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東京慈恵会医科大学 医学部 合格

周りとの比較をやめて、自分自身と向き合って勉強することができました!

  • 出身校 桜蔭高等学校 卒
  • 担当教員 関口先生
  • 受講科目 数学

合格校

・日本医科大学医学部
・慶應義塾大学経済学部

合格者インタビュー

Q.家庭教師を開始するまでの状況

中1から高3まで難関大受験専門塾に通っていました。
当初の成績は良い方だったんじゃないかなと思いますが、主に難関中高一貫校に在籍する生徒が通う塾である以上授業の進度も早く、いつしか追いついていくのもやっとの状況になっていました。
特に、高2のクラス分けで上のクラスになってからは周りのレベルの高さに圧倒されてしまい、常に周りと自分とを比較し、「何で私はこんなにできないんだろう……」と劣等感に苛まれる毎日を送っていました。
自分なりに学習のやり方や計画を必死に考えて実行しても状況は変わらず、次第に塾に行くことが苦痛に感じられるようになっていくようになり、2月の受験でも良い結果は得られませんでした。

Q.家庭教師を依頼した理由

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  • 塾に通う中で、自分で考えつくことはすべてやり尽くした感じがありました。 そうなると、他の誰かに学習の内容や見通しについて客観的に提案をしてもらった方が良いかなと考え、プロの先生に指導をお願いすることに決めました。

  • 集団ではなく1:1の指導を希望したのは、周りと自分とを比較することに疲れてしまい、気持ちを切り替えていきたかったからです。 受験を終えてみると、メンタルを平常に保つことが凄く大切だったと思うので、この決断は正解だったなと振り返っています。

Q.家庭教師の指導についての感想

<本人>
「体験授業を経て関口先生の授業を受けることが決定した後、まずはどの教材をどんな風にすすめていくかについて話し合うことからスタートしました。先生からは青チャートを提案され、いつまでに終わらせるかという目標も立てていただきました。」

<関口先生>
「体験授業でも数ⅠⅡABが苦手なのかな?ということが伝わってきたので、まずは青チャートをやろう、と。一緒に伝えたのは、『基本的なことを夏までに終わらせること』。あと、『落ち込まず、淡々と進めること』です。理解度は類題で都度確認し、フォローする…という流れで進めました。課題も常に出していました。」

<本人>
「その時の正直な感想を言うと、集団塾で難度の高い問題集を沢山解いてきていた経験があったので、(青チャートかぁ…)と思ってしまったのですが、取り組んでみると穴がかなりあることが発覚し、驚きました。ただ、そこでがっかりするのではなく、先生からアドバイスされた通り、日々の課題にコツコツと、淡々と取り組み続けました。その結果、夏に受けた志望校別模試で、40点近く点数を上げられ、成長を実感することができました。」

<関口先生>
「夏以降は『青チャート』から『上級問題集』に切り替えていきました。基礎があらかた完成していたので、過去問は受験直前期を待たず、ちょくちょく取り組んでいました。受験校と自身との距離感を測っていくためです。」

<本人>
「青チャートの時から引き続き、どこまで取り組んだかを先生に報告し、進捗を把握していただいていました。また、基礎に取り組んだことで、解く時もなぜこの解き方が違うのか?ということを強く意識できるようになって、深く考えながら進めることができるようになったと思います。」

<関口先生>
「彼女は『自分で何とかしようとする力』をとても強く持っていて、それは勉強において凄く大切なこと。数学の問題一つとっても、どこを間違えたのか真剣に探すんです。僕が思わずアドバイスしたくなるのに対して、『自分で探すので待ってください!』と言われることも度々ありました(笑)」

Q.授業を開始して変わったこと

成績が上昇したことはもちろんですが、集団塾にいた頃、周りと自分とを比較し、落ち込む…ということを繰り返していたのが、1:1の授業で指導していただいたことで、他人と比較することなく、自分自身が合格することを第一に考えられるようになりました。比較対象が他人から過去の自分になったんです。
また、やり方に関わらず、一定の努力をすれば必ず成績は上がるものだと考えていましたが、人には向き不向きがあり、より適性がある方法を取った方がいい、と柔軟に考えられるようになりました。
先ほどの勉強法もそうですし、志望校の傾向を一つとっても、書けることをすべて書く記述型タイプの入試もあれば、記号問題が多く高得点勝負になる選択型タイプがあって、私には前者のタイプの方が向いている…という感じです。これはプロの先生にアドバイスしていただかないと分からなかったことなので、本当に授業を受けてきて良かったと思います。

Q.印象に残っているエピソード

<本人>
「一度模試でひどい点数を取ってしまったことがありました。成長を実感できた夏の模試から一転して成績が下がってしまったので、以前の私だったらすごく落ち込んでしまったんじゃないかなと思います。ですが、関口先生から『やらない日を作らないように』と言われていたので、すぐに切り替えて勉強することができたんです。」

<関口先生>
「『最低でもこれはやろう』ということを決めて、成果をゼロにしないこと・継続することが大切だと伝えていました。現役時代に共通テストがうまくいかなかったことが後に響いてしまった経験があると聞いていたので。」

<本人>
「確かに模試の点数がひどかった時はモヤモヤしましたが、終わってしまったことを気にしても仕方がないと切り替えて、次のテストで絶対にいい点を取る!と、気を緩めず課題をやりました。」

<関口先生>
「一年近く授業をしましたが、彼女は一回も休まなかったです。やらない日を作らず、淡々と継続することは凄く難しいことなので、素晴らしいなと思います。」

Q.今後進学先で学びたいこと

医学については、まだやってみないと分からないので、これからいろいろと学んでいきたいと考えていますが、受験勉強を通して、自分に向いているやり方のようなものが見えてきたり、比較しすぎないことが大切だと知ったりと、気づけたことが沢山ありました。ですから大学に入ってからも、机に向かう以外の勉強も大切にしていきたいと思います。
人間としても社会人としても、しっかりした人になりたいです。

Q.これから受験する後輩たちへアドバイス


自分にどんな勉強法が向いているのか、どんな学校の傾向が合っているのかということをすぐに知るのは難しいです。そういう時は他の人と比べるのではなく、自己分析をしてみたり、先生にアドバイスを貰ってみたりして、自分自身を省みることが大切だと感じています。
自分に合ったやり方が見つかったら、それをとにかく継続することを心がければ、受験勉強の中で変化が生まれてくるのではないかと思います。

合格体験記

Q.プロ家庭教師を始める前の状況と、自覚していたご自身の課題は?

集団塾に通いながら、自分なりに工夫して勉強していたが、なかなか点数が伸びず限界を感じていた。現役時に自分でできることをやり尽くしたように感じ、この先何を改善すればいいか分からなかった。

Q.上記を克服する上で、プロ家庭教師がどのように役立ちましたか?

課題を淡々とこなして指示通りに勉強することで、模試の成績が上がり、抱いていた不安が解消できた。勉強面だけでなく、メンタル面のフォローもして下さり、受験勉強の大きな支えとなった。

Q.これから大学受験に臨む後輩へ、アドバイスを一言

辛い時は周囲に頼ったり、弱音を吐く場をつくると良いと思います。
先生や家族、友人などの応援してくれる周りの人への感謝の気持ちを忘れずに、頑張って下さい。

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