整数・小数・分数の四則演算が４題、特殊算・図形等の独立小問が11題、大問が2題の構成でここ数年と同様であった。
旅人算、立体図形、平面図形、売買損益算、数の性質など幅広い単元から出題されている。

毎年、小説と論説文の２題の読解問題が出題されている。いわゆる「ことばの知識」の問題はほとんど出題が無い。
漢字の読み書きが各大問の最後にまとめられているのも、あまり見ない形式である。過去問で慣れておこう。

物理・化学・生物・地学の各分野から、大問7題の出題であった。
化学分野では「ものの溶け方」「水溶液の判別」、物理分野では「電流と磁界」「音」、生物分野では「ナラ枯れ」「インゲンマメの呼吸と光合成」、地学分野では「流れる水の働き」がテーマであった。

歴史・地理が同程度、政治経済がやや少なめの分量で出題されている。歴史は各時代から幅広く、地理はひとつのテーマについてやや詳しく訊かれる傾向がある。