指導実例インタビュー
渡辺先生
指導実例インタビュー
渡辺先生
合格実績(五十音順)
青山学院・鴎友・学習院女子・吉祥女子・慶應中等部・光塩・晃華・攻玉社・駒場東邦・頌栄・城北・女子学院・白百合・成蹊・東京女学館・東洋英和・広尾学園・雙葉 ・普連土・立教女学院・鎌倉女学院・慶應湘南藤沢・公文国際・湘南白百合・洗足学園・フェリス・横浜雙葉・市川・東邦大東邦・筑波大附 他多数
難問ができないという焦りを克服し、フェリス中に合格!
指導を始める前の状況
理解力はあるものの「難問ができなければ!」といった焦りがあり、その結果単純ミスの多さに足を引っ張られていたHさんは、四谷大塚のCクラスから上がれずにいました。家庭学習は、難しい問題ばかりを好んで取り組みながら、結局習得できないまま放置する問題がある半面、基本問題を軽視しておろそかにしていました。また、苦手意識のある単元を後回しにする癖もあったりと、学習方法の改善が必要だとすぐ分かりました。お母様の要望は、『まずは弱点補強をして自信を持たせてほしい』ということで、小5の6月から指導がスタートしました。
指導内容
小5年~小6年前半では予習シリーズの例題から練習問題までをきっちり取り組ませ、苦手単元やその週の単元の分からなかった箇所を全てつぶして行きました。小6年の夏休みには、予習シリーズ6年下の総まとめを終え、9月からは過去問に取り組みました。過去問は、第一志望のフェリスを6年間分×3回、そのほか鎌倉女学院、横浜雙葉、公文国際などを解きました。過去問を進める中で、基本事項にあいまいな部分がいくつか発見でき、再度「4科のまとめ」を使用して基礎固めを行いました。また、Hさんは字が雑で、途中式をきちんと書かない悪い癖もあったため、後から他の人が見ても理解できるような解答作りを心がけてもらいました。これは、正直大変な作業でした(笑)。保護者の方にも、苦手単元を作らないことや基礎固めの大切さを御理解いただき、チェックや丸つけなど家庭学習の管理面でご協力いただきました。
結果
基本が大切だと気付いてからは、Hさんは基本問題をしっかり取り組んでくれるようになりました。すると成績は上昇し、塾のクラスもCクラスからSクラスに、さらにS1クラスにまで上がりました。偏差値も指導科目の算数は60代後半をキープし、合不合模試でも4科で70近い成績をとることができました。その結果、第一志望校のフェリス女学院に合格。もともと理解力があるのに、勉強のやり方でつまずいていたHさんは、難問理解への焦りを解消して、基本の大切さ知ることによってフェリス女学院合格を勝ち取りました。
プロ家庭教師一本に切り替えて偏差値44→56へ。香蘭中に合格!
指導を始める前の状況
Sさんは、小4から早稲田アカデミーに通塾していました。ただし、夏休み・冬休み・春休みの早アカの講習会には一切参加せず、その休みの期間だけ私が指導するという方法で進めていきました。この期間での、私の授業内容は既習単元の弱点補強や、科目によっては先取り予習をおこなっていました。そもそも、ご両親が、塾をやめて全ての授業を私(家庭教師)一本に切り替えることも想定していらっしゃいました。そして小5の2月に早アカをやめて、私が週3回ペースで本格的に二人三脚での指導が始まりました。
指導内容
私が気を配ったことは、分からないところがそのままにならないよう配慮しました。算数は一人で問題が解けるかどうか、国語はきちんと文章を読めているかどうか、理科・社会は正確に暗記しているかどうか、お母様のご協力もお願いして、家庭学習をしっかり管理させていただきました。特に、お母様には、学習内容の年間スケジュールと週間スケジュールを随時提示して、進捗状況もこまめにお伝えしました。具体的には、塾をやめた小6の3月からは、『W-Basic』と『予習シリーズ』を中心に1週間に1単元ずつ終わらせ、2学期以降は、『4科のまとめ』と過去問を進めていきました。Sさんは、一度“難しい”と思うと、ついついあきらめてしまい、いつの間にか空欄が増えてしまうという悪いクセがありました。そのクセを直すために、“考えたことは書く習慣” “何でもいいから書く習慣”を身に着けさせるために、色々と工夫いたしました。
結果
小5の後半には、香蘭女子に行きたいという気持ちが固まってきて、それ以降は必死に頑張って勉強してくれました。当初の偏差値は41だった算数も、最終的には12月の四谷大塚合不合で偏差値56まで上がりました。そして、見事第一志望校・香蘭女学校に合格してくれました。