星野学園中学校の傾向と対策
星野学園中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、第1回
受験の攻略ポイント
埼玉の共学難関校。どの科目も、標準的な問題が多い。基本事項の習得から、ある程度のレベルの内容まで、地道に努力を重ねてきたのかを問われる。
算数 | 基本~標準レベルの問題でミスをしないことが必須であり、まずは全単元の基本をしっかり身につけることが大切。 |
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国語 | 長文読解・知識問題ともに難問は少ないので、基本レベルの実力を着実につけておくことが大切。 |
社会 | 基本事項の問題が多く、一問一答でテンポよく解いていくことが求められる。一部、記述対策も必要。 |
理科 | 思考力を問う問題が大半を占めるため、様々な現象を根本から理解し、論理的に考えたり説明をしたりする練習が必要。 |
算数の攻略ポイント
和と差・割合・速さの文章題、規則性、平面・立体図形が頻出単元である。これらへの対策として、比を使った考え方、線分図・面積図・ベン図などを使った整理法、図形や数列についての公式を正しく使えるようにしておきたい。
また、例年出題される、本校独自作成の文章題への対策として、本校の過去問の文章題を初め、様々な文章題を解くと良い。
2024年度 進学(第1回)
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
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【大問1】計算、小問(文章題) | 標準 | 10分 | |
【大問2】小問(文章題、図形) | 標準 | 20分 | ★ |
【大問3】速さ | 標準 | 6分 | |
【大問4】立体図形 | 標準 | 6分 | ★ |
【大問5】倍数の利用 | 標準 | 8分 |
国語の攻略ポイント
説明的文章の読解・小説の読解という2題の構成が定型となっている。2019年度は選択肢問題のみだったが、2020年度以降では記述問題が出されている。
年度により異なることが考えられるので準備はしておこう。論説タイプの記述ではないので、読解力があれば得点できるだろう。漢字・文法・言語事項なども出題されているので手を抜かないこと。
2024年度 進学(第1回)
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問一】論説文の読解 | やや難 | 24分 | ★ |
【大問二】小説の読解 | 標準 | 18分 | |
【大問三・四】漢字・部首 | 標準 | 大問三・四 合わせて3分 | ★ |
【大問五・六】慣用句・敬語 | やや難 | 大問五・六 合わせて5分 | ★ |
理科の攻略ポイント
物理、化学、生物、地学をバランス良く学習したい。物理は実験に関する問題や計算問題、思考問題を解けるようにしたい。化学は気体・水溶液の知識を覚え、計算問題を解けるようにしておきたい。
生物は動植物の分類、つくりとはたらきについての知識を覚える必要がある。地学は気象や天体に関する現象の仕組みについて理解しておきたい。また、新聞やニュース等で取り上げられるような、時事的な内容にも目を光らせたい。
2023年度 理数選抜(第2回)
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】ものの燃焼/化学 | 標準 | 8分 | ★ |
【大問2】アサガオ/生物 | 標準 | 7分 | |
【大問3】火山/地学 | 標準 | 7分 | |
【大問4】磁石、電磁石/物理 | 標準 | 8分 | ★ |
社会の攻略ポイント
地理・歴史・政治経済分野からまんべんなく出題されるが、政治経済分野の問題数はやや少なめである。
基本事項の問題が多く、一問一答でテンポよく解いていくイメージである。
2019年度では記述問題の出題は無かったが、最新年度では出されているので記述問題集などで対策はしておきたい。
2023年度 理数選抜(第2回)
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】地理分野 | やや難 | 13分 | ★ |
【大問2】歴史分野 | 標準 | 11分 | ★ |
【大問3】政治経済分野 | 標準 | 6分 |
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学校 | 星野学園中学校 |
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偏差値 | 2023予測偏差値 ①(理数)男49/女50(四谷大塚80%)①(理数)男36/女36(サピックス80%) |
併願校 | 1月入試では開智中・西武台新座中・大宮開成中・西武文理中、2月入試では城北中・成城中・淑徳中・順天中・獨協中が多く見られる。 |
合格者 | 合格最低点を見ると、受験回により差はあるが、事前の過去問対策では最低65%はクリアしよう。出身塾別で見ると、日能研が多く、栄光ゼミナール・早稲田アカデミーが続いている。 |
進学実績 | 高校卒業後は9割近くが4年制大学へ進学している。2018年度は東京大学・東京医科歯科大学など、国公立大学・大学校に計60名が合格し、そのうち53名が現役合格。 |
その他 | 最新鋭のタブレット端末を生徒1人に1台に貸与し、学校生活の様々な場面で活用している。中3と高2で約1週間のオーストラリアへの海外修学旅行を実施し、語学力だけではなく、国際的な視野も広げている。 |
基本情報 |
所在地 〒350-0824 埼玉県川越市石原町2-71-11 最寄駅 JR埼京線(川越線)・東武東上線「川越駅」、西武新宿線「本川越駅」、西武池袋線「入間市駅」、JR高崎線「宮原駅」「熊谷駅」、JR宇都宮線「東大宮駅」よりスクールバスを運行 連絡先 ℡:049(223)2888 沿革 2000年開校。 |