帝京大学
入試対策と勉強法
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帝京大学の英語対策と勉強法
2017年度以降、大問4題形式で固定されています。2019年度以降はその4題のうち3題が長文読解問題、1題が語句整序問題となっています。2021年度を見てみると、いわゆる「文法問題」は、長文問題の設問に多少出てくるくらいです。
一部下線部和訳で記述式がありますが、ほとんどの問題は選択式です。総合読解問題の英文は医学・科学系の内容が多く、英米の雑誌・書籍・サイトからの出題が多いです。ある程度専門性の高い特殊な内容が主なので、慣れていないと読みづらく感じる可能性があります。語彙・内容ともにハイレベルなものが多いです。
帝京大学の数学対策と勉強法
この大学の問題は、ほぼすべての大問が小問集合となっているような印象です。 2021年の複数日程のうち、ある日程の問題では、第1問の(1)で「積分方程式を満たすf(x)の導出」、(2)で「放物線と共通接線と面積」、第2問の(1)で「空間ベクトル」、(2)で「平面図形」、第3問の(1)で「対数不等式」、(2)で「対数関数を含む関数の最大値問題」、第4問の(1)で「確率」、(2)で「数列」、の各分野からの出題がありました。 全体的にみて、難易度は様々だと考えられます。出題範囲は多岐にわたっているという印象ですので、苦手な分野を作らないことが重要です。
帝京大学の物理対策と勉強法
本学の最大の特徴は必須の英語(外国語)以外、数学、物理、化学、生物、国語から2科目選択する部分です。物理は近年では原子物理も含めてどの単元からも満遍なく出題されます。どの問題も難易度に大きな差はなく、1、2行から3、4行でゴールする基本から標準レベルのセットです。また、本学は例年2月1日から3日の3連続の受験日からの自由選択ですが、分野ごとに出題の素材はシャッフルされ難易度も微妙に変化するので、本学第一志望者の3連続受験が望ましいと言えるでしょう。本学は東海大のように各科目を標準点化(偏差値化)しないので、3回のうち1回のクリーンヒットを狙う連続受験がよけいに望ましいでしょう。
帝京大学の化学対策と勉強法
本学は、試験日自由選択制を採用しており3日程分あるようですが、ここではそのうちの1日程分のみについて、検討しております。
2021年のある日程の問題では、第1問は「主に理論化学に関する小問集合」であり、様々な内容からの出題になっています。
第2問は「有機化合物の構造分析問題」ですが、その問題の中で、いろいろな知識を問う内容になっています。
第3問では「s軌道やp軌道などの電子配置に関する問題」が出題されています。 この内容は高校で教わらないことも多い発展的内容ですが、問題の中である程度の説明がなされており、その情報をもとに現場で考えさせる問題になってはいますが、事前に知っておく方が有利になることは間違いありません。
第4問は「高分子に関する小問集合」のような問題になっており、非常に幅広い知識・考え方が問われている、という印象です。
帝京大学の生物対策と勉強法
全分野からバランスよく出題されています。他の医大では存在感が比較的薄い、進化と系統や生態系についてもしっかりと出題されますが、第1日程は出題されにくい印象です。また、時事的な内容や生物学における一般常識についても出題されることがあります。難易度は基本的なものが多いですが、難問が出ないわけではありません。人名や生物名などの細かな知識を問う設問も出題されます。
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