桐朋中学校の傾向と対策
本年度:2023年度 2回
本年度 | 一昨年度 | 一昨年比 | |
---|---|---|---|
サピックス |
53 |
55 |
-2 |
日能研 |
61 |
62 |
-1 |
四谷大塚 | 60 | 61 | -1 |
首都圏模試 |
71 |
72 | -1 |
※サピックス偏差値・日能研偏差値・四谷大塚偏差値・首都圏模試偏差値は各社公表の数値から合格可能性80%を記載。あくまでも比較検討の目安としてお役立てください。
桐朋中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。※問題は第2回
受験の攻略ポイント
東京の男子難関校。どの科目も標準的な問題が多い。基本事項をしっかり習得した上で、桐朋の入試傾向や難易度に合わせた問題を多くこなして慣れておこう。
算数 | 出題分野や難易度に偏りあり。調べるタイプの問題を除けば基本的な問題が多いため、ミスをしないことが必須。 |
---|---|
国語 | 特に「字数指定のない記述問題」の対策が必須。「漢字問題」は絶対に落とさないことが重要。 |
社会 | 毎年テストの出題形式が同じパターンなので、しっかり慣れておく必要あり。 |
理科 | 実験観察・データの読み取り問題以外の部分を、まずは確実に得点することが重要。 |
算数の攻略ポイント
本校では、出題分野にやや偏りが見られる。よく出題される分野は、割合、速さ、平面図形、数の性質である。その他の分野も出題されるが、調べるタイプの問題を除けば、基本的な問題であることが多い。なお、数の性質については高難度の問題も見られる。
2024年度 第2回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】計算問題 | 易 | 2分 | |
【大問2】一行問題 | 易 | 4分 | |
【大問3】速さ | 標準 | 6分 | ★ |
【大問4】立体図形 | 標準 | 7分 | ★ |
【大問5】平面図形 | やや難 | 6分 | |
【大問6】数の性質 規則性 | やや難 | 12分 | |
【大問7】数の性質 | 難 | 13分 |
国語の攻略ポイント
漢字・記号選択・書き抜き・記述と形式はオーソドックスである。難易度としては部分的に難しい問題も見られるが、基本レベルの質問も多い。
2022年出されなかった4行ほどの長文記述が2023年度からまた出されている。40~50字の記述式問題も数問出されており、やはり難題である。書く要素を整理し、うまく字数にまとめる技術が必要である。過去問・類似問題で十分に慣れておかなければならない。
2024年度 第2回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問一】小説の読解 | 標準 | 25分 | |
【大問二】随筆文の読解 | やや難 | 25分 | ★ |
理科の攻略ポイント
化学・物理・地学・生物の4分野からそれぞれ大問1題ずつの出題であった。物理分野では「ばねの伸びと浮力」、化学分野からは「水の電気分解」、生物分野からは「ウンカの生態」、地学分野から「大陸移動説・プレートと火山」に関して出題された。
近年の出題を見ると、力のつり合いなど出題頻度の高い単元もあるが、特定の分野だけにこだわることなく、すべての単元の基本をしっかり身につけた上で、応用的な内容にも取り組んで欲しい。
2024年度 第2回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】 物理 ばねの伸びと浮力 | 標準 | 7分 | ★ |
【大問2】 化学 水の電気分解 | 標準 | 7分 | ★ |
【大問3】 生物 ウンカの生態 | やや難 | 8分 | |
【大問4】 地学 プレートと火山 | 標準 | 8分 |
社会の攻略ポイント
例年通り3分野から偏り無く出題されている。2024年度は政治経済分野がやや少なめであった。
用語記入と記号選択が大半で2問の記述式が含まれるなど、形式についてもこれまでと変更は無い。
地図や雨温図などの資料を使った問題も見られる。
問題の難易度にも大きな変化はないようなので、過去問をよく研究してイメージをつかんでおきたい。
2024年度 第2回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】歴史分野 | 標準 | 12分 | ★ |
【大問2】地理分野 | やや難 | 10分 | ★ |
【大問3】政治経済分野 | 標準 | 8分 |
桐朋中学校合格者の声
リーダーズブレインのプロ家庭教師は、お子さまのレベルやご希望にあわせて指導します。プロならではのノウハウでさまざまな課題を解決して志望校合格に導いてきました。
とても落ち着いていて説明も分かりやすく、子供も先生を信頼していたようでした。
受験直前まで、どのような学習を優先すべきかなど志望校に沿ったアドバイスをいただけてとても頼もしかったです。
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プロ教師対談インタビュー『中学受験生を伸ばすポイントは?』
豊富な経験から「合格までの最短距離」をプロ教師陣が語り合います。
伸びる受験生はどうしているのか?家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か?勉強のサポートの仕方から親子の関係性など・・・ぜひ参考にしてください。
学校 | 桐朋中学校 |
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偏差値 | 2023予測偏差値 ➁60(四谷大塚80%) ② 53(サピックス80%) |
併願校 |
早稲田中・海城中・慶応中等部・芝中・が多く見られる。 *入試日程の変更にご注意ください |
合格者 | 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低65%はクリアしよう。出身塾別で見ると、サピックスが多く、四谷大塚・日能研・早稲田アカデミーが続いている。 |
進学実績 | 東大・東工大・一橋大を始めとした国立大に4割、早稲田大・慶應義塾大・上智大に8割、MARCHに9割以上が合格している。また、毎年卒業生の5割程度が上記大学の進学を目指して大学進学浪人を選択している。 |
その他 | 自由な校風で、禁止事項を定めた校則はほとんどない。自由で自主性を尊重する校風である。 |
基本情報 |
所在地 〒186-0004 東京都国立市中3-1-10 最寄駅 JR「国立駅」/「谷保駅」徒歩15分またはバス「桐朋前」 連絡先 ℡:042-577-2171 沿革 昭和16年設立。 |