（１）整数の四則計算
　（２）整数、分数、小数の四則混合計算
　（３）□を求める問題　

　いずれも標準レベルの計算問題であり、落ち着いて正答したい。

（１） 植木算　池の周りに木を植えるので、木の数＝間の数。
（２） 分配算　線分図を描いて考えること。
（３） 年齢算　これも線分図を描いて考えること。
（４） 場合の数　１０円玉の払い方は０円、１０円、２０円の３通り。５０円と１００円で払える金額は０円～３００円の７通り。問題文よりどちらも０円は除くと、３×７－１　より２０通り。
（５） ニュートン算　２５分で行列がなくなる時、１分で８人ずつ減っている。１分で４０人が列に加わっているので、１分で３か所の入り口から入った人は４８人、１つの入り口からは１６人。
（６） 食塩水の濃さ　面積図または天秤図を描いて考えること。

　　　　　割合と比、場合の数等の小問集合。場合の数、ニュートン算などは苦手にしている方も多いと思う。今回の問題も練習材料として力をつけて欲しい。

（１） 　立体図形　四角すいの体積の求め方についての説明文の穴埋め選択肢問題。
（２） 　旅人算。２人の分速の和は４００÷２より２００ｍ。分速の差は４０÷２０より２０ｍ。和差算を用いて２人の分速を求めることができる。

　　　　四角すいの体積と旅人算の２題。（２）は入試頻出。できなかった時は解法をしっかり理解しよう。

（１） 平面図形　求角問題
正五角形の１つの内角は１０８度。平行四辺形は向かい合う角の大きさが等しい。等の性質を利用。図形上の同じ長さの辺に印をつけながら解き進めよう。
（２） 平面図形　複合図形の求積
塗りつぶされた部分は、正方形の面積の３分の１にあたる。
（３）立体図形　立方体の切断
切断面を描くことができるかどうかがポイント。
切断面を描く上での基本は　①同じ面にある２点を結ぶ　②向かい合う面には平行線を引く
切断された２つの立体を合わせると、底面が面積１８㎠の直角三角形で高さが１２ｃｍの三角すいになる。
　　　　
　　　図形分野の小問集合。（３）の立体図形の切断問題は、得意・不得意が分かれる。
　　　今後の入試でも同様の出題があり得るので、苦手な人は切断面を描く練習や求積の練習をしっかり行いたい。

（１） ９分間で水そうＡが満水になった。水そうＡの容積は３０×３０×３０より、２７０００㎤＝２７Ｌ
２７÷９　より毎分３Ｌ
（２） ４．５分間で水そうＡの深さが１０ｃｍ減った。３０×３０×１０÷４．５より、１分間に２０００㎤＝２Ｌ出している。
（３） じゃ口①、じゃ口②の両方を開くと、１分で１Ｌずつ増加する。９÷１＋２０　より、２９分。
（４）１３．５分から２０分までの６．５分間につぃて考える。途中までは１分間に２Ｌずつ減り、じゃ口①を再び開けた以降は１Ｌずつ増える。６．５分を１：２に配分すると、再び①を開けたのは、１３．５分後から考えて２分１０秒後。
　
　　　　　水量変化とグラフについての出題。グラフの読み取り問題は本校頻出。水そうの中に水そうがあり、じゃ口が２つあるというやや複雑な条件。グラフの変化点で何が起こったのかを考えることがポイントとなる。
　　　　　グラフの読み取り問題は今後も出題される可能性が高いので、苦手な方は問題集等を使って練習を十分に行って欲しい。