早稲田大学 文化構想学部
入試対策と勉強法
「早稲田大学 文化構想学部」
入試傾向と科目別勉強法
早稲田大学は、学部によって出題傾向がきわめて多彩です。各学部の傾向を分析し、学部間の比較をすることにより、早稲田大学受験に向けた、より効率的な勉強方法を確立しましょう。
すぐに役立つ!科目別対策と勉強法
文化構想学部の国語対策と勉強法
出題科目は「国語総合」・「現代文B」・「古典B」です。
ただし、2025 年度は新教育課程(「現代の国語」・「言語文化」・「論理国語」・「文学国語」・「古典探究」)と旧教育課程(「国語総合」・「現代文B」・「古典B」)の共通範囲、2026 年度以降は新教育課程からの出題となります。
現代文は、論説文(評論文)と随筆が中心です。本学部では一つの大問にいくつかの文章が出され、その中には必ず近代文語文(明治~昭和初期の著作)が含まれています(2024年度は文明論・道徳論・表現論)。さらに、現代文・古文・漢文融合問題としても出題されるといった、早稲田の他学部や他校にもあまり類例のない特殊な出題形態が見られます。したがって、同一年度の試験で実に多彩な内容のいくつもの現代文を読み解かなくてはならないことになります。
古典は、それぞれが関連する現代文・古文・漢文融合問題になっています。
古文は中世~近世までの幅広い題材(「和歌」も含まれます)、漢文も多様な分野から出題されます。
国語知識は小問として扱われ、漢字、語句、慣用句(表現)、四字熟語、文学史等の幅広い分野から出題されています。また、漢文も含め古典常識も問われます。
文化構想学部の英語対策と勉強法
社会・文化系の素材を中心とした読解問題と、会話文完成、英文要約が出題されます。
英文レベルは標準的と言えますが、設問によっては語彙レベルの高いものもあります。
文法・語法といった知識系の大問はなく、数多くの英文を読んで内容を把握することと、要旨を把握してまとめる力が問われているといえます。
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