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早稲田大学 人間科学部 国語
入試対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

早稲田大学 人間科学部 国語

ここでは、早稲田大学の人間科学部を目指す方に対して、国語の試験の出題傾向や試験合格のための勉強法、さらに、おすすめのテキストをご紹介いたします。なにから始めればいいのかわからない、効率的に勉強したい受験生は、ぜひ参考にしよう。

※本学部は2025年度より大幅な入試制度改革が実施されます。「大学入学共通テスト」(「国語」「地歴・公民」「数学」「理科」「外国語」「数学Ⅰ)「数学A」「 旧数学Ⅰ」「旧数学 A から 1 科目が必修科目+「歴史総合」「世界史探究 」「歴史総合」「日本史探究」「地理総合」「地理探究」「旧倫理」「旧政治・経済1科目選択/「100点満点」に圧縮)と、学部独自試験の「総合問題」(100点満点)とを合わせて選抜されるようになります。
以下の「入試傾向」は、原則的に2024年度の年3月に本学部より公表された「一般選抜」の「国語」に準拠しています(ただし、必要に応じてそれ以前の入試問題に言及している場合もあります)。

 

早稲田大学人間科学部 国語試験の出題傾向とは

出題範囲(分野)

出題科目は「現代の国語」・「言語文化」・「論理国語」・「文学国語」・「古典探究」です。

「現代文」は論説文です。
文章の内容は多岐の分野に亘りますが、本学部ならではの「人間と人間を取り巻く環境全体」に関するものが多くなります。2024年度は「政治論」から2つの文章です。

「古典」は、文語体の文使用表現が出典となる問題です。2024年度の「古文」は仏教説話集の「沙石集」です。

「漢文」は杜甫の「漢詩」です。

「知識問題」は小問として扱われ、「空所補充」の「語句判別」として「意味・用法」が問われています。さらに、「和所漢籍を含めた国語」に造詣が深いことが求められているので、「文語体の文使用表現」だけではない「古文作品」、また、「漢文」も含めた多様な「古典常識」が問われることが予想されます。

出題量と時間配分

本文の文章量は、「現代文」が合計で約5000~6000字程度です(2024年度は約6100字)。
「古文」は1000字弱程度(2024年度は約600字)で標準的、「漢文」は100字弱です(2024年度は約60字)。
60分の試験時間なので、先に大問(一)の「現代文」を30分程度で仕上げ、図表を含む大問(二)の「古文」「漢文」は60分ほどで丁寧に解いていきましょう。

出題形式

大問は3題です。
大問(一)は「現代文」で小問は11問で解答数は14です。全体的に「理由説明選択肢設問」が多いです。
大問(二)は「古文」で小問は8問で解答数は9です。
大問(三)が「漢文」で小問は4問で解答数は5です。

解答形式

「マーク方式」と「記述式」が混在しています。
「マーク方式」では、「現代文」で「傍線部内容」や「空所補充」(「組み合わせ」あり)「本文内容合致」(「不適切説明」あり)、「理由説明」、「語句の意味判別」などが問われています。
「記述式」では「抜き出し」や「語句記述」などが主ですが、長文の「説明記述」の出題はありません。

 

早稲田大学人間科学部 国語試験を攻略するための勉強法

知識

「漢字」の同音異字、同訓異字や一般的な頻出語句を定着させるだけではなく、硬質な「論説文 (評論文)」特有の難解語句(外来語含む)などを瞬時に判別できる高度な語彙力を養成する必要があります。
そこで、先ずは「己が実力」を把握することが重要です。
「大学入学共通テスト」の漢字問題(要は同音異字、同訓異字の判別)がひとつの目安となります。「センター試験」も含めて最低10年分以上の過去問をこなしてみます。
その結果次第で、具体的な学習を進めていくのです。
尚、以下のサイトは「漢字問題」だけがまとめられていて便利です。
http://www.kanjijiten.net/center/index.html

解法①

人間科学部では前述のように判別が難しい「選択肢設問」が多いです。
対応する為には、先ずは「設問」に対する読解力を培う必要あります。「設問」はそもそも何を問うているのかを常に把握しながら、問題練習を繰り返すことが重要になります。
そして、「選択肢消去の仕方」に習熟する学習も重ねましょう。出題の多い「内容説明」であれば、「傍線部内容」の「原意」(もともとの意味)と各選択肢の説明が結びつくかどうかによる「原意消去法」などを常に意識して練習することが肝要です。
「換言説明」であれば、傍線部の「原意」(要は本来の意味)にこだわった「原意消去」を徹底習得しましょう。

解法②

論説文(評論文)と随筆に特有の「解法」。そして、全てに共通する「解法」。それらを体系的に理解・定着させ、応用する為に不可欠なのが復習の仕方です。「考え方のプロセス」をトレースすることが必須で、特に間違った問題が重要になります。誤ってしまった分岐点をしっかりと確認しておくのです。
さらに、いくつもの練習問題や過去問を通じて、同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけてください。それが「解法」となります。
尚、具体的解法に就いては本HPの別サイト大学入試”王道現代文”を御覧ください。

 

推奨テキスト

ここからは、勉強に役立つテキストをご紹介します。テキストには相性がありますので、できるかぎり書店で手にとって確かめることをおすすめします。
ここではテキストを知識編、現代文編、古文編、漢文編に分けてご紹介します。

知識編

(1)『漢字 一問一答【完全版】』(東進ブックス)
(2)『現代文最重要語句らくらく練習帳』(学研プラス)
(3)『新版完全征服 頻出現代文重要語700 [三訂版]』(桐原書店)
(4)『現代文キーワード読解[改訂版]』(Z会出版)

前項の「大学入学共通テスト(漢字問題)」チェックで、5割未満の場合は(1)から、6割は(2)から、7割は(3)から、8割は(4)から始めるのがひとつの目安です。
反復練習して完全定着させましょう。
特に(4)では、「キーワード編」のみならず「頻出テーマ編」も熟読し、完全に理解することが重要です。
尚、「現代文」の「国語常識」や様々な「古典常識」に就いては、学校の『国語便覧』を活用しましょう。

現代文編

(1)『システム現代文 バイブル編[改訂新版]』(水王舎)
初級レベルです。
「解法」って何? といった皆さんにお薦めの入門書です。根本を徹底的に解説しており、マスターすれば「解法」は一通り理解できます。

(2)『現代文読解力の開発講座[新装版]』(駿台文庫)
中級レベルです。
文章を客観的に捉える術が説明されており、G-MARCHから早稲田へのステップアップ段階の一冊です。

(3)『入試現代文へのアクセス 完成編』(河合出版)
上級レベルです。
「読解へのアクセス」で問題点を喚起し、「選択肢設問」の「消去の根拠」も明記されており、「解法理解度」を自己確認できます。自らの実力を把握することで、早稲田合格に自信が持てる一冊です。

(4)『現代文と格闘する[三訂版]』(河合出版)
上級レベルです。
「易→難」の問題構成で、「選択肢設問」の「正答の根拠」も明記されており、「解法理解度」を自己確認できます。自らの実力を把握することで、早稲田文学部合格に自信が持てる一冊です。

(5)『早稲田大学人間科 学部(過去問)』
実践レベルです。
しっかりと解いて、「解法」をトレースしてください。

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