四谷大塚対策
女子Iさんの場合:
テストの点数UPでモチベーションもUP!横浜雙葉中に合格!
担当プロ家庭教師 | 渡辺先生 |
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プロ家庭教師の指導期間 | 小学4年生2月~入試まで |
志望中学校(スタート時点) | 横浜雙葉 |
成績の推移 | 「四谷大塚偏差値」 算数 47.1→66.3 |
テストの点数UPでモチベーションもUP!横浜雙葉中に合格!
スタート時
2歳上のお兄さんの中学受験を担当した後、引き続き妹さんを担当させていただくことになりました。スタート時点で第一志望校は横浜雙葉中と決めていました。横浜雙葉中は1回しか試験がないため、テストでは「後がない」ことを意識して取り組むよう伝えました。授業は算数中心に国語・理科・社会は必要に応じて勉強する形で、週1回2時間の授業をスタートしました。
指導内容
小学5年生の時は「予習シリーズ5年上・下」の必修例題、応用例題、基本問題、復習問題を、小学6年生の前半は「予習シリーズ6年上」の基本のチェック、必修例題、ステップアップ例題、チャレンジ、基本問題に加え、その週の単元に合わせて「予習シリーズ5年上・下」の練習問題(一部抜粋)をやりました。小学6年生のGWに「4科のまとめ」1回目(途中まで)、夏休みに「4科のまとめ」1回目の残りの問題と2回目を終え、夏休みが終わる頃には一通り総復習を終えていました。小学6年生の9月からは算数以外の3科目も含めて志望校の過去問対策に入りました。
横浜雙葉中だけではないですが、最近は算数の問題で途中式や考え方を書かせる学校が増えてきています。それをふまえ、宿題を確認する際に途中式を書いてもらったり、どのような解き方をしたか教えてもらったりしました。解き方をただ暗記しただけでは応用が効かないので、問題の本質が理解できているか確認するようにしました。
家庭学習の改善
算数の家庭学習はしっかりやっていましたので、他の科目もまんべんなくやるようアドバイスしました。特に、週テストの結果から理科と社会が手薄になっていたため、必要な部分を宿題にしてクイズ形式で暗記出来ているか確認をしました。少しでも楽しく勉強出来るよう工夫したつもりです。テストでいい点を取るための勉強のやり方がわかると、自ずと週テストの結果もついてきました。週テストで良い点数を取り始めると理科・社会の勉強を自分から積極的にやるようになりました。
学習姿勢の変化と成績の推移
第一志望校が決まっている生徒さんに共通して言えることですが、「この学校に絶対に入りたい」という意志が感じられ、学習姿勢はとても良かったです。塾の宿題や私の出す宿題を忘れることはほとんどありませんでした。宿題の確認がすぐに終わるので、次から次へと問題を進めることが出来ました。
それでも、小学5年生の時はテストでケアレスミスが多く、クラスも週テストでの算数の成績も安定していなかったですが、自分からケアレスミスをなくすように間違えた問題を繰り返し解いたり(苦手な問題はほぼ毎日復習したと言っていたことがありました)テストで見直しをしたりと努力した結果、小学6年生になりしばらくするとクラスが安定し、算数は週テストで80点以上を取れるようになってきました。合不合判定テストは第2回から第6回まで算数は偏差値60台を取っていました。合不合判定テストの第3回目からは4科目でも偏差値60を上回るようになり、志望校判定でも80%が出て、一層やる気を増していました。
四谷大塚生へのアドバイス
「予習シリーズ4年上・下、5年上・下」で受験に必要な単元を勉強しますので、現在小学4年生及び5年生ならば今を大切に、現在小学6年生ならば6年生の単元を習ったときに「予習シリーズ5年上・下」に戻って、例題を復習するといいと思います。(上位校を狙うのであれば、「予習シリーズ5年上・下」の練習問題まで勉強するといいと思います。そうは言っても、時間に限りがありますので、問題を取捨選択する必要があります。)また「4科のまとめ」もコンパクトに良問が揃っていますので、出来るだけ早く終わらせるといいと思います。得意な単元は先に、苦手な単元は後回しになる傾向がありますが、苦手な単元こそ先に始めることを勧めます。ただし、志望校によっては「4科のまとめ」だけでは足りないので、プラスαが必要になってきます。四谷大塚生は毎週テストがあって大変だとは思いますが、理解しているかどうかの確認がすぐに出来ますので、テストで良い点数を取ることを目標に頑張ってください。