中学受験プロ家庭教師 中学受験 進学塾別対策

市進学院対策
男子G君の場合:
部活を続けながら学習の効率化を徹底し学習院中に合格!

小池先生
担当プロ家庭教師 小池先生
プロ家庭教師の指導期間 小学5年生3月~入試まで
志望中学校(スタート時点) 大学附属中(立教池袋、明大中野など)
成績の推移 「市進学院の定例試験」  算数 50→55

部活を続けながら学習の効率化を徹底し学習院中に合格!

スタート時

指導開始当初のG君は、市進学院の6Cクラス。サッカー(週4回の練習)を辞めずに、塾との両立で中学受験を希望していました。現状は、算数の成績が5年生の後半から下降中。これまではお母様が、塾で理解できなかった部分のフォローと、G君の家庭学習の管理をしていたのですが、段々と教えきれなくなってきたことと、お母様自信がご自身の指導方法に不安を抱えている状況が判明しました。また、本人は口数が少なく自己表現を苦手とするタイプの性格で、それがお母様の「イライラ」の原因となり、指導中に感情的になってしまうことを、お母様ご自身が反省されていました。よって、「褒めて伸ばして欲しい」とのご要望に同感し、私が週1回2時間で算数を担当することになりました。

指導内容

先ずは、市進学院の理解力を総チェックしました。特に、市進オリジナルとも言える「比」の解法をちゃんと理解できているかどうか?丸暗記になっていないかどうか?等を、重点的に確認しながら「授業プリント」と「ホームタスク」で苦手部分の明確化とその対策をおこなっていきました。「トライアル」に関しては全てに取り組むのではなく、私のほうで問題を取捨選択して類題の演習を行い、指導した内容が「マスター」出来ているかをチェックしていきました。

家庭学習の改善

先ず、塾の授業プリントに関しては、解き直しすべきものに優先順位をつけていきました。G君は真面目な性格のため、「全てをやろうとする必要はないよ。必要な課題を慌てずに取り組めば大丈夫!」と励まし、安心感を与えました。また、G君には『質問ノート』を用意させました。学習中にわからなかった問題はその都度ノートにチェックさせ、時間効率アップをはかりました。お母様に対しては、市進学院のカリキュラムに合わせて、月毎の学習テーマと、入試までの全体を通した学習スケジュールを明確に提案しました。また、夏以降は、新しい教材はなるべく使用せず、手元にある教材の中で、志望校に必要な部分をピックアップして取り組ませました。特に、G君が苦手にしていたといえる図形と速さは、この方法で解決できました。

学習姿勢の変化と成績の推移

サッカーと塾の両立を続けるために学習内容と時間の効率化が重大な課題でした。特に、学習効率を上げることを徹底して進めた結果、下降気味だった算数の成績は、偏差値50以上を安定させることができ、夏以降には55以上をキープ出来るようになりました。また模試で得点できなかった問題に関しても、その解答内容が向上し、ケアレスミスを修正すれば志望校の合格点が見えてきました。サッカーは小6の11月頃まで続けました。1月の受験校(おさえ)が不合格となるアクシデントがありましたが、それをばねにして、志望校の一つであった明大中野に合格しました。さらに、勢いに乗って、見事、学習院中等科の合格も手にしました。

市進学院生へのアドバイス

他の大手進学塾と比べて授業時間は少なめですが、それでも生徒の学力によっては授業プリントの全ての問題を解き直して理解させるのは厳しい面もあります。よって、その子の課題を明確にして、重要な部分を優先的に確実に理解・定着させる家庭学習が大切です。またカリキュラム上、他塾に比べて図形の演習量がやや少なめなので、志望校によっては必要なものを補う必要があります

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