医大・医学部受験プロ家庭教師 昭和大学 数学の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

昭和大学 数学
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)

本校では、複素数平面、微分積分、ベクトル、確率に関する問題がよく出題されています。ただし、これら以外からも、指数対数、三角関数、整数など幅広い分野から出題されているので、特定分野に偏った学習は好ましくないでしょう。基本的には、ほとんどの分野から出題されると考えておいた方がよいでしょう。なお、確率では他の大学ではあまり見られない期待値の出題も目立ちます。

出題量と時間配分

試験時間は、数学・英語の両方で140分という独特の設定になっています。数学の試験時間を70分として考えると、出題量はかなり多く感じるでしょう。処理能力が問われるだけでなく、問題選択と時間配分も重要です。

出題形式

大問が4題出題されており、各大問ともいくつかの小問が用意されています。これらの小問は、全く関連のない設問になっていることも多いので、単純に4題という捉え方はしにくいでしょう。解きやすい問題を選ぶには、大問ではなく設問ごとに見ていく必要があります。

解答形式

ほとんどの問題が結果のみを解答欄に記入していく形式となっています。結果のみを答える問題では、最終的な答えのみが採点対象なので、過度に丁寧に解く必要はありません。試験時間が短いので、答えを素早く求めることが優先となるでしょう。ただし、つまらないミスにはくれぐれも注意しなければなりません。

攻略のポイント

本校の入試では、やや考えさせる問題も出題されていますが、難易度としては標準的な問題が中心です。ただし、計算処理量は多めです。

基本の定着

まずは、数学の問題を解くための基本をしっかりと学習しましょう。これができていないと、問題を解くことはできませんし、ましてや、スピーディに処理することもできないでしょう。
数学の学習は教科書からです。教科書に書かれている基本項目が抜けているならば、まずは教科書に書かれている定義はきちんと覚え、公式・定理などは自分の手でしっかりと証明できるようにしておきましょう。証明を行うことで、公式、定理がしっかり理解できると同時に問題を解くための発想力、計算力が同時に養われるからです。公式、定理を覚え、問題をただただ解くという学習ではいつまでたっても基礎がグラグラなため、なかなか正答を出す力は身につきません。焦らずにじっくりとこの基礎を固めるという作業を行いましょう。

計算力・処理能力の強化

計算力・処理能力の強化は、私大医学部全般に共通していることではありますが、本校では、計算力・処理能力が特に重要です。計算力の強化は日常的に取り組んでおきましょう。そのためには、常に「どうやったらより効率よく計算できるか」や「計算ミスをしないか」に意識を向けることです。受験数学では、計算を工夫すれば段違いに早く処理できるといったことが非常に多いです。まずは、自分でいろいろと研究することですが、なかなか一人では気づかないことも多いでしょう。自分で計算した結果を、普段教わっている指導者に見てもらうのが非常に有効です。より、工夫を行った計算方法を教えてくれるでしょう。これはすぐには身につきません。少し長い目で見て、地道に計算力を養っていくことです。

複素数平面について

複素数平面は、特に図形的な問題も含めてよく出題されています。手間のかかる問題が出題されやすい分野なので、数多くの問題演習を通じて、この分野に慣れるようにしておきましょう。複素数平面を初めとする図形問題を解決するにはいろいろなアプローチがあります。一つだけはなく、いろいろな解き方で解いておくことが非常に有効な攻略法となるでしょう。

確率について

本校では確率の問題がよく出題されています。苦手にしやすい分野ですが、苦手な受験生の多くは、原理の理解が浅い状態で問題演習を繰り返していることが多いです。まずは、原理を根底からきちんと理解することが重要です。そのうえで、多くの問題に取り組んでいくとよいでしょう。

推奨テキスト

(1)『青チャート』(数研出版)
いわゆる網羅系参考書です。問題量が非常に多いので、すべての問題を解く必要性はないでしょう。例題などを中心に、問題を選んでいけばよいでしょう。
なお、本校で頻出の、複素数平面、微分積分・ベクトル・確率は重点的に取り組むようにしましょう。

(2)『Z会数学基礎問題集 チェック&リピート』(Z会出版)
学んだ内容の定着度を確認するのによいでしょう。また、苦手分野の確認・復習にもよいでしょう。この問題集を、あまり時間をかけずに解けるように練習しておくとよいでしょう。

(3)『合格る計算 数学Ⅲ』(文英堂)
「合格る」と書いて「うかる」と読みます。このテキストは、数学Ⅲの計算力強化にとても役に立ちます。解き方のコツが丁寧に説明されており、計算の上手・下手にまで触れている希少なテキストです。計算力強化を目的としたテキストなので、なるべく早い時期から取り組むことが大切です。

(4)『シグマベスト 実力強化問題集』(文英堂)
基本事項がある程度身に着いた段階で取り組むとよい問題集です。典型的かつ標準的な問題が多く掲載されています。問題数はかなり多いですが、本校で出題されそうな問題も少なくないでしょう。☆印のついた問題を中心に計画的に進めていくとよいでしょう。
ただし、併願校によっては、この問題集は早期に終わらせておかなければならないので、取り組み方に注意する必要があります。

(5)『大学への数学 一対一対応の演習』(東京出版)
標準レベルの良問が多いです。頻出分野を中心に演習するとよいでしょう。例題ごとにタイトルが付いており便利ではありますが、入試が近づいてきた頃には、タイトルを見ないで解く練習もしましょう。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

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