東京慈恵会医科大学
入試対策と勉強法
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東京慈恵会医科大学の英語対策と勉強法
近年の出題には大きな変更が見られ、2017年まで大問として出題されていた文法問題が姿を消し、近年は長文読解が中心となり、あわせて英作文が問われる形となっています。長文の素材は医療系・自然科学系となっており、語彙レベルも高いです。語数は500語程度でそれほど長いわけではありませんが、その内容の難易度と試験時間が60分であることを鑑みるとかなり難易度の高い出題となっています。
東京慈恵会医科大学の数学対策と勉強法
確率、微積(数Ⅲ)、数列、極限が頻出です。例年同じような分野が出題されるので、問題集をやりこんだ後は、必ず過去問をやってみましょう。他にもベクトルや複素数平面が出題される年があるので、全分野まんべんなく学習しておくことは当然ですが必要です。
東京慈恵会医科大学の物理対策と勉強法
2007年以来大問3題の構成が定着しています。力学、電磁気が各1題、残り1題が熱力学または波動というセットですが、2019年には原子分野から放射線が出題されています。力学と電磁気以外の1題は波動、熱力学、原子のいずれから出されても対応できるようにしておくことが合格のためには必須です。近年の最大の特徴は、日常生活あるいは人体など見慣れない素材を単純化して物理的考察を加えるという傾向です。たとえば、水槽から連続的に気泡を発生させるアクア・パーティション(2019年)、血管内を流れる血液の粘性(2020年)、尻もちをついた拍子に背骨を骨折するメカニズム(2021年)などです。これらはまず初見の問題と覚悟するほかありません。題意・設定が一見してわかるとは言えず、小問の誘導に従いながら、最後までたどり着けば、その大問の主題に「なるほど!」と納得する良問ですが、試験場ではまぶしすぎる難問に見えることもあるでしょう。しかし、全体の7~8割の小問は1~4行程度の計算で計算できる基本から標準レベルなので、問題文をよく読み、それらを正解することが目標となります。そのための最大のポイントは、「見慣れぬ設定をいかに教科書レベルの慣れ親しんだ土俵に落とし込むか」です。試験場でのぶっつけ本番は心もとないでしょう。「見慣れぬ設定」の問題に恐怖心を感じなくなるよう、初見の問題を自分の発想に落とし込む訓練がモノを言うでしょう。
東京慈恵会医科大学の化学対策と勉強法
理論分野は化学平衡に関する問題が頻出しています。ただし他の分野との融合的な問題も多いです。無機分野単独での出題は隔年で出るか出ないかといったところでヤマを張るのは危険でしょう。有機は毎年出題されますが脂肪族から高分子まで満遍なく出題されます。
東京慈恵会医科大学の生物対策と勉強法
上位国立の併願校にもなるため、国公立を意識した全範囲からの出題で、生態系なども大問単位で出題されるので、全分野の学習が必須です。選択肢の一部として高校範囲外の内容を含んでいることも多く、記述よりも全選択の問題で難易度が高いです。
東京慈恵会医科大学への受験を控えている保護者様へ
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