（１）光の性質に関する問い。光ファイバーは光の反射の性質を使用したものである。

（２）カマキリとコオロギは卵で、ギンヤンマは幼虫で、モンシロチョウはサナギで冬を越す。

（３）透明で濃さが均一な炭酸水と砂糖水が水溶液と言える。

（４）猛暑日は最高気温が３５℃以上の日、熱帯夜は夜間の最低気温が２５℃以上の夜のことである。

（５）時事問題。信州大学の研究チームが北アルプスと中央アルプスで発見したのは、マツタケの仲間である新種のキノコ。

各分野からの小問集合。例年、時事問題も含まれる。今後も時事問題が出題される可能性が高く、対策が必要である。（１）～（４）は基本知識であり、正答したい。

（１）地球の自転も公転も北極側から見ると反時計回りである。

（２）２４時間で３６０度自転するので、１時間に１５度動いて見える。

（３）午後６時ごろ南中するのは上弦の月。月は地球のまわりを約２７．３日で公転し、月の満ち欠けの周期は約２９．５日。地球から月を毎日同じ時間に見ると、１日で約１２度西から東へ移動して見える。

（４）地球は１日で約１度公転している。地球が１度自転するのに約４分かかるので、同じ星が南中する時間は１日で約４分ずつ早くなる。

地球の自転と公転、地球から見る天体の動きについての出題。いずれも基本的な内容であり、正答したい。ここで間違えた場合は、天体の学習全般の復習に時間をかけたい。天体の学習については、単なる丸暗記ではなく、地球の動き・月の動きをしっかり理解すること。

（１）Ｘ液５０ｇに１．２ｇの水酸化ナトリウムが溶けているので、１．２÷５０×１００より、四捨五入して２％。

（２）表の数値をグラフに示す問題。
表より、Ｘ：Ｙ＝５：４で中和するので、Ｘが７５㎤のとき、Ｙが６０㎤で中和する。

（３）表のデータおよびグラフより、１．３５＋０．１５×０．６　より１．４４ｇ。

（４）Ｘ液６０㎤とＹ液４８㎤で中和し、Ｙ液１２㎤があまる。中和でできる固体（食塩）は、１．８×１．２　より２．１６ｇ。あまったＢ液（塩酸）に溶けているのは塩化水素なので、固体は含まれていない。

塩酸と水酸化ナトリウム水溶液による中和反応についての出題。中和の出題としては標準的な典型題。間違えた場合は、テキストや問題集を使って計算練習を行って欲しい。

（１）カブトムシの胸の位置を図に描く問題。昆虫のあしは６本胸についている。

（２）カブトムシの角はオスだけについている。

（３）カブトムシクヌギやコナラの樹液をえさにしている。

（４）記述問題。カブトムシの幼虫は腐葉土をえさにしている。

カブトムシの生態についての出題。基本的な知識問題であり、いずれの問いにも正答したい。

（１）１．０×２　より　２．０ｍ。

（２）等速で進んだときの時間と進んだ距離の関係を表すグラフを選択する問題。

（３）実験の結果より、高さが４倍⇒速さが２倍　高さが９倍⇒速さが３倍　の関係が読み取れる。高さを２０ｃｍから８０ｃｍと４倍にしたので、速さは２．０×２　より４．０ｍ/秒　となる。

（４）問題文の説明より、①における平均の速さは、１．４÷２より、０．７ｍ/秒。従って、移動にかかる時間は、１０÷０．７　より四捨五入して、１４秒間。

（５）５ｍは２０ｃｍの２５倍であることを利用。高さが２５倍なので、水平面に達した時の速さは２．０×５より１０ｍ/秒。移動中の平均の速さは５.０ｍ/秒になるので、台車が地面に着くまでの時間は、１０÷５．０　より、２秒となる。

台車の運動に関する出題。実験結果および問題文に書かれて内容の読み取りがポイントとなる。