問１　ニクロム線の長さと電気抵抗は比例し、電気抵抗と電流の大きさ（検流計の示す値）反比例の関係にある。

問２　３０ｃｍのニクロム線２本を並列につないでいるので、検流計の値は等しくなる。

問３　並列につながったニクロム線に流れた電流が合流したあと検流計③に流れるので、検流計③の値は検流計①の値の２倍になる。

問４　３０ｃｍのニクロム線２本を直列につないだときの電気抵抗は、６０ｃｍのニクロム線の電気抵抗と同じになる。従って検流計①に流れる電流を１とすると、検流計２に流れる電流は２になる。

問５　検流計①に流れる電流と検流計②に流れる電流の和になるので1＋２＝３

問６　３０ｃｍのニクロム線の抵抗を１とすると、６０ｃｍのニクロム線の抵抗は２、これを並列につないだときの抵抗は１に、直列につないだときの抵抗は４となる。
　
ニクロム線長さと抵抗についておよびニクロム線を直列、並列につないだ時の電流に関する出題。
すべて標準的な内容で、確実に正答したい。
ここで正答できなかった方は、まずは直列回路と並列回路における豆電球の明るさの考え方を復習し、ニクロム線（電熱線）の長さや太さと電気抵抗の関係についても復習して欲しい。

問１　（１）空気よりも水に溶けやすい気体は、アンモニアと二酸化炭素の２つ。

　　　（２）水に溶けるとアルカリ性になるものは、アンモニア。

問２　塩酸を薄める操作においては、用意した水に塩酸を少しずつ加える。また、濃さの計算は体積ではなく、重さで行う。

問３　（１）マグネシウムに塩酸を加えると水素が発生し、石灰石に塩酸を加えると二酸化炭素が発生する。

　　　（２）マグネシウム１ｇをすべて溶かしたときに発生する水素と、石灰石１ｇをすべて溶かしたときに発生する二酸化炭素を求めた上で、つるかめ算を用いて求める。

問２の選択肢問題はやや悩む可能性があるが、しっかり理解すること。
問３は気体の発生に関する問題で度々登場するつるかめ算を用いる問題だが、計算がやや複雑なので、落ち着いて取り組んで欲しい。

問１　花粉を作るのはおしべのやく、みつを分泌するのはみつせん、花粉を受け取るのはめしべの柱頭、受精が行われるのは子房の中の胚珠。受粉と受精の違いに注意すること。

問２　ミツバチなど昆虫がにおいを感じる器官は触覚である。

問３　球根なのか根や茎がふくらんだものなのかの違いに注意。

問４　「キバナノアマナ」というあまり有名ではない植物に関する出題ではあるが、グラフを読み取ることさえできれば十分に正答可能。

問５　問４同様に落ち着いてグラフを読み取ること。

問６　記述問題。1番花を訪れることが多いことにより、より多くのみつや花粉を集め
　　　ることができる。

問７　「キバナノアマナ」に関する選択問題。問題文に書かれた説明をしっかり読むこと。

植物の花のつくりなど知識だけで解ける問題に関しては確実に正答したい。正答できなかった場合は、知識の整理をしっかり行って欲しい。
後半は問題文やグラフをしっかり読み取れるかがポイント。

問１　周囲より標高の高い「尾根」に対して、標高の低い場所は「谷」。

問２　しみ込んだ水により斜面の土砂は重くなり、その下の層とのすきまにたまった水が上の層を滑りやすくさせる。

問３　記述問題。扇状地には粒の大きなれきや砂の層が積もるため、水はけがよく、水田には向かない。

問４　上流に比べると、中流の川原にある石はつぶが小さく丸い。

問５　グラフの読み取り問題。グラフより川の流れは毎秒８ｃｍと毎秒１６ｃｍの間であることがわかる。

川の流れに関する標準的な出題。問題文やグラフの読み取りも落ち着いて行って欲しい。