東邦大学
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東邦大学の数学対策と勉強法
この大学の問題は、すべての大問が小問のように並んでいるような印象です。
2024年の問題では、第1問で「平方根を含む2つの分数式に対して、2乗の和と5乗の和を計算する問題」、第2問で「色のついた玉を用いた条件付き確率の問題」、第3問で「ルートを含む式が自然数となるように、ルート内の整数を決定する問題」、第4問で「元の関数とその逆関数が一致する場合や、2つの合成関数が一致する場合に関する問題」、第5問で「ある関数のn回微分の式に関して、その係数が等差数列になっている場合の公差や極限に関する問題」、第6問で「2つの不等式によって表された領域に関する問題」、第7問で「ある四角形に対する余弦や辺の値に関する問題」、第8問で「媒介変数表示された関数の値や曲線の長さに関する問題」、第9問で「平面ベクトルの問題」、第10問で「不等式を満たす定数の値を求める問題」、の各分野からの出題がありました。
全体的にみて難易度は様々と考えられますが、出題範囲は極めて多岐にわたっていますので、苦手な分野を作らないことが重要です。
東邦大学の物理対策と勉強法
本学の物理は「力学」「電磁気」からの出題が多いです。もちろん、「波動」、「熱力学」、「原子物理」からも出され、配分は年によって微妙に変化します。ただ、力学が多い点は変わりません。2/3くらいは典型的な問題ですが、一部、少々手こずる問題も出題されます。
東邦大学の化学対策と勉強法
2024年の問題では、第1問は「理論・無機化学に関する小問集合」であり、様々な内容からの出題になっています。
第2問は「気体中のオゾンの量を調べるための酸化還元反応や、陽イオン交換膜を用いた実験の2つに関する問題」ですが、それぞれが、複数の小問からなっており、中規模程度の大きさの問題になっています。
第3問では「有機化合物の構造と、旋光性を有する物質の2つに関する問題」ですが、ここでもそれぞれが、複数の小問からなっており、中規模程度の大きさの問題になっています。
こうしてみると、大問数は3つですが中規模程度の問題が5個程度あるような印象になります。
東邦大学の英語対策と勉強法
2021年は長文読解問題が4題と誤り指摘が1題となっています。もっとも出題に流動的な部分もあり、2020年はこれに加え、正しい英語を選択するという形での和文英訳、2017~2019年までは短文空所補充も誤り指摘問題と同じ大問で問われています。東邦大学医学部では、過去に出題のあった形式が再出題されることもあるため、近年の出題だけに対策を絞りたくありません。語句整序や2017年まで連続出題されていた発音アクセントなど出題のあった形式にも意識を払っておきましょう。英文レベルはやや高く、語彙のレベルが高いものも使われています。英文のテーマは医療系のものが毎年出題され、それに加え自然科学系のものが多く出題されます。
東邦大学の生物対策と勉強法
生態系や植物の反応など、医学部では比較的出されにくい分野もしっかりと大問単位で出してくるため、全分野の学習が必須です。また、人名についても聞いてくるので、有名法則などの発見者は押さえておくとよいでしょう。難易度は実験考察問題だけ他の設問よりやや難しいことが多いです。
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