古典探求」です。
「現代文」は1題。近年は随筆、小説といった文学的文章の出題が多いようです(2024年度は随筆で寺田寅彦「案内者」)。無論、論説文(評論文)も出題されます。本学部らしい文学論を始め、これまで歴史論、都市論、思想論、社会論、はたまた短歌論等と多種多様な文章内容がありました。論説文(評論文)は硬質な文章が多くやや読みづらいです。
また、「知識」は小問として扱われ、漢字(読み・書き)、語句の意味、四字熟語、慣用句、国語常識等の幅広い分野から出題されます。
「古典」では「古文」が1題で、古代の物語が多く、特に「源氏物語」は頻出で、21年度までの10年間で4回出題されています。他の題材としては、「歴史物語」や「擬古物語」(鎌倉時代以降に成立した、平安時代の王朝貴族を主人公にする物語)、江戸時代の「浮世草子」、「俳文集」なども出題されています(24年度は平安時代の「狭衣物語」)。文語文法から現代語訳(「記述式」で必出)、内容解釈までの総合的読解力、そして、和歌も含めて古典常識も問われます。「漢文」も1題。逸話集、史伝、思想書、随筆、詩論などで、漢詩はほぼありません(24年度は史伝の「後漢書」)。基本的句法、書き下し、語句の意味などが問われます。
文学部の英語対策と勉強法
他学部では英語の個別問題が姿を消しましたが、文学部では個別方式の英語でも受験が可能です。形式も以前のままで、読解問題2題、文法・語法・語彙等知識系問題3題(年度によっては1題が対話文)となっています。
社会・文化・自然科学など様々なテーマを素材にした英文が素材となっています。読解問題の英文は700語程度のものが多いですが内容は標準的で読みやすいでしょう。
文法系の大問は、年度によって空所補充・語句整序・誤文訂正等様々なパターンで出題されます。読解問題では和訳問題が出題されます。
大学受験を成功に導く過ごし方とは
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