(1)は計算問題。絶対に落とせない。

(2)は数の性質の問題。基本的な問題なので、時間をかけずに答えたい。

(3)は仕事算。迷うような問題ではない。

長方形を操作して新たな長方形を作る問題。操作するごとに、縦の長さは半分、横の長さは2倍になる。

(1)では、操作を7回行ったときに正方形になるような長方形の縦と横の長さの比を求める。

(2)では、8回目の操作後に初めて周の長さが奇数になる場合を考える。ア÷128が奇数であればよいことに気づくことがポイント。

(3)は、操作前と操作後の周の長さを比較する問題で、4回操作するまでは、周の長さが減少しつづけて、5回目の操作で周の長さが増加する条件を考える。
「縦の長さの減少分」と「横の長さの増加分」のどちらが大きいかを考えるとよい。

立方体を転がしていく問題。

(1)では、1回転がしたときに正方形ABFEが通る部分の体積を求める。横から見たときの図を書くと解きやすい。

(2)では、4回転がしたときの立方体の頂点の位置について答える。図を書いて調べてみればよい。

(3)では、4回転がしたときに直線FGが通る部分の体積を求める。(1)と同様の処理を行えばよい。

聖さん、光さん、学さんの3人による旅人算。聖さんは周期的に速さを変える設定になっている。聖さんが出発してから9分後以降は、12分を1つの周期として考えるとよい。

(1)は、聖さんの移動の様子をグラフに図示する問題。移動方法は問題文に書いてあるので、難なく解くことができる。

(2)では。聖さんが光さんよりも前方にいる時間の合計を求める。どの周期が始まるときも、聖さんは光さんの75m後方にいるので、周期算の考え方が利用できる。

(3)では、学さんが聖さんとすれ違ってから光さんとすれ違う条件を考える。計算がやや面倒で、答えがきれいな数字ではないため、不安に感じやすい。

データから読み取れることを、選択肢の中から選ぶ問題。

(1)は売り上げを表すグラフから、売り上げの増減の割合を考える問題。難しい問題ではないが、油断すると間違える可能性があるので注意したい。

(2)は(1)の逆で、売り上げの増減の割合を表すグラフから、売り上げ量を考える。1月の売り上げを100としたときの、各月の売り上げをきちんと計算した方がよい。

(3)は正しい選択肢をすべて選ぶ問題。この問題も慎重に取り組むこと。

(4)は、正しい選択肢を2つ選ぶ問題。答えが2つと分かっているので消去法で選ぶこともできる。②～④の正誤を先に考えると（②が誤っていることは厳密に計算しなくてもわかるはず）、①を厳密に計算しなくても済む。

(5)は正しい選択肢をすべて選ぶ問題。きちんと計算しないと判断できない。