指導実例インタビュー
小池先生
指導実例インタビュー
小池先生
東京工業大学大学院修了
合格実績(五十音順)
岩手医科大・大阪医科大・金沢医科大・川崎医大・関西医科大・北里大・杏林大・近畿大・久留米大・国際医療福祉大・埼玉医科大・札幌医科大・順天堂大・昭和大・聖マリアンナ大・帝京大・東海大・東京医科大・東京慈恵会医大・東京女子医大・東邦大・獨協医大・日本大・日本医科大・兵庫医科大・藤田医科大 他多数
解けなかった問題を徹底分析。日本大学医学部に見事合格!
指導を始める前の状況
■指導開始時期: 1浪目の6月
■指導科目: 数学、物理、化学
■指導回数: 週2回(1回2時間)
K君は基礎学力があるものの、単元毎に理解にばらつきがあり、模試を受けても得点が安定していないのが特徴でした。予備校で扱える問題数は限られているので、予備校のテキストの問題はできていても、演習不足であったり、教科書に書いてある内容が抜けていたり、表面的な理解で終わっている印象でした。
状況としてはこのまま予備校に通い続けても成績が伸び悩むとご本人が判断し、ペースメーカーとして家庭教師をお願いして、自身で学習を進めていく方向に方針転換する所でご縁がありました。
指導内容
前述したとおり、理解が表面的で終わってしまっていることが非常に勿体無かったので、理解度を確認しながら科目毎に対策を行いました。
数学は、複素数平面にあまり触れた機会が無いということだったので、体系数学で複素数平面の単元を解いて基礎の確認をした後に、青チャートを用いて数学の全ての単元の確認を行いました。青チャートが終了次第、過去問のみを進めると偏りが生じると考え、重要問題集を同時に進めることで、青チャートで身につけた解法のアウトプットと典型問題の習得を並行して行いました。
物理は、基礎は比較的身に付いていましたが、円運動や単振動等の基本的な公式の導出ができていなかったので、セミナー物理の解説が終わってから一緒に公式の導出を行いました。問題の解説に加えて、公式の適用条件の確認や、計算の効率化についても触れていきました。セミナー終了後は数学と同様に、重要問題集を並行して進めました。
化学は、無機有機の基本的な暗記ができていなかったので、無機有機に入る前に基本的な暗記の方法についてアドバイスし、毎回範囲を決めて、口頭で暗記内容の確認を行いました。また別にノートを用意し、本人にとって不足事項と言える部分のみ記録していき、残りを可視化しました。リードα終了後は、他科目と同様に重要問題集も進めました。
学習状況の変化と合格までの成績推移
■成績推移 : スタート時偏差値50台(模試名:全統記述模試) → 最高偏差値65
模試の問題が典型問題と感じられるようになったのは、問題集をひと通り取り組んだ結果だと思います。制限時間内に比較的全ての問題に目を通すことはできるようになりました。
ただスピードを意識し過ぎて、問題文の条件を見落として点数を大きく落としてしまうことがあり、偏差値は58程度に留まりました。問題集で解けなかった問題を分析して一問一問を正確に解けるようにし、大きなミスが見られなかった時は偏差値65まで届きました。
弱い分野の穴埋めは修復されたのですが、特に化学の無機有機の暗記は最後まで確認をしました。また過去問の確認はどんなに遅れても12月からと約束し、最終的には受験校の過去問を2年分ずつ確認しました。
始めは過去問の解答に試験時間の2倍近くかかっていましたが、科目毎に赤本を参考にしたり、最短の解答方法について議論したり、優先的に解答する問題とそうでない問題の取捨選択について検討することにより、最終的には試験時間内に取るべき問題をしっかり抑えながら、悪くても6割以上は得点できるようになりました。
結果
■結果(進学先) : 日本大学医学部
■結果(他の合格校): 東海大(補欠合格)、東邦大(補欠合格)(全て医学部)
生徒とのエピソード
私のアドバイスに素直に従うだけでなく、学習面で心配事が出てきたら直ぐに相談して頂いたので、お互いの協力で授業が日々良くなっていったと感じました。
学習時は、問題集を一冊決めて、解けなかった問題をチェックし、原因を追及して解けるようになるまで取り組み続けさせましたが、ご本人も本質を追及するタイプだったので、学習方法がマッチしていたと感じています。元々の計画が遅れ気味の場面もありましたが、受験までに問題集と過去問をひと通り確認できたのは、私の力だけではなく、ご本人が自分事として捉え、能動的に授業に参加してくれたからであると大変感謝しています。
話は変わりますが、ご本人が息抜きに一度、夏の終わりに旅行に行った時のお土産が、ピンポイントで私の実家近くのもので、偶然にとても驚いたと同時に嬉しかったです。
日本大学医学部を目指す受験生へのアドバイス
数学は特にひねりがある問題は無いので、問題点をひと通り終わらせていれば対応可能です。ただ時間制限は厳しいので、マーク式を早めに終わらせて残り時間を記述式に投入していくことが基本的な戦略になります。
物理はシュテファンボルツマンの法則等、たまに見たことの無い式が出てくることがありますが、未知の物理量を導く追加で与えられた条件、位にとらえて解き進めた方が良いと思います。
化学は例年、時間内に全て解答することが難しい問題量であることが多いので、文章が短めな問題や比較的直ぐに解答できる無機を優先して取り組んだ方が良いと思います。