4年生の勉強法
栄光ゼミナール4年生の学習ポイント
受験算数の勉強の開始学年です。
栄光での授業スタイルは、全学年・全科目において「予習型」ではなく「復習型」です。教材は、「新演習上・下」を使用します。冊子として事前にお子様方に配布されますが、栄光の方針として、事前の予習は行わないような指導を徹底して行っています。授業に集中し授業で知識をしっかり学び授業で演習した内容について、家庭学習として別途与える問題演習を通じて定着させる、つまり「復習型」の指導方針のもとに授業を展開しています。これは、小4~6年生までのすべての学年に共通しています。
予習しなくてもよい、ということはその分学習時間が少なくてもよい、ということを意味してはいません。むしろ、真剣にかつ集中して授業を受講し家庭学習で、類似問題演習に取り組むことで、授業で習得した知識をより自分の武器として十二分に活用できます。
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算数の勉強法
4年生は受験算数の基礎となる「計算力」を身につける
4年生の時期で大事なことは、受験算数の基礎となる「計算力」をしっかり身につけることです。一年間で徹底して基礎を固めるための最適なカリキュラムが用意されています。
新4年生の2~3月
数量については、小数のかけ算・わり算、和差算について学習し、計算方法を正しく理解し、0を含む計算の仕組みについて理解を確実にします。
図形では、対頂角・同位角・錯角などの角度を学びながら平行線と角についての理解を深めます。また、図形の基本である正方形や長方形についても、その性質と対角線の利用について演習を通じて知識の定着を図ります。
1学期の学習内容
数量では、、計算(逆算・虫食い算)、植木算、周期算、小数と概数、分数の性質、分数の加減、日数・曜日の計算、表とベン図、条件整理と推理を扱います。
図形では三角形の性質、立方体と直方体の性質、正方形と長方形の面積を行ないます。特に、日数・曜日の計算では、お子様たちが苦手とする「こよみや日数計算の注意点」を正しく理解し問題に取り組めるようにします。
夏期講習会では、それまでの学習内容を総合的に復習します。
2学期の学習内容
数量では、小数の計算、分配算、約数と倍数、公約数と公倍数、分母の異なる分数の計算(加減)、小数と分数の混合計算(概数)、方陣算、平均とグラフを学習します。特に、数の性質や約数・倍数に関係した問題は、入試問題としての作問の幅も広く本番入試で柔軟な発想が行えるように、4年生のこの時期にしっかりと基礎問題に取り組みます。
図形では、様々な四角形の性質と面積、三角形の面積、展開図と見取図を学習します。展開図や見取り図は、お子様たちが非常に苦手とする立体地図形の問題を解く際における有効なアプローチの一つになります。2年後に苦労しないように、この時期にしっかり知識を習得しておきます。
副教材「計算日記」の活用
全ての算数力向上のために、日々行う「計算日記」を副教材として用意しています。基礎的な計算問題から複雑な計算までを網羅しており、日々たゆまづ努力してゆくためには最適な教材です。
国語の勉強法
4年生で物語文と説明文読解の基礎を習得する
新4年生の2~3月
物語文と説明文を演習し、指示語や接続後の基礎を徹底して学びます。ことばの仕組みを説明文にて、登場人物の心情把握を物語文にて習得することを目標とします。
1学期の学習内容
4~7月にかけては、再度、説明文と物語文の読解をよく深く掘り下げ、本格的な読解力の基礎を演習します。
具体的には、物語文における「人物の気持ちの変化」「人物の気持ち」を探ることで、その人物の「性格・考え方・生き方」までも考察できるような授業展開を行います。
また、説明文においては「話題から要点へ」「指示語・接続詞のさらなる学習」を通じて、文章全体の要旨を把握する応用力を養成します。また、この時期に「詩」を扱います。これは、詩のリズム感や市独特の表現方法や技法に慣れ親しみ、お子様方からの詩に対する「苦手意識」「拒絶反応」を払拭したいからです。
夏期講習会では、夏までに学習した内容を総合的に復習します。
2学期の学習内容
9~12月までは、これまで通り、説明文と物語文の読解が中心となります。ただし、扱う問題も多少レベルアップします。この時期には、これまで学習してきた解法をベースに、さらに深く文章を掘り下げる作業を行います。
説明文では、各形式段落間における関連性や、個々の段落で述べられている要点を短い文章で要約化する能力を高めます。
物語文においては、場面の変化を的確に読み取り、主人公の心情を文中の会話文や情景描写などから把握できるスキルを訓練します。
冬期講習会から5年生になるまでの学習内容
冬期講習会では、これまでの総復習を行います。
冬期講習会が終了してから5年生になるまでは、文章全体を要約して要旨をとらえること、登場人物の心情から主題をつかむこと、詩の表現技法に注意して主題を理解することなどを中心に学習します。
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