5年生の勉強法
四谷大塚5年生の学習ポイント
四谷大塚では、5年生までに中学受験に必要な学習内容を終了します。これは、6年生になった段階でより実戦的な問題演習を行い、本番入試で高得点を取るためのプログラムです。
したがって、5年生の1年間は、基礎を大切に積み重ね、しっかり基礎を固めることに重点をおいたカリキュラムになっています。なぜなら、中学受験に成功するためには、この時期に弱点や苦手分野・疑問を作らない、ということが大事だからです。
無理・無駄のないような学習プログラムに従い、きめ細やかな学習指導でしっかりと基礎力を養います。
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算数の勉強法
基本問題と応用発展演習で算数の学力を効率的に伸ばす
この1年間で学習する分野のうち大切なものは、「割合・比」と「速さ」です。難易度に関係なく、どの中学校でもこの分野の問題は必ずと言っていいほど出題されます。特に、比を用いた速さの問題は、いかにして速く・正確に与えられた情報を処理して正解へ向けた解法の道筋を見出せるかが、「勝利」をつかむうえでの重要なカギとなります。
さらに、難関上位校では「速さ」と「図形」の融合問題が、ダイヤグラムを用いて相似等の考え方を当てはめることができるかどうかがポイントです。
5年生では、この領域の問題を中心に、「数の性質」「図形」「場合の数」などの演習を週1回目の授業において、基本概念の解説から基本問題の演習を行い、2回目の授業で応用発展の演習と解説を行い、算数の学力を効率的に伸ばしてゆきます。
国語の勉強法
「受験国語にとっての基礎力」を身につける
さらに「精読」のスキルを高める
「受験国語にとっての基礎力」とは一体何でしょうか。一言でいうならば、「解答の根拠・理由となる部分や内容」を本文中より抜き出す力、指摘する力です。これが受験国語の基本です。
そして、「予習シリーズ」のテキストをベースに4年生から開始した「精読」を中心とする授業の中で、5年生ではさらにそのスキルを高めるために徹底した指導が行われます。そのような過程を通じて、本文から設問、設問から正解へ至る「思考の道筋」を明確にし、自力でその道筋を構築できるようになることが5年生の学習の最終目標です。
記述答案の書き方を徹底的に学ぶ
四谷大塚では4年生で学習した説明文、物語文、詩に加えて、5年生では随筆文、論説文、短歌、和歌、俳句など、入試に必須といわれる全てのジャンルの読解問題を徹底的に授業で指導します。
あわせて、記述答案の添削指導も徹底して行ないますが、単に、模範的記述解答が何かという指摘だけではなくて、お子様がどのような思考パターンで自分の記述答案を書きあげたのか、そしてその答案のどこが正解に至らなかったのかを、お子様が自覚できるまで丁寧に指導します。
自分の頭で考えたことを文章としてまとめ上げる力を身につける
大切なことは、「自分の頭で考える」ことであり、頭で考えたことを文章として表現し、まとめ上げる力です。よく言われることですが、「頭の中で考えたことを文章にすると1%しか表現できない」ようです。これは、考えはまとまっても、それを言葉で、文章で相手に伝えることの難しさを端的に表していると思われます。
四谷大塚では、お子様の考え抜く力や文章表現力を「予習シリーズ」という完成度の高い教材と密度の濃い授業を通じて高めていきます。
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