栄光ゼミナール対策
女子Mさんの場合:
基本問題を確実に得点につなげる指導を行い、大妻中に見事合格!
担当プロ家庭教師 | 斉藤先生 |
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プロ家庭教師の指導期間 | 小学6年生9月~入試まで |
志望中学校(スタート時点) | 大妻 |
成績の推移 | 「四谷大塚偏差値」 算数 48→55 |
基本問題を確実に得点につなげる指導を行い、大妻中に見事合格!
スタート時
栄光ゼミナールに通うMさんは、国語と社会に比べて算数と理科が足を引っ張っていて、特に算数に苦手意識を持っている生徒さんでした。またお母様から見て、塾の雰囲気がのんびりとしているよう感じられ、Mさん自身も同じようなおっとりとした性格のため、その点でも不安に思われていました。そこで、受験本番に向けて苦手な算数を強化したい、塾とは違う雰囲気での学習も取り入れたいとの理由で、6年生の9月より私の指導がスタートしました。
指導内容
入試までの期間が限られた中での指導となりましたので、まず私のほうで、これまで受けてきた塾の「アタックテスト」と四谷の「合不合判定テスト」の結果から、復習すべき事項を拾い出し、『新演習』を使用して類題の演習を繰り返しました。理科に関しては、計算を必要とする分野の基本問題レベルをしっかり理解させることに努め、暗記中心の分野は身につけるべきポイントをアドバイスする程度にとどめました。
家庭学習の改善
算数に関しては、特定の単元が苦手というよりも、算数という科目そのものが全般的に苦手な様子でしたので、基本的な部分を総復習したほうが良いと判断しました。そのため家庭学習の内容は広く浅くという感じで、とにかく基本事項の穴を失くすための演習をたくさんこなしてもらいました。
理科に関しては、私の授業時間ではどうしても算数に時間を使う必要があったため、私からは具体的な学習内容を指示、Mさん本人に頑張ってもらいました。
学習姿勢の変化と成績の推移
「基本問題がしっかり得点出来れば、成績はなんとかなります!」という私の言葉をご理解いただき、実践していただきました。模試や過去問演習の中からも、とにかく復習すべきところを見つけ出し、確実に消化してもらうことを心掛けました。その結果、9月の合不合で、算数の偏差値は48でしたが、12月には偏差値55まで伸びました。そして見事、大妻中の合格を勝ち取りました。
栄光ゼミナール生へのアドバイス
栄光ゼミナールでメインテキストとして使用されている『新演習』は、基本問題を定着させる上で効果的な教材と言えるでしょう。志望校合格に向けて、まずは「偏差値を5上げる」ということを目標にして進めると良いと思います。(もちろん、その時点での生徒さんの位置にもよりますが)偏差値を5上げるために、いきなり難易度の高い内容をこなす必要はありません。これまでの模試の結果から、生徒さん本人にとって必要な学習を選択して繰り返し、しっかりものにしてもらうことが重要です。
栄光ゼミナールが掲げている「自分のトップ校へ行こう」という言葉通り、大切なのは自分にとってのトップ校合格に必要な学習を選択し、努力することだと思います。