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四谷大塚対策
女子Tさんの場合:
ケアレスミスを減らし偏差値60を突破!豊島岡女子に合格!

小池先生
担当プロ家庭教師 小池先生
プロ家庭教師の指導期間 小学6年生2月~入試まで
志望中学校(スタート時点) 豊島岡女子
成績の推移 「四谷大塚偏差値」 算数 56→65

ケアレスミスを減らし偏差値60を突破!豊島岡女子に合格!

スタート時

Tさんは豊島岡女子に憧れる明るく元気な生徒さんでしたが、ケアレスミスが多く成績が伸び悩んでいる状況でした。また5年生の後半以降になると、ご両親による算数のフォローも内容的に厳しくなりつつあったようです。そこで、どうすればケアレスミスを減らすことが出来るか、何をすれば偏差値60の壁を超えられるか、プロ家庭教師に改善をお願いしたいとのご要望を受け、6年生2月から算数の指導を開始しました。

指導内容

まずはTさんの性格を把握するとともに、どのようなケアレスミスが多いかを分析しつつ、そのケアをしていくことから始めました。それと同時に、なんとなくの理解だった部分は、確実な理解となるよう仕上げていきました。Tさんは途中式を書くことを面倒がり、暗算ですませる事が多かったので、とにかく面倒でも、途中式を必ず書かせることを徹底させました。その際には「ゆっくりでもいいから」と途中式を書いて解いてもらい、暗算で解いた場合と時間的に大差はないということを実感してもらいました。

家庭学習の改善

指導開始当初のTさんの家庭学習は、とにかく課題さえこなせば勉強は終わり、と悪く言えば雑な取り組み方をしていました。そこで算数に対する取り組み方そのものを改革していきました。具体的には、問題を解いて満足して終わりというところから、ミスをした部分の理由をその都度明確にしつつ、どのようなミスをしやすいかを自己分析させるようにしました。特にミスが多い単元に関しては、比較的簡単なもので量をこなしてもらい、自信をつけさせることも意識しました。

学習姿勢の変化と成績の推移

5月くらいまでは、なかなか計算ミスが減らず苦戦をしていましたが、Tさんの中で途中式を書くということが徹底されてくると、ミスが減り、結果が出始めました。すると以前は「面倒くさい!」と文句を言いながら書いていた途中式を、私から言われなくても「後で見ても、何をしたのかがしっかり分かる」ものを、自主的に書けるようになりました。指導開始当初56だった算数の偏差値が、夏休み明けのテストでは過去最高の65まで上昇、それ以降も60台をしっかりキープして受験本番に臨み、豊島岡女子に合格することが出来ました。

四谷大塚生へのアドバイス

算数は2単元ずつ進むため、内容的に厳しいと感じる時もあるでしょう。その際には、まずは「二兎を追わずにして」確実に1単元はモノに出来るよう努力することをお勧めします。成績は一時的に下がってしまう可能性もありますが、しっかりと理解をして解法を身に付けておくことが出来れば、6年生の夏休み以降に成果として現れるケースを多く見てきました。また夏休みに「四科のまとめ」を仕上げることで、それ以降の模試で偏差値60が見えてきます。それ以上を目指すのであれば、「演習問題集」などを活用していくことが必要になります。

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