市川高等学校の傾向と対策
市川高等学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。
受験の攻略ポイント
英語の攻略ポイント
リスニング問題1題と長文読解問題2題の計3題の出題形式が定着してきた。近年はリスニング量が従来のほぼ2倍になっており、かなり長い英文を聴くことになるため、その対策の重要度も高まっている。
また読解問題の比重が大きいことに変わりはなく、読解力の向上が合格への重要なポイントとなる。また、読解問題においても英文量が多いため、速読力を身につけることが必要だ。前から意味のかたまりごとに読み下すという英語の正しい読み方を身に付けるために、早い段階から普段の学習に読解問題の演習を入れるようにしよう。
数学の攻略ポイント
2023年は、場合の数、関数と図形の融合問題、平面図形の計量、規則性から推測、空間図形の計量の出題があった。平面図形、空間図形、関数と図形の融合で3題出題されているので、図形の定理、定義、性質などは細部までしっかり習得しておきたい。
作図や証明の記述も押さえておきたい。
国語の攻略ポイント
※本校は2020年度より「一般入試」が1回だけとなったので要注意だ。
2023年度は「現代文」2題(「論説文」1題と、2つの「随筆」で1題)、「古文」1題(出典は2つ。
「漢文」単独での出題はない)、「漢字問題」の大問4題。ただし、「現代文」の1題(随筆)と「古文」には「2つの文章」を関連づけるという変則的な小問がある。
本校では昨年度が初出だったもので、明らかに「大学入学共通テスト」を意識しているので、来年度以降も要注意だ。
文章量は例年7000~8000字程度(「古文」含む)だったが、ここ数年は1年ごとに増減を繰り返していた。本年度は昨年度よりやや減少して約8900字(増減についてはまだ油断はできない)。解答数は例年20ほど。近年はやや増加傾向だったが、本年度は落ち着いて22。
「設問形式」は、「選択肢」(「組み合わせ」、「本文内容合致」、「正誤判別」、「不適切」、「脱文挿入」、「空所補充」などあり。本年度は「組み合わせ」と「本文内容非合致」がある)、「空所補充記述」(4年連続で未出)、「抜き出し」、「説明記述」(例年数問。「古文」での出題もある。本年度は「現代文」だけの2問)など。
本校の特徴は、「紛らわしい選択肢設問」にある。「5択」で「各選択肢の説明」が長いという相当に厄介なものだ。また、「説明記述問題」は「設問条件」が複雑なものがあり(本年度は単純だった)、合致させてまとめるのは至難の業。さらに、「漢字」も含めて「総合的知識問題」で「高度な語彙力」が求められている。当然ながら、「古文」も含め本校に備えた「万全の対策」が必要になる。100点満点、試験時間は50分。
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学校 | 市川高等学校 |
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