4年生の勉強法
四谷大塚4年生の学習ポイント
四谷大塚の授業における4年生の学習テーマは「自ら学び、自ら努力する学習習慣を身につける」ということです。自らが「学ぶ姿勢」を持ち、それを持続していけるモチベーションを維持するには、お子様が「勉強のおもしろさ」を実感することが重要となります。それには、お子様の学習環境、中でも「教材」と「授業」の果たす役割が極めて高いといえます。
四谷大塚で4年生が使用するテキストは、「おもしろい」と実感させて「学ぶ楽しさ」を実際の演習の中で実感できるような構成になっています。また、授業においては、お子様の知的好奇心を刺激しながら、中学受験に必要な「基礎力」と「思考力」の基礎固めを行います。
それでは、教科ごとに、4年生が学習する内容を四谷大塚のカリキュラムとテキスト内容に沿ってみていきましょう。
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算数の勉強法
4年生は「論理的に考える力」を養成する準備段階
算数(中学になると『数学』と名称変更)とは、与えられた情報(速さ・面積・相似・割合など)をいかに素早く正確に条件整理を行い、正解までの解法の道筋を論理的に組み立てる科目です。
従って、最終的には、論理的思考力の養成が不可欠であり、その最終ステージに至る準備段階として4年生の学習内容を設定しています。
「自分の頭で考える」「発見」の面白さを経験する
「和と差の問題」「数の性質」「平面図形」「規則性の問題」などの問題演習を通じて「自分の頭で考える」ことの楽しさを学び、「発見」の面白さを経験させます。
さらに、受験算数に直接関係する「速さ」と「割合」に関する基本的な考え方や概念を指導します。
計算力の強化を図る
算数で高得点を得るために必要な計算力を4年生において習得させ、日々の演習・トレーニングを積んで計算力の強化を図ります。合格点を取るためには、計算のスピードと正確さが重要なカギとなります。
また、文章題に対してしっかりと式を書くこと、間違いを自己検証でき、計画的に学習を進める習慣の定着のためにも、正しい勉強方法を教え、学習習慣の確立をしっかり実現できるように、丁寧に指導します。
国語の勉強法
「多読」「音読」「精読」をくり返して国語力を高める
四谷大塚で使用する教材は「予習シリーズ」です。受験国語にとって必要なスキルは、「音読」「精読」「多読」です。これが国語力アップの基本になります。
四谷大塚で使用する教材「予習シリーズ」は、これらの習慣づけに最適な構成となっています。有効活用して、国語力を高めましょう。
本や国語の問題文を「多読」する
国語力は読書量に比例する、とまで言われるほど国語力アップにとって「多読」は重要な要素になります。4年生のうちは、時間的余裕もありますので「多読」を行う絶好のチャンスです。ジャンルは特に決めなくとも良いと思います。お子様が興味の持てる本であることが大切です。また、そのような時間的な余裕もないし、本人(お子様)もそんなに本が好きでもない、という場合には国語の問題文をたくさん読み込むことです。このような問題文をたくさん読むうえで、「予習シリーズ」は最適です。
「音読」を習慣づける
「音読」を行う意味も重要です。学習のうえで知識の定着は「どのくらい脳に刺激を与えたか」によると言われています。この『刺激』とは、目で読む「視覚」、声を出して耳で聞く「聴覚」が国語の文章読解において該当するでしょう。
「予習シリーズ」の読解問題の冒頭には「次の文章をしっかり音読してから、次の問に答えなさい」と明記してあります。これは、お子様が家庭学習で行う多読(様々な文章に接することで思考力を深める効果)と音読(正確な発音・発声から得る言葉の学習効果)を確実に習慣づける結果となります。
文章を深く理解する「精読」を行う
「多読」と「音読」の習慣化を踏まえたうえで、授業で行うのは「精読」です。
4年生では、一文一文を正確に理解することに始まり、文章全体の掘り下げた理解へ至る読み方を授業で伝えるという、密度の濃い展開を行ないます。
また、この時期より記述問題の添削指導を行い、お子様の記述力の基礎を確かなものにしてゆき、あわせて、国語力の基礎となる「ことば」や「漢字」の学習習慣(登校前の15分ドリル演習など)の構築も、この時期に必要となります。
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