計算問題を含む独立小問が2題、大問が6題で、近年は同じ問題構成が続いている。出題内容は、速さと比、立体図形、図形の移動、周期算、規則性に関する問題等で、幅広い単元から出題されている。

漢字・小説の読解・論説文の読解の大問３つの構成が定型となっている。漢字や記述など、本校の個性が現れた問題になっているので、過去問でよく見て慣れておくことが重要である。小説の素材文の選択にも特徴があり、今後もこの傾向が続くのかが注目される。

大問が4題、物理・化学・生物・地学の4分野から出題された。化学分野では「環境問題・燃焼」、物理分野では「力のつり合い」、生物分野では「動物の分類・食物連鎖」、地学分野では「地震」がテーマであった。

歴史・地理・政治経済と各分野がほぼ均等に出題されている。地理分野において特に、グラフ・統計・地図などの資料が多く使われる点や地図の読み取りがよく出されている点など、傾向に注意して過去問で慣れておきたい。