①　枚挙　　②　系統　　③　清潔　　④　討論　　⑤　補(う)  ⑥　ていちょう　　⑦　けいだい　　⑧　つど　　⑨　しゃそう　　⑩　こ

問一　①　ア. 「中学生活」は「物＝物体」ではない。
　　　②　ウ. この「みる」は補助動詞で「ためしにする・とにかくする」の意味で、「見る」とは書かない。
問二　①　「日々」であるからそんなに大きな幸せではなく、「ささやか」である。
　　　②　こどもの成長に望むのは心身ともに健康であること＝「すこやか」であろう。

赤ちゃんの体調不良の際の対応についての説明の理解を問われている。
問一　夜に病院へ行くことが赤ちゃんの「負担」になることも考えられる、と指摘されている。
問二　示された樹形図では上部ほど重病の可能性が高くなっているので、２には「ぐったり」、３には「元気」が入る。

書店での一冊の図鑑をめぐる物語が語られる。
問一　漢字で書くと「高嶺(たかね)の花」。「高嶺」は文中にある通り「高い山頂」という意味。
問二　(１) 道二郎少年にとって、生きがいとも言える図鑑の立ち読みができなくなってしまったという「絶望」である。
　　　(２) おそらく棚の上段の図鑑は新品で、それまで道二郎少年が立ち読みしていた一冊を見本という扱いにしてくれたのだと思われる。自分がその図鑑をどれほど好きかを理解して、そのような対応をしてくれた店員さんへの感謝と、その気遣いに感動を覚えているのである。
問三　なつが自らも本が好きで、戦争で苦労しながらも町の人のために本屋を開いたという話を聞いて、「ひたむきさ・誠実さ」を感じたのだと考えられる。
問四　Ａ. 十五歳で就職して五年で解雇され、故郷に戻った場面であるから二十歳である。Ｂ. 思い出を語っている現在の道二郎である。
Ｃ. Ａの時点と同じである。
問五　子ども時代に書店で出会って夢中になり毎日のように通って目を通し、中学生になっても通い続けた。そして二十歳で故郷に帰ってきてまだその同じ見本が置いてあることを知り、驚くと同時に感動で震えている。
問六　ア. 「挫折を乗り越えていく過程」は書かれていないし、道二郎の告白が主なので「客観的」でもない。

一人でいる時間が主体的で創造的な生活へのきっかけとなり、そのためには深くつきあえ

る親密な相手をもつことが大切であると述べられている。

問一　Ａ. 外的刺激の一例として、読書が挙げられているので「たとえば」。

　　　Ｂ. 前段落で外的刺激にばかり反応するスタイルを説明し、「しかし」自分の世界に沈潜するには…と逆を薦めている。

問二　続く数段落で、「退屈でしかたがないといった状況」で「心の声」が聞こえてくるようになり、それが「主体的で創造的な生活へと転換するきっかけ(二十字)」を与えてくれる(得られる)、と述べられている。

問三　「一人でいられない」ということは「外的刺激に反応するスタイル」ということで、そんな受身の過ごし方をしていたら「自分を見失ってしまう」と少し前に書かれており、それが「弊害」に当たると読める。

問四　Ｃ. たいていは好意的反応が返ってくるが、万一「否定的」な反応だった場合には、と逆を想定している。

　　　Ｄ. 受身で期待しているだけではなく、「能動的」な心の構えが必要である。

問五　結論として最初に「深くつきあえる親密な相手をもつこと」が大切であると述べている。そしてそのために必要なこととして、「勇気を出してホンネをさらけ出すこと(自己開示)」と「能動的に相手の気持ちを受け止める心構え」の二点を挙げているので、以上の三点をまとめればよい。