指導実例インタビュー
小池先生
指導実例インタビュー
小池先生
合格実績(五十音順)
青山学院・麻布・桜蔭・鷗友学園女子・海城・開成・学習院・吉祥女子・慶應中等部・攻玉社・駒場東邦・芝・渋谷教育渋谷・城北・女子学院・桐朋・雙葉・明大中野・明大明治・立教池袋・早稲田実業学校・浅野・栄光学園・慶應湘南藤沢・慶應普通部・サレジオ学院・湘南白百合・逗子開成・聖光学院・横浜共立学園・横浜雙葉・市川・渋谷幕張・東邦大学東邦・大宮開成・栄東・立教新座・筑波大附駒場 他多数
基礎力徹底で自信を取り戻したN君、志望の浅野中合格!
指導を始める前の状況
SAPIXに通っていたN君は小5の夏休み明けから成績が急落、αクラスからFクラスまで下がってしまいました。また授業がわからなくなり、授業が面白くない、よって「塾に行きたくない」というような悪循環に陥っていました。N君本人は元々、浅野かサレジオに合格したいという目標を持っており、ご両親もまだ目標は高く持っておきたいとのことでした。そこで特に足を引っ張っていた算数の指導、それから必要に応じて理科もフォローしてほしいとのことで、小5の10月より指導を開始しました。
指導内容
指導開始当初、N君はモチベーションがとても下がっていました。そこで自信を取り戻してもらう第一歩として、何をすべきかを明確にすることから始めました。まず基礎トレを必ず毎日取り組むように徹底、次にデイリーサポート、デイリーアプローチをどこまでやればよいかを明確にし、当面は☆1つの問題を確実に解けるようにすることに専念させました。基礎トレは最初の頃はサボることもありましたが、3ヵ月を過ぎるころには必ず毎日取り組めるようになりました。毎回きちんとチェックして確認を繰り返すことによりN君も学習のペースを掴めるようになり、その頃には40台に落ち込んでいた偏差値を50まで戻すことが出来ました。次の段階として基礎力の確実な定着とケアレスミス防止のため、基礎トレをこれまでの2倍こなすようにしました。最初は大変そうでしたが、40~50点だったものが、90~100点になりN君自身が「基礎トレって簡単だよね!」と言えるほどに自信を取り戻ました。またデイリーサポート、デイリーアプローチは☆1つの問題の解き直しを徹底、その後は指導開始当初にここまで解けるようになれば合格圏内と伝えていた☆2つの問題まで取り組めるようになりました。理社に関しては小6の夏休みまでに「コアプラス」をこなすよう指示、必要に応じてサポートして基礎力強化に努めました。
結果
基礎を徹底して取り組むことにより、学習姿勢そのものが改善され開始3ヵ月目以降には偏差値が50~55に回復、クラスもα手前までいきました。そして小6の夏休み前には偏差値60超えを達成、αクラスに戻ることが出来たのです。その頃にはN君はモチベーションも非常に高く、すっかり自信を取り戻し、「塾って楽しいよね!」という余裕のセリフが出るほどに変わっていました。夏休み以降も偏差値60以上をキープ、結果、2月1日から3日間の入試でサレジオ、世田谷学園、浅野と全て合格することが出来ました。N君を自らコツコツ努力出来る状況に促すことが出来たことで結果がついてきた思います。
学習姿勢を根本から改善して、志望の日大中に合格!
指導を始める前の状況
四谷大塚に通っていたI君は、週例テストではそこそこ点数が取れていたのですが、月例テストや組分けテストになると点数が取れない、という状況でした。また彼の学習姿勢は「宿題をこなせばよい・言われたことだけをすればよい」という感覚で成績を上げたいという欲が少ない生徒でしたので、その結果成績も低迷していました。志望校である高輪中と日本大学中合格のために、特に苦手な算数をなんとかしたい、というご依頼で小6の7月より指導を開始しました。
指導内容
まず週例では点数が取れるのに、月例や組分けでは取れない理由を分析した結果、「なんとなく式を書いて正答に至っている」解答が非常に多いことに気がつきました。つまりしっかりと理解せず、解法の丸暗記で短い範囲のテストをやり過ごしている状態だったのです。そこで今までのように、ただなんとなく塾の課題を全てこなすのではなく、解く内容の優先順位と制限時間を決めて、とにかく理解度を高めることに専念しました。特にだらだらと取り組まないよう、「短時間で集中して効率よく」を心掛けました。また集中して取り組んだご褒美としての自由時間を確保しました。小6の7月ですので、少しでも多く学習時間を確保したいのはやまやまでしたが、理解度の向上に加えて本人のモチベーションを上げるという観点からも必要だと感じたからです。
ただやみくもに問題をこなすだけの学習から、解いた問題を確実に理解して自分のものにする学習に変える指導をした結果、I君自身が積極的に学習に取り組むようになりました。また解き直しを徹底させることにより定着度も高まり、学習姿勢の変化の影響かケアレスミスも次第に減っていったのです。
結果
I君の学習方法の効率化と学習姿勢を向上させることに成功した結果、基本的な問題は確実に得点出来るようになりました。特にケアレスミスが非常に少なくなり、組分けテストや合不合では算数はずっと偏差値50を超えることが出来なかったのが、9月以降は毎回50を超えるようになりました。元々I君は指導開始当初から「絶対合格するから大丈夫!」と根拠のない自信を持っていましたが、この頃には同じセリフを聞いても自信が確信に変わっていたような頼もしさを感じました。結果は日本大学中と高輪中に見事合格。塾からは厳しいと言われていた2校とも合格を勝ち取ることが出来て本当に嬉しかったですね!