医大・医学部受験プロ家庭教師 近畿大学 数学の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

近畿大学 数学
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)

出題範囲は数学ⅠAⅡBCです。医学部では珍しく、数学Ⅲが試験範囲に含まれないことが大きな特徴となっています。
問題数が少ないので、出題される分野は多くはありません。しかし、どの分野から出題されるかは予想しにくいので、どの分野もきちんと学習しておく必要があります。

出題量と時間配分

試験時間は60分と、医学部の入試としては短い試験時間になっています。高得点を目指すには、ある程度のスピードは必要です。易しい問題に関しては短時間で終わらせて、時間をかけるべきところに時間をかけられるようにすることが重要です。

出題形式

他学部と共通の問題になっています(後期試験は医学部独自試験)。大問数は3つと少ないですが、1つの大問に多くの設問が用意されています。序盤の設問は、医学部を目指す受験生にとっては基本的な問題のため、差はつかないでしょう。終盤の設問の得点が結果に影響してくると考えられます。

解答形式

すべてマーク方式の問題です。
もちろん部分点は存在しないので、〇か×しかありません。高得点が要求されますので、素早さと正確さが何よりも重要といえます。つまらないミスが致命傷になりかねないので、注意深く取り組みましょう。

攻略のポイント

試験範囲が数学ⅠAⅡBCと狭いことが大きな特徴です。問題数が少ないので、多くの分野から出題されることは考えにくいです。また、出題分野の偏りなどもあまり見られません。このため、出題される分野を予想するのは簡単ではありません。確実にいえることは、どの分野でもきちんと対応できるようにしておくことが重要ということです。
医学部の問題として考えると、問題の難易度は高いとはいえませんが、高得点が要求されます。ですので、弱点分野を作らないことを心がける必要があります。

過去問演習について

数学Ⅲが試験範囲に含まれないため、早期から過去問に取り組むことが可能です。しかし、早期から過去問に取り組み過ぎると、入試本番が近づいたころには、新たに取り組む過去問がなくなってしまいます。過去問にどのように取り組んでいくかは、他大の医学部との兼ね合いもありますので、指導者と相談するとよいでしょう。

極限、微分、積分について

数学Ⅱまで出題ですので、この分野での負担は大きくはありません。方針が立てにくい問題は少ないと思われますが、解答に至るまでの時間で差が付くかもしれません。「1/6公式」などの、時間短縮に役立つ公式は積極的に使えるようにしておいた方がよいでしょう。もちろん、数学Ⅲの知識を使って計算した方が早い場合は、必要に応じて遠慮なく活用していきましょう。
処理能力の差が出やすい分野ではありますので、数学Ⅲが範囲外だからと油断しないようにしましょう。

場合の数、確率について

理解度の深さがポイントになる分野です。勘違いを起こしやすい分野ですので、多くの問題に触れて、きちんと理解したうえで正解できているかを確認しておくとよいでしょう。いわゆる難問まで演習する必要はありませんが、様々なタイプの問題に触れておくことで、自信をもって解答できるようにしたいものです。

三角関数、指数・対数について

計算力が問われる分野です。素早く正確な処理能力が必要ですので、ドリル形式での演習も行っておくとよいでしょう。

推奨テキスト

(1)『青チャート』(数研出版)
(2)『黄チャート』(数研出版)
いわゆる網羅系参考書です。問題量が非常に多いので、すべての問題を解く必要性はありません。
近畿大学医学部を目指すうえでは、『黄チャート』で十分対応できます。しかし、医学部を目指す受験生としては『青チャート』レベルの参考書には目を通しておきたいところです。

(3)『教科書傍用問題集』(各社)
教科書傍用問題集とは、教科書に準拠した問題集のことで各社から出版されています。書店で購入するよりも、学校で配られる場合が多いでしょう。
基本事項や定石の定着に向いている問題集です。確実な処理能力が重視されているので、このような問題集で反復演習を重ねることは、大変有意義です。ただし、解説が不親切な場合もありますので、指導者に相談して取り組むとよいでしょう。

(4)『合格る計算 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』(文英堂)
「合格る」と書いて「うかる」と読みます。このテキストは、計算力強化にとても役に立ちます。計算方法のコツが丁寧に説明されており、計算の上手・下手にまで触れている希少なテキストです。自分の計算方法を改善するきっかけにもなるでしょう。

(5)『Z会数学基礎問題集 チェック&リピート』(Z会出版)
学んだ内容の定着度を確認するのによいでしょう。また、苦手分野の確認・復習にも向いています。この問題集は、スラスラ解けるかどうか確認することを主な目的としています。問題にもよりますが、スラスラ解けるようになるまでしっかり練習しておきましょう。隙のない学習が問われますまで、入試直前期までくりかえし取り組むことをお勧めします。

(6)『チョイス新標準問題集』(河合出版)
標準的で良質な問題が並んでいます。また、問題の難易度も適切です。まずは、分野を問わず、このレベルをクリアすることを大事にしましょう。問題量は多すぎない程度なので、くりかえし取り組むにもよいでしょう。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

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