立教新座中学校の傾向と対策
本年度:2023年度 第1回
本年度 | 一昨年度 | 一昨年比 | |
---|---|---|---|
サピックス | 51 | 52 | -1 |
日能研 | 60 | 60 | ±0 |
四谷大塚 | 59 | 60 | -1 |
首都圏模試 | 71 | 70 | +1 |
※サピックス偏差値・日能研偏差値・四谷大塚偏差値・首都圏模試偏差値は各社公表の数値から合格可能性80%を記載。あくまでも比較検討の目安としてお役立てください。
立教新座中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、第1回
受験の攻略ポイント
立教系列の男子校。科目によって難易度の差があるため、標準的な問題が解けるということは最低条件として、立教新座の傾向に合わせた対策をしっかりしておこう。
算数 | 中~高程度の難易度を持つ問題に多く触れ、ねばり強く問題を解く力を身につける必要あり。 |
---|---|
国語 | 難解な設問も含まれるが、基礎的な設問が多くを占めるため、ケアレスミスをしないことが必須。 |
社会 | 地理・歴史・政治経済の3分野から偏り無く出題される。試験時間が少ないので、解く速さは必須。 |
理科 | 典型的な問題が多いため、4分野(物理・化学・生物・地学)偏りなく知識を吸収することが大事。 |
算数の攻略ポイント
和と差・割合(比)・速さに関する文章題と図形題を強化しておきたい。文章題では、比を使った考え方、線分図・面積図・ベン図、表の描き方を整理しておきたい。
図形は平面・立体ともに標準程度の問題を確実に解けるように練習しておきたい。また、整数や条件整理に関する問題も頻出であるから併せて対策しておきたい。
2024年度 第1回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】計算、小問 | 標準 | 16分 | ★ |
【大問2】平面図形と比 | 標準 | 8分 | |
【大問3】割合と比、鶴亀算 | 標準 | 8分 | ★ |
【大問4】場合の数 | 標準 | 9分 | ★ |
【大問5】立体図形-くりぬき | やや難 | 9分 |
国語の攻略ポイント
物語文1問と説明的文章1問の計2問の長文読解を中心に構成されている。素材文の字数は7000~9000字ほど。過去には10000字を超える年度もあった。
文章量が多いため書き抜き問題の難度が上がる傾向があり、長文での練習を積んでおきたい。年度により難しさにばらつきもあるので、なるべく多くの過去問で試験の特徴に慣れておくことが大事である。
2024年度 第1回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問一】論説文の読解 | 標準 | 24分 | ★ |
【大問二】小説の読解 | やや難 | 26分 | ★ |
理科の攻略ポイント
大問が4題で、昨年同様に地学・生物・物理の3分野から出題され、化学分野からの出題はなかった。出題テーマは「動物の呼吸」「湿度と熱の伝わり方」「地震のゆれの伝わり方」「光の性質」であった。
本校受験者は特定の分野だけにこだわることなく、すべての単元の基本をしっかり身につけよう。その上で、長めのリード文や会話文を読んで答える問題や、実験・観察の結果から考察するタイプの問題演習にも時間をかけたい。
2024年度 第1回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】生物 動物の呼吸 | 標準 | 7分 | ★ |
【大問2】地学・物理 湿度・熱の伝わり方 | 標準 | 7分 | ★ |
【大問3】地学 地震の揺れの伝わり方 | やや難 | 8分 | |
【大問4】物理 光の性質 | 標準 | 8分 |
社会の攻略ポイント
地理・歴史・政治経済の3分野から偏り無く出題されている。分量も3分野ほぼ同じである。用語記入の問題が多いが、記号選択が多い年度もあった。
最近、統計や地図を用いた問題や1~2行の短文記述が復活したが、2021年度では出されず、2023年度以降ではまた出されており、年度により異なる。日本地図を良く頭にいれておくとしっかり答えられる問題が多いので、学習の際に地図帳はぜひ活用したい。
2024年度 第1回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】地理分野 | 標準 | 10分 | ★ |
【大問2】歴史分野 | やや難 | 12分 | ★ |
【大問3】政治経済分野 | 標準 | 8分 |
立教新座中学校合格者の声
リーダーズブレインのプロ家庭教師は、お子さまのレベルやご希望にあわせて指導します。プロならではのノウハウでさまざまな課題を解決して志望校合格に導いてきました。
結果的に、受験した学校は全て合格させていただきました。親の目から見ても、みるみると力を付けていくのが解り、過去問の点数もどんどん良くなりました。何よりも、子供の性格を理解し、それに応じた勉強をしていただいた事に感謝しております。
プロ家庭教師が合格をサポート
中学受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの中学受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の中学受験専門プロ家庭教師です。
プロ教師対談インタビュー『中学受験生を伸ばすポイントは?』
豊富な経験から「合格までの最短距離」をプロ教師陣が語り合います。
伸びる受験生はどうしているのか?家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か?勉強のサポートの仕方から親子の関係性など・・・ぜひ参考にしてください。
学校 | 立教新座中学校 |
---|---|
偏差値 | 2023予測偏差値 ①59(四谷大塚80%)①51(サピックス80%) |
併願校 |
早稲田実業中・早稲田中・武蔵中・市川中・早稲田大学高等学院中・本郷中・桐朋中が多く見られる。 *入試日程の変更にご注意ください |
合格者 | 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低50%はクリアしよう。出身塾別で見ると、四谷大塚が多く、日能研・早稲田アカデミー・サピックスが続いている。 |
進学実績 | 約80%の生徒が立教大学へ推薦で進学している。また、東大・東工大を始めとした国立大学に5%、早稲田大・慶應義塾大・上智大に20%、MARCHに15%が合格している。 |
その他 | キリスト教に基づいた教育を行っている男子校。大学受験に対応する他大学進学クラスが高2から設置されている。 |
基本情報 |
所在地 〒352-8523 埼玉県新座市北野1-2-25 最寄駅 東武東上線「志木」徒歩12分・JR「新座」徒歩25分(スクールバスあり) 連絡先 ℡:048-471-2323 沿革 平成12年開校。 |