市進学院対策
女子Kさんの場合:
小さな目標から着実に達成していくことで、女子学院に見事合格!
担当プロ家庭教師 | 斉藤先生 |
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プロ家庭教師の指導期間 | 小学6年生6月~入試まで |
志望中学校(スタート時点) | 女子学院 |
成績の推移 | 「市進学院偏差値」 算数 57→66 |
小さな目標から着実に達成していくことで、女子学院に見事合格!
スタート時
市進学院に通うKさんは、6Cクラスに在籍。国語が得意な生徒さんで、理社もそれなり高得点で安定していましたが、算数だけが常に足を引っ張っていました。またこれまでは、主にお母様が学習のサポートをしていましたが、ご家庭でも初めての中学受験生ということもあり、これ以上何をどうしたら良いかわからないとのことでした。「とにかく算数を何とかしたい」というご要望を受け、私の週1回2時間の算数の指導が始まりました。
指導内容
指導開始当初、まずは塾の「定例試験」で150点満点中、100点以上を安定して取れるようにすることを目標としました。具体的には大問①~⑤で90点を取り、大問⑥で残りの10点を取ること、そのために必要な学習を進めました。特に各種テストの復習には力を入れました。基本的な部分は広く復習して、重要な分野(特に速さや相似など)はより丁寧に行うことを意識しました。
家庭学習の改善
Kさんは真面目な性格で、元々コツコツ勉強を頑張れる生徒さんでしたので、学習の中身を整理(特に本人にとっての難問は、必要以上に気にし過ぎないようにする)したことにより、算数の家庭学習そのものが、以前に比べてスムーズに進むようになりました。ただ、算数ばかりに力を入れ過ぎるあまり、他3科の学習がおろそかになってしまった時期がありました。その結果、得意科目である国語の成績が急降下。そこで再度、私の方で4科のバランスをふまえた学習プランに修正。その後、すぐに立て直すことが出来ました。
学習姿勢の変化と成績の推移
前述のとおり、Kさんはコツコツ勉強を進めてくれましたので、算数の成績は「定例試験」で偏差値50台後半がやっとだった成績から、安定して60以上を取れるようになりました。また他塾の模試も積極的に受けてもらいましたが、どの模試でも算数は偏差値60~65という好結果に。受験本番では1月校を無事全勝で乗り越え、その後見事、本命の女子学院に合格しました。
市進学院生へのアドバイス
市進学院の算数の教材は、他塾の教材と比較しても、とても良い内容だと思います。説明が丁寧で、しっかり図も書いてありとても分かりやすい。Fクラスの教材になると難問も多く、上位の生徒さんたちにとっても、手ごたえのある内容になっています。どの科目も『必修シリーズ』は良くまとまっているテキストではありますが、理科社会に関しては志望校によっては、他の教材で補う必要があるかもしれません。
他塾(SAPIXや四谷大塚など)と比較して、授業の進度はやや遅くなりますが、その点は特に心配ないと思っています。最終的に生徒さんの志望校合格に必要なことを身につければ良いのです。