併願推薦の導入

日大櫻丘高校…併願優遇では加点優遇を行う。基準は都内生5科22、都外生5科23。

日大豊山高校…特進、進学の両コースとも併願推薦を新設。
試験日は2月10日、推薦基準は5科22、9科に1や2がないこと。発表は11日、手続きは3月10日23:00まで。

桐朋女子高校…一般で第2志望（公立併願）優遇制度を導入する。
推薦基準は、9科38または5科22（すべての教科の評定が3以上である者。英検、漢検など検定試験の成績や皆勤、部活生徒会活動実績などの加点あり）。

郁文館高校…Ⅱ期（3月12日実施）でも併願優遇措置を導入する。
推薦基準（昨年度参考）は〈東大クラス〉3科14以上 かつ 5科22以上。〈特進クラス〉3科13以上、5科19以上のいずれか。〈一般クラス〉3科12以上、5科（国18以上、9科で30以上のいずれか。英検、漢検など検定試験の成績や皆勤、部活生徒会活動実績などの加点あり）。

明星高校…ＭＧＳ(グローバルサイエンス)コースの新設にともない、本科のみとしていた併願優遇（Ｃ推薦;公立併願）を、ＭＧＳにも出願できるように変更。出願時にどちらかを選んで受験する。ＭＧＳ入試の結果が合格とならなかった場合でも、特別な事情がなければ本科合格とする。

新しいコースの募集など

東京女子学院高校…外国語コースを新設する。
募集人員は20名（総合コースは40名）とする。外国語コースでは、将来のグローバル社会に備え、礼法や華道をはじめとする日本文化を身につけ、それを海外に発信できる語学力の修得を目指す。同コースは、推薦と併願優遇入試のみの募集とし、一般入試の募集は行わない。

淑徳ＳＣ高校…ＡＯ入試を導入する。
募集人員は5名、2/10に作文と面接で実施する。事前に自己推薦書[志望理由書]を提出する。

日体桜華高校…ＡＯ入試を導入する。
募集人員は単願推薦、併願推薦と合わせて120名。試験日は1月22日面接のみ行う。

国際学院高校…普通科を新設して外部募集を行う。
募集人員は、普通科80名、総合学科160名の計240名(内部進学者を含む)。
これに伴い、これまでのコースは次のように改編する。旧・総合学科特別選抜コース→普通科アドバンスコース、同特別進学コース→普通科セレクトコース、同総合進学コースⅠ→総合学科選抜進学コース、同総合進学コースⅡ→総合学科進学コース。

法政大女子高校…帰国生入試を導入する。
試験日は次の2回がある。Ⅰ期…12月5日、Ⅱ期…2月4日。一般入試（書類選考、学科試験とも）でも帰国生は一定の配慮を行う。

横浜富士見丘学園中等教育学校は、後期課程（高校）での編入募集を行う。
募集人員は1学級程度を予定。試験日は、推薦(専願)…1月22日、一般(併願)…2月10日。選考方法は、推薦では書類選考、作文、面接、一般では書類選考のみとなっている。推薦基準は、専願…31、併願…34(ただし英語は４、9科に1のないこと、英検、漢検など検定試験の成績や皆勤、部活生徒会活動実績などの加点あり）。

このほか、学力重視の傾向に対応して、面接を止めたり、試験科目を変更したりする学校がある。またインターネット出願のできる学校が増えてきた。
桐朋高校…3科テスト＋面接→3科テストのみに変更。
桜丘高校…特進クラス入試の面接中止。ＣＬクラスでは、推薦の適性検査と一般の筆記試験をともに3科とする。　
広尾学園高校…医進・サイエンスコースでは、国数英3科に変更する。
成立学園高校…英語入試導入。試験日2月20日、書類と英語（60分）、面接で選考する。

インターネット出願導入校…日大豊山高校、関東第一高校、実践学園高校、十文字高校、桜美林高校、芝浦工大柏高校、和洋国府台女子高校、市川高校、麗澤高校、西武学園文理高校、桐蔭学園高校、流通経済大付柏高校、我孫子二階堂高校、鎌倉学園高校、千葉英和高校。

また、千葉県生向けに2月10日以前に一般入試を予定している学校(追加判明分)は次の通り。瀧野川女子学園高校…試験日2月5日、東星学園高校…同2月6日、愛国高校…同2月7日、修徳高校…同2月7日、立志舎高校…同2月7日。

 

情報提供：安田教育研究所